【女性向け】同窓会の服装マナーと注意点・おすすめコーデを紹介
2025/5/30
2025/06/09
久しぶりの再会に心が弾む同窓会。
でも、いざ招待状が届くと「何を着て行けばいいの?」「浮いたり、地味すぎたりしないかな…」と不安になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、女性向けに同窓会の服装マナーや注意点をわかりやすく解説。
フォーマル・カジュアルの違いやドレスコードの確認ポイントに加え、年代別のおすすめコーデや、ちょっと遊び心のあるドレスコードアイデアまで紹介しています。
男性が同窓会に参加する際の服装選びはこちらの記事で紹介しているので、同窓会に参加する服装で悩んでいる人は、参考にしてみてください。
Contents
同窓会の服装選びで抑えておきたいマナー
同窓会の服装選びでは、会場の雰囲気に応じて意識すべきマナーが異なります。ホテルや結婚式場のようなフォーマルな会場と、レストランやカフェのようなカジュアルな会場では、ふさわしい服装の選び方が変わってくるためです。
会場の空気感に合わせた装いを意識することも、立派なマナーのひとつと言えるでしょう。
フォーマルな会場で抑えておくこと
ホテルや結婚式場など、格式のあるフォーマルな会場では、「きちんと感」と「上品さ」を大切にした装いが求められます。
露出の多い服やカジュアルすぎるスニーカーなどは避け、シンプルで質の良いワンピースやセットアップを選ぶのがおすすめです。また、開催時間帯によっても雰囲気が異なりますので、昼間であれば明るめのカラーや軽やかな素材、夜であれば落ち着いた色味に華やかなアクセサリーなど、シーンに合わせたバランスも意識しましょう。
<フォーマルな会場の服装のポイント>
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カジュアルな雰囲気の会場で抑えておくこと
レストランやカフェ、居酒屋などのカジュアルな会場では、かしこまりすぎない「きれいめカジュアル」が好印象です。とはいえ普段着すぎると周囲から浮いてしまうこともあるため、“ちょっとだけおしゃれ”な雰囲気を意識するとよいでしょう。
例えば、ブラウスにテーパードパンツ、きれいめなニットとロングスカートなど、普段使いのアイテムをワンランクアップさせたスタイルがおすすめです。
なお、レストランと一口に言っても、その雰囲気はさまざまです。カジュアルなカフェスタイルのお店もあれば、ドレスコードのある高級レストランやホテル内レストランのようなフォーマルな会場もあります。
招待状や会場のホームページで、写真やレビューを確認しておくと、雰囲気に合った服装を選びやすくなります。迷ったときは「少しきちんとめ」を意識すると安心です。
<カジュアルな会場の服装のポイント>
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立食パーティーや懇親会の場合は動きやすさも考慮しましょう
同窓会が立食形式で行われる場合や、カジュアルな懇親会スタイルのときは、動きやすさと清潔感のバランスが大切です。
長時間立ちっぱなしになることもあるため、ロング丈のスカートや細いヒールなどは避け、ミモレ丈のワンピースや安定感のある靴を選ぶと快適です。
また、懇親会は会場によって雰囲気が異なるため、ドレスコードがない場合でも、ラフすぎず上品さを意識した服装が好印象です。
【関連記事も参考にしてみてください】
「懇親会の服装の選び方はカジュアル要素を見極めて!男女別コーデも紹介」
「立食パーティーの基本マナーと男女別におすすめの服装を解説」
同窓会の服装で失敗しないための注意点
久しぶりに会う同級生との時間を、心から楽しむためにも、服装以外の細かなポイントにも気を配っておくと安心です。
ここでは、見落としがちな「ちょっとした失敗」を防ぐための注意点をご紹介します。
ドレスコードの有無を確認しておきましょう
招待状やグループメッセージなどで、ドレスコードの有無を事前に確認しておくと安心です。「カジュアルでOK」と書かれていても、「どこまでがOKなのか」と悩んでしまう場合は、ややきれいめ寄りの服装を選ぶのが無難です。
また、ドレスコードの中には「平装(へいそう)」という言葉が使われることもあります。
「平装」とは、略礼装にあたるスタイルのことで、女性の場合はきれいめなワンピースや、ジャケットを羽織ったブラウス+スカート/パンツのスタイルなどが該当します。派手すぎず、カジュアルすぎないバランスを意識すると、ちょうど良い印象になります。
結婚式のような正装までは必要ないけれど、普段着よりはきちんと感のある服装を意識して選ぶと安心です。
香りやメイクはちょうどいいバランスを意識する
同窓会のような集まりでは、近い距離で会話をする場所も多いことから、やりすぎにならないように注意が必要です。
メイクはトレンド感を取り入れながらも、ツヤ感や血色を意識した、濃すぎないナチュラルメイクがおすすめです。
また香水は、強すぎる香りが苦手な人もいるため、手首やうなじに1プッシュ程度、ほんのり香る程度に抑えておくと良いでしょう。
写真を撮るときに気をつけたいポイント
同窓会では、久しぶりの再会に写真を撮る場面も多くなります。そんなときに備えて、「写真映え」も少し意識しておくと、自分もまわりも気持ちよく楽しめます。
たとえば、顔まわりに明るさを出す服やアクセサリーを選ぶと、写真でも表情がパッと華やかに写ります。
また、座ったときにスカートが短くなりすぎないか、立ったときにシワが目立たないかなども、事前にチェックしておきましょう。
靴とバッグ選び方のポイント
同窓会では、座ったり立ったり、移動があったりと、意外とアクティブに動く場面が多くなります。だからこそ、靴とバッグもおしゃれと実用性のバランスが大切です。
靴選びのポイント
長時間立ちっぱなしだったり歩いたりする可能性も考えて、無理のない高さのヒールや、履き慣れた靴を選ぶと安心です。
ローヒールやきれいめなフラットシューズでも、素材やデザインにこだわると十分フォーマル感は出せますよ。
靴擦れが心配な場合は、あらかじめ絆創膏やクッションパッドを用意しておくと安心です。
バッグ選びのポイント
バッグは、小さすぎると荷物が入りきらず、大きすぎるとカジュアルすぎたり場の雰囲気に合わないこともあります。
スマホ・ハンカチ・メイク直し用のコスメが入るくらいのコンパクトで上品なハンドバッグやショルダータイプがおすすめです。
会場でクロークがある場合は、サブバッグに荷物をまとめて預け、コンパクトなバッグで過ごすとスマートです。
バッグの中身はできるだけコンパクトにまとめて、必要なものだけを持ち歩くようにしましょう。
年代別・女性向けおすすめコーデ集
服装は好みや自分らしさを大事に選ぶことが前提ですが、同窓会という久しぶりの再会の売では、きちんとさも意識しておきたいポイントです。
ここでは、年代別におすすめのスタイルをご紹介します。年齢に合った上品さや華やかさを意識して、同窓会を楽しみましょう。
20代は若々しさと華やかさのバランスを意識
<画像素材:pixta>
20代の女性には、若々しさと華やかさをバランスよく取り入れたスタイルがおすすめです。
レースやシフォン素材のワンピースは、やわらかく女性らしい印象を演出してくれます。カラーは、ベージュ・ラベンダー・ピンクベージュなど、明るめトーンで顔映りが良い色を選ぶと、写真映えもばっちりです。
アクセサリーは、パールや小ぶりのイヤリングで“きちんと感”をプラスすると、可愛らしさの中に上品さが光ります。靴やバックは抜け感を意識してコーディネートを楽しんでください。
30代は大人っぽさとおしゃれ感をミックスしたこなれ感を意識
<画像素材:pixta>
30代は、大人っぽさとおしゃれ感を上手にミックスした“こなれたコーデ”が魅力的です。
とろみ素材のブラウスやワンピース、上品なワントーンコーデで、落ち着いた印象を与えつつも地味にならないスタイルが人気です。
例えば、くすみ系のピンクやネイビー、モカなどを使ったスタイリングは、肌なじみも良く上品な印象に。
アクセサリーやバッグで差し色を入れると、地味すぎず大人の余裕を感じさせることができます。
40代~50代は落ち着いたカラーや上質な素材を意識
<画像素材:pixta>
40〜50代の女性には、落ち着いたカラーや上質な素材を使ったコーデがおすすめです。
体のラインを拾いすぎないシルエットのワンピースや、きれいめなパンツスタイルなど、「無理のない華やかさ」を意識すると好印象です。
たとえば、ネイビーやグレー、ボルドーなど、深みのあるカラーをベースにしながら、スカーフやアクセサリーで華やかさを添えると、品格がありつつ地味になりすぎません。
また、肌の露出は控えめにしつつも、デコルテや手首を少し見せることで、抜け感のあるエレガントな雰囲気に仕上がります。
ちょっと遊び心!ちょっとだけドレスコードを作ってみる
最後に、同窓会を企画している幹事さんに「ちょっとだけドレスコード」の設定をご提案します。
たとえば、「学年カラーやクラスカラーなどのアイテムを1つ必ず身に着ける」などちょっとだけドレスコードを設定すると、「どこにその色を使った?」などで盛り上がり、
写真撮影などでも、チーム感を演出できます。同窓会というみんなで集まる特別な時間にプラスできる演出になりますので、ぜひ、検討してみてください。
まとめ
同窓会は、懐かしい仲間と笑い合える大切な時間。
服装選びは悩ましいポイントではありますが、会場や自分の年代に合わせたスタイルを意識すれば、自然と安心感と華やかさが整います。そしてちょっとしたマナーや気配りが、久しぶりの再会をより素敵なものにしてくれます。
ぜひこの記事を参考に、あなたらしい装いで同窓会を楽しんでくださいね。