内定式参加までにしておくべき準備・当日必要な持ち物を解説

2023/9/26

2023/09/26

内定式の案内が企業から届いたら、当日までに準備をしておきましょう。今回の記事では、内定式までにしておくべき準備や当日の持ち物について解説しています。また、内定式を欠席する場合や内定を辞退するマナーについても解説しています。内定式に向けて準備をしておくことで、当日安心して参加できるでしょう。

内定式当日までにしておく5つの準備

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内定式当日は、自己紹介や内定証書授与などのイベントがあります。初めてのビジネスの場で緊張すると、思ったように喋られなかったり、動きがぎごちなくなったりしてしまうでしょう。事前に準備をすることで、自信になり緊張の緩和に繋がります。

【内定式当日までにしておく5つの準備】
  • 自己紹介や挨拶を考える
  • 企業の情報を確認する
  • 服装や髪型のマナーを確認する
  • 集合場所や時間を確認する
  • 内定証書の受け取り方やビジネスマナーを確認する

自己紹介や挨拶を確認する

内定式では、内定者が自己紹介と挨拶をするシーンがあります。当日スムーズに自己紹介を行えるように、事前に何を話すか決めておきましょう。

出身地や特技、学生時代に取り組んだことなどを盛り込んだ自己紹介をすると、印象に残りやすいです。内定者がひとりひとり自己紹介をする場合、持ち時間が限られている可能性が高いです。1分ほどで終わるような自己紹介と挨拶を考えておきましょう。

内定式での自己紹介や挨拶のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。

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企業の情報を確認する

就職活動中に、企業の情報を調べた方がほとんどでしょう。しかし、内定式で受ける説明の内容を理解しやすくするために、再度企業の情報を確認しておくと良いです。

また、内定式前に再度企業について調べて興味が深まることで、入社に対するモチベーションが高まるでしょう。

服装や髪型のマナーを確認する

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内定式の場合、リクルートスーツで参加する方がほとんどです。リクルートスーツ以外の場合は、黒や紺の落ち着いた色のビジネススーツを選びましょう。内定式の会場が駅から遠い場合、靴擦れしてしまう可能性があります。内定式当日までに、靴を履きならしておくと安心です。

髪の毛は伸びっぱなしにせず、内定式の前に整えておきましょう。爽やかな印象を与えるために、前髪は目にかからないように切っておくと良いです。ロングヘアの場合は、ポニーテールやハーフアップでまとめましょう。髭が生えている場合はできるだけ剃り、整えます。

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集合場所や時間を確認する

内定式の前日までに企業からの案内を見返して、集合場所や時間を確認しましょう。駅から会場までの時間を考慮して、電車やバスの時間を決めます。内定式の開始時間15分前を目安に、会場に着く時間を設定します。

また、当日会場での受付時間が決まっている場合があるため、事前に確認確認しておきましょう。

ビジネスマナーを確認する

内定式は、ビジネスの場です。最低限のビジネスマナーを勉強し、社会人としての意識をもって参加しましょう。また、内定証書の受け取りでは多くの参加者に注目されるため、立ち振る舞いが重要です。姿勢に注意して、内定証書を両手で受け取りお辞儀をしましょう。

内定式に必要な持ち物

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内定式の案内に記載されている必要な持ち物を、最初に準備しましょう。

【内定式の主な持ち物の例】
  • 内定承諾書
  • 成績証明書
  • 卒業見込み証明書
【内定式で持っておくと便利なもの】
  • 筆記用具・メモ帳
  • 印鑑
  • ファイル

筆記用具やメモ帳は、今後提出が必要な書類や期限の説明を記入する際に便利です。当日、交通費の清算のような手続きが必要な場合は、印鑑を忘れずに持っていきましょう。また、内定式で書類を受け取るケースがあるため、A4サイズのファイルを持って行くと便利です。

内定式を欠席する場合のマナー

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どうしても休めない授業や冠婚葬祭などの事情で内定式を欠席する場合、連絡を取っている企業の担当者に電話で連絡をしましょう。できるだけ早く、欠席が確定した時に連絡します。電話では、欠席の理由をきちんと伝えることがマナーです。緊急の場合を除き、遅くとも1週間前までに電話しましょう。欠席した場合、内定式後の流れや提出が必要な書類について、担当者に必ず確認してください。

内定者同士や社員との親睦を深め入社後への不安を軽減させるためにも、できるかぎり欠席は避けた方が良いでしょう。

内定式後に辞退する場合のマナー

内定式で正式に内定を受けた場合であっても、法的な拘束力はありません。学生は、内定式後に就職活動を継続できます。

内定式後に内定を辞退する場合、出来るだけ早く企業の担当者に電話で連絡しましょう。企業は毎年の採用人数を決めています。内定辞退者が出た場合、再度採用活動が必要になるケースもあるでしょう。できるだけ企業に迷惑をかけないよう、内定辞退の連絡は早めにしましょう。

企業側が内定式までにしておく準備の流れ

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内定式を行う企業側の担当者は、準備の流れを確認して計画的に進めましょう。

【企業側:内定式までにしておく準備の流れ】

項目

概要

①時期を決める

  • 内定解禁日の101日に行う企業が多い

②日時と会場を決める

  • 午前の場合10時、午後の場合14時が多い
  • 会場は参加人数を考慮して決める

③プログラムを決める

  • 社員や内定者同士での交流ができる企画を取り入れると良い

④内定者と社内に向けて連絡

  • できるだけ早めに連絡する
  • 遅くても1か月前

⑤内定証書を作成する

  • 賞状形式で作成する

企業側がする内定式の準備の流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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まとめ

内定式に参加する前に、企業の情報を再度勉強や自己紹介・挨拶の準備をしておきましょう。当日緊張していても、事前に準備して練習しておくと自信につながるでしょう。また、服装や髪型のマナーを確認し、必要な持ち物は事前に準備しておきます。内定式の欠席や内定辞退の連絡は、できるだけ早めに電話で伝えましょう。