新年会とは?知っておくべき由来や社会人としてのマナー

2019/12/26

2019/12/20

忘年会が終わったと思ったら、年が明けてすぐに新年会!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そもそも新年会とは、いつから始まった行事なのか、その由来をご存知ですか?

今回は、新年会の豆知識と社会人として新年会に出席する際に気をつけるべき4つのマナーを紹介します。また、新年会の幹事を任された方が開催までに準備しておく3つの項目も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

新年会とは?いつから始まったの?

新年会とは、字のとおり「新しい年を祝う会」です。

職場やサークル、地域のコミュニティや親しい友人など、さまざまなグループで新年会を行う方も多いのではないでしょうか?

親しい友人との新年会の場合、「今年も1年よろしく」という新年の挨拶をする目的もありますが、ほとんどはただ飲んで食べて楽しむことが目的かと思います。

一方、職場の新年会の場合には、

  • 新年を迎えて、さらなる会社の発展を祝う
  • 今年の目標を掲げ、社員同士の意思疎通を図る
  • 社員のモチベーション向上を図る
  • 社内の親睦を図る

といった意味もあります。

新年会を行うことで、正月休みで緩んだ気持ちを仕事モードに切り替えることができますので、会社の行事のひとつとして新年会を行っているケースも多いようです。

今では年初めに新年会を行うのが当たり前となっていますが、そもそも新年会が始まったのはいつからなのでしょうか?

実は新年会は江戸時代の頃からすでに行われていたと言われています。

もともとは「新年宴会」と呼ばれる儀式が始まりで、天皇が豊明殿に出御し、皇族や内外高官、外国使臣などを招いて宴を催しました。この新年宴会をまねて、民間にも新年に集まる慣習が広まったとされています。

新年会はいつまでに行えばOK?

いつまでに新年会を行わなければならないという決まりはありませんが、一般的に新年会は、1月中に行うケースが多いです。

特に会社の新年会には、新年の挨拶や今年も頑張りましょう!と結束を高める目的もありますので、年が明けてあまり日が経ってしまうと気持ちも薄れてしまいますからね。

しかし、どの会社も同じような時期に新年会をやろうと考えますので、希望の日程にお店の予約が取れない可能性もあるでしょう。

1月中に行うことが望ましいですが、旧正月までに新年会を開いておけばいいともいわれていますので、遅くても2月上旬くらいを目安に開催すれば問題ないでしょう。

ただし、旧正月の日にちは毎年1月21日頃~2月20日頃のあいだで変わりますので、注意してください。ちなみに2020年の旧正月は1月25日です。

社会人としての基礎知識!新年会の4つのマナー

特別な理由がないかぎり参加するのがマナー

会社の新年会は、先ほども説明したとおり、会社全体の目標を掲げ、社員同士の意思疎通を図るといった意味合いもあります。そのため、面倒だからといってむやみに断ることはマナー違反です。

喪中期間はお祝いごとを自粛するのが一般的ですが、ビジネスとプライベートは別といった考え方もありますので、必要に応じて判断しましょう。

遅刻はしない

新年会にかぎった話ではありませんが、遅刻は厳禁です。

必ず新年会の開始時間と開催場所を確認しておきましょう。

職場の近くで新年会を行うのであればいいですが、電車を乗り継いで移動する場合では、あらかじめ移動時間を調べておき、逆算して会社を出る時間を決めておけば安心です。

新人は下座に座る

会社によっては、座席の順序を気にする方もいます。

あなたが新人であれば、出入り口の一番近くの下座に座るようにしましょう。

下座は店員に注文したり、お皿の受け取りをしたりしやすい位置になります。

会場に早めに着いてしまい、どこに座ったらいいのか迷う場合には、下座に座っておけば問題ないでしょう。

気配りを忘れずに

大人数で行う新年会の場合、料理が大皿で運ばれてくることが多いでしょう。

自分の近くに大皿がきたら、周りの人の分を取り分けてあげましょう。

また、グラスの飲み物が少なくなっている人がいたら、お酌をしたり次の注文を確認したりと、気配りが大切です。

新年会の幹事になったら?やるべき3つのこと

(1)新年会の会場選び

インターネットで簡単にお店を検索することができますので、候補日や開催場所、参加人数や予算を決めて、いくつか候補のお店をピックアップしましょう。

口コミだけではなかなかお店の雰囲気はわかりませんので、事前に下見をしておくことをおすすめします。

料理の量や飲み物のメニューなどを確認しておき、参加者の好みに合わせたお店選びをすることで、幹事としての信頼度もアップします。

いつもと違った新年会にしたい方におすすめの会場

いつもの居酒屋で行うのもいいですが、せっかく新年を祝う会ですので、いつもとは違った会場で気持ちを新たに今年1年をスタートするのもたまにはいいのではないでしょうか?

パーティハンターではエリア・イベント・人数の条件で会場探しができますが、宴会のテーマ別に会場の特集をしています。

船上パーティーや宿泊付き会場、テレビなどで目にしたことのある会場など、趣向を変えた新年会にしてみるのはいかかでしょうか。

会場探しならパーティハンター!

(2)案内状を送る

新年会の会場が決まったら、新年会の案内状を送付しましょう。

案内状には、新年会をお知らせする目的と出欠を確認する目的がありますので、遅くても開催の2週間前までには案内を送るようにしましょう。

会社の新年会の場合には、メールや回覧、掲示物などで案内するケースが一般的です。

具体的な案内文については、こちらの記事で紹介していますので、ご参照ください。

新年会での案内文の書き方とは?社内・社外向け文例を紹介

(3)新年会当日の余興準備

飲んで食べて楽しむだけでも十分盛り上がりますが、ちょっとしたゲームを用意しておくことで、意外な一面を見ることができたり、親睦を深められたりと、会社の人とさらに交流できるチャンスです。

ビンゴゲームなど定番ゲームから、特に準備がいらない簡単にできるゲームまで、7つの宴会ゲームを紹介していますので、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。

宴会ゲームで会社の人ともっと仲良く。すぐできて盛り上がれるゲーム集

まとめ

新しい年を祝う新年会は、実は江戸時代から続く由緒ある行事です。

特に会社の新年会は、経営陣から会社の目標や抱負などの話がある場合がほとんどですので、積極的に参加するようにしましょう。

なお、紹介したマナーはどれも一般的なマナーですが、知っておくことで新年会に安心して臨むことができますので、意識して参加してみてください。