歓送迎会とは?意味や開催時期から幹事が知っておきたいマナーまで徹底解説
2026/3/19
春や秋の異動・採用シーズンに欠かせない「歓送迎会」。いざ自分が幹事になったり、参加する側になったりしたとき、「そもそも歓送迎会ってどんな意味があるの?」「いつ開催するのが正解?」「どんなマナーに気をつければいい?」と疑問に思うことも多いはずです。
この記事では、歓送迎会の基本的な意味や開催時期といった基礎知識から、準備・進行・マナーまでを網羅して解説します。各ステップのより詳しいノウハウについては詳細記事へのリンクも用意していますので、知りたい項目に合わせてチェックしてみてください。
Contents
歓送迎会とは?言葉の意味と開催の目的
ビジネスシーンにおいて、歓送迎会は単なる飲み会以上の意味を持ちます。まずはその定義と、組織にとってどのような役割を果たすのかを確認しておきましょう。
「歓送迎会」の意味と「歓送別会」との違い
歓送迎会(かんそうげいかい)とは、新しく加わる人を迎える「歓迎会」と、職場を離れる人を送る「送別会」をあわせて行う行事のことです。
「歓送別会」という言葉もほぼ同じ意味で使われますが、一般的には、新入社員や異動者を迎える「歓迎」のニュアンスが含まれる場合は「歓送迎会」と呼ぶのが主流です。主なシーズンは、年度替わりの3月下旬から4月上旬、および下半期が始まる9月〜10月の異動時期に集中します。
歓送迎会を開催する本来の目的
歓送迎会を執り行う最大の目的は、組織の節目において「感謝」と「期待」を伝え、チームの結束力を高めることにあります。
- 送る人へ: これまでの貢献に対する労いと感謝を伝え、新しい門出を祝う。
- 迎える人へ: チームの一員として歓迎していることを示し、早く馴染めるよう心理的な壁を取り払う。
- チーム全体へ: メンバーの入れ替わりという変化のタイミングで、改めてビジョンや目標を共有し、明日からの士気を高める。
このように、主役だけでなく参加者全員が「このチームで頑張ろう」と思える環境を整えることが、歓送迎会の真の目的といえます。
【幹事向け】準備から当日までの実務フロー
初めて幹事を任された方は、何から手をつければいいか迷ってしまうものです。まずは全体のスケジュール感と、やるべきタスクの優先順位を整理しましょう。
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開催1ヶ月前: 日程調整、主役への確認、会場の仮予約 2週間前: 案内メールの送付、出欠確認、会費の決定 1週間前: 進行表(台本)の作成、挨拶の依頼、プレゼントや花束の手配 当日: 受付、司会進行、主役のフォロー、お礼メールの送付 |
開催の1ヶ月前には日程調整と会場の確保を済ませ、2週間前には案内、1週間前には進行の最終確認といった具合に、逆算して動くことが重要です。
特に悩みがちな「予算相場」や、当日の「席次(座り方)」、そして全体のタイムスケジュールについては、「【幹事向け】歓送迎会の準備から当日まで 予算相場・席次・挨拶例文を詳しく解説」で詳しく解説しています。幹事様はぜひ、参考にしてみてください。
会場選びと案内メールのマナー
「どこで開催するか」と「どう周知するか」は、会の満足度に直結する実務的なポイントです。
進行をスムーズにする「会場選び」の基準
料理の質や予算に加え、当日のプログラムを考慮した「環境」のチェックが必要です。
主役の挨拶が全員にしっかり届く静音性があるか、視線を遮る柱がないか、またサプライズの花束を主役に気づかれずに保管しておける場所があるか。こうした細かい配慮が、当日の「お祝いの空気」を支えます。
レストラン、レンタルスペース、ホテルや結婚式場など、会の趣旨に合わせた理想の会場の見つけ方は、以下の記事を参考にしてください。
歓送迎会の会場選びで失敗しないための3つのポイントとシーン別のおすすめ会場タイプ
案内メールの作成と事後のお礼
案内メールは単なる事務連絡ではなく、受け取った人が快く返信できるよう、回答期限の明示や食物アレルギーへの配慮など、相手の立場に立った丁寧な構成を心がけましょう。
また、会が無事に終わった後の迅速なお礼メールも、感謝の気持ちを伝える大切なプロセスです。主役や参加者、協力してくれた方々へ、タイミングを逃さずメッセージを送ることで、会の締めくくりまでを丁寧に行うことができます。
すぐに使える各シーンのメール例文や、送るべきベストなタイミングについては「【幹事向け】歓送迎会の案内からお礼まで 役立つメール例文と送るタイミングを解説」にまとめています。
挨拶・司会・プレゼントの形式と作法
歓送迎会のメインとなる「挨拶」や「贈呈」には、一般的にスムーズとされる順番や、押さえておきたいマナーのポイントがあります。
挨拶の順番と司会進行のポイント
挨拶をお願いする順番は、役職の高い方から順に行っていくのが通例ですが、当日の会場の空気を見ながら進行をリードしていくことも大切です。司会を任された際は、事前に大まかな流れを把握し、主役を引き立てるような言葉選びを心がけると場が和みます。
状況に合わせた挨拶の例文や、当日の流れを網羅した司会台本は、以下の詳細記事から確認できます。
プレゼント選びと「寸志」の紹介における配慮
記念品や花束を選ぶ際は、主役の好みはもちろんですが、二次会への移動や帰宅時の「持ち帰りやすさ」にも配慮しておくと喜ばれます。また、上司から「寸志(ご厚志)」をいただいた場合は、宴席の適切なタイミングで紹介(披露)し、感謝を伝えるのが一般的な作法とされています。
こうした贈り物の選び方のコツや、寸志をいただいた際の紹介例文については、以下の記事で詳しく解説しています。
【幹事向け】歓送迎会の寸志やプレゼントのマナー!選び方を詳しく解説
【参加者向け】欠席マナーと当日の服装
「どうしても外せない用事で欠席したい」「何を着ていけば浮かない?」といった、参加者側のよくある悩みについても確認しておきましょう。
欠席する場合の「断り方」のマナー
歓送迎会を欠席する際は、幹事への早めの連絡が不可欠です。角を立てずに断るには、理由の伝え方やメールの文面に少しの配慮を加えるのが一般的とされています。特に送別会の場合、欠席しても感謝の気持ちを伝える方法を知っておくと、その後の人間関係もスムーズになります。
角を立てない断り方の理由や、具体的なメール例文についてはこちらで詳しく解説しています。
歓送迎会を欠席する際のマナー!角を立てない断り方の理由やメールの例文を解説
失敗しないための「服装」の判断基準
歓送迎会の服装は、基本的に「いつもの仕事着」で問題ないことが多いですが、会場の雰囲気(ホテルや高級レストランなど)によっては少しフォーマルに寄せるなどの配慮が必要な場合もあります。清潔感を保ちつつ、その場の空気に馴染む装いを意識しましょう。
服装についての判断基準や注意点については、以下の記事を参考にしてください。
歓送迎会の服装は「いつもの仕事着」でOK?失敗しないための判断基準と注意点
主役への「感謝」が伝わる最高の歓送迎会を
歓送迎会は、組織の節目において「これまで」への感謝と「これから」への期待を共有する大切な場です。
幹事を任されると、日程調整や会場選び、当日の進行など、やるべきことが多くて大変に感じることもあるかもしれません。しかし、今回ご紹介した準備のポイントやマナーを一つずつ押さえていけば、当日は主役も参加者もリラックスして楽しめる、温かい会になるはずです。
主役の新たな門出を祝い、チームの絆がより深まるような、素敵な歓送迎会になることを心より応援しています。

