暑気払いの時期はいつ?イベントの日程の決め方や準備の流れを解説

2023/7/31

2023/07/31

夏の乗り切るために、暑さを体から取り除く食べ物や飲み物を楽しむ「暑気払い」はいつ行うと良いのでしょうか?

会社や友人たちと暑気払いのイベントを行う場合、最初に日程を決める必要があります。

今回の記事では、暑気払いのイベントを行う時期やおすすめの日程、準備の流れについて解説しています。

また、案内状の例文やおすすめの会場についても紹介しているので、幹事になった方はぜひ参考にしてください。

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2023-07-31

暑気払いは暑い時期に行う

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暑気払いを行う時期に、明確な決まりはありません。暑さを体から取り除き、夏を乗り切ることが目的なので、暑い時期に行いましょう。

621日の夏至から、823日の処暑までの期間を目安に、暑気払いのイベントを行う日程を決めましょう。

【暑気払いを行う時期の目安】
時期

 概要

夏至

  • 621日ごろ
  • 1年の中で最も日照時間が短くなる日
  • 夏至を過ぎると暑くなる日が増え、夏が来たと感じられる
  • 梅雨が明けていない場合であっても暑さを感じられるため、暑気払いの時期として人気

小暑

  • 77日ごろ
  • 梅雨が明け本格的に暑くなるため、暑気払いに人気
  • 梅雨が明けているため、天候の心配が少ない

大暑

  • 723日ごろ
  • 1年で最も暑くなる時期で、暑さで体が疲れているため暑気払いに人気の時期
  • 屋外での飲み会や食事会は熱中症に注意が必要

立秋

  • 87日ごろ
  • 暦上では秋が始まるが、気温が高い日が続くため暑気払いに人気の時期

処暑

  • 823日ごろ
  • 暑さが和らぎ、秋が近づいてくる時期で、朝晩が涼しくなる
  • 日中は暑い日が続いているため暑気払いに人気の時期

土用の丑の日にウナギを食べてスタミナをつける

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暑気払いで夏を乗り切るために、スタミナがつくウナギが人気です。ウナギには、ビタミンAやビタミンB が豊富に含まれ、栄養価が高く夏バテ防止になると言われています。

日本では、江戸時代から「土用の丑の日」にウナギを食べて栄養を付けるという習慣があります。土用の丑の日は春夏秋冬で1年に4回あり、夏は730日ごろとなり暑気払いにおすすめの時期です。

また、土用の丑の日には、ウナギ以外の食べ物も人気です。土用の丑の日にちなんだ食べ物を楽しみながら、夏バテを防ぎましょう。

【土用の丑の日:ウナギ以外の食べ物】

土用しじみ

夏が旬のしじみは、栄養価が高く胃腸を整える働きがあり夏バテ防止におすすめ

土用餅

関西や北陸地方で土用の日に食べられる、あんこのお餅

土用卵

栄養価が高いと言われる夏の土用の時期に鶏が産んだ卵で、疲労回復を助ける

暑気払いのイベントを準備する流れ

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会社で暑気払いのイベントを開催する場合、幹事は計画的に準備を進めましょう。暑気払いの準備を進める流れは以下のとおりです。

【準備の流れ】

日程決め

暑気払いの時期に合わせて日程を決めましょう。社長や上司など、参加してほしい方の予定に合わせて日程を決めます。

参加人数が多い日をアンケートで調査し、約1か月前までに日程を決めましょう。

会場決め

会場を決めて予約します。

予約の際には、人数変更やキャンセル期限、をお店に確認しておきましょう。

案内を送る

参加者に向けて案内メールを送ります。開催日程やお店の情報だけでなく、最終的な出欠確認を行いましょう。

二次会の場所を探す

二次会を行う場合は、一次会の会場や駅から近いお店を探しておきましょう。いくつか候補を見つけ、当日に二次会の参加人数が確定してから予約します。

ギフトを準備する

取引先の方が参加する場合、手土産を準備して最後に渡しましょう。持ちやすいそうめんや水菓子がおすすめです。

お礼メールを送る

暑気払いのイベント終了後、翌日以降に参加者に向けてお礼のメールを送りましょう。

暑気払いを行う案内・お礼メールの例

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暑気払いのイベントを行う場合、幹事は参加予定者に向けて案内メールを送る必要があります。また、イベント終了後は参加者にお礼メールを忘れずに送りましょう。

どのような内容を送れば良いか分からないという方は、ぜひ例文を参考にしてください。

案内メールの例

暑気払いの案内メールは、何をどこでやるのか、会費や時間、参加可否の回答期限などを明記して作成しましょう。

【例文】

皆様、いつもお仕事お疲れ様です。

○○部 ●●(氏名)です。

 

梅雨が明け暑い夏が始まりましたが、いかがおすごしでしょうか?

さて、今回は、夏の暑さを取り払い元気に乗り切るべく、暑気払いのイベントを企画しましたので、下記のとおりご案内申し上げます。

お忙しいとは存じますが、ぜひご参加ください。

 

【日程】7月30日(金) 19:00~21:00

【会場】●●ビアガーデン

【会費】4,000

欠席される場合は、◎日までに担当●●までご連絡ください。

また、ご不明点がございましたらお気軽にお問合せください。

 

担当:●●(氏名)

電話番号:000-0000-0000

アドレス:123456000.com

以上

暑気払いの案内メールはできるだけ簡潔に伝えたい内容を記載することが大切です。

お礼メールの例

暑気払いのイベントが終わったら、翌日の朝から少なくとも3日以内に、参加者にお礼メールを送りましょう。会費制の場合、何にどれくらいの金額が発生したかを報告します。

【例文】

タイトル:暑気払いイベントの御礼

皆様

お疲れ様です。●●部○○です。

 

昨日は、お忙しい中、暑気払いのイベントにご参加いただきありがとうございました。

皆様のおかげで、無事に終えることができました。

 

まだまだ暑い日が続きますが、お体ご自愛下さい。

 

今回、至らない点がありましたこと、申し訳ありませんでした。ご容赦いただければ幸いです。

反省点は、ぜひ仕事でお活かしていきたいと思います。

 

以下、会計報告となります。

○○年暑気払い会計報告

【収入】

・会費

4,000×15名=60,000

合計60,000

【支出】

ビアガーテン

飲食費5,000円×15名=75,000円

合計75,000円

【不足】

15,000

不足分は、●●年歓迎会の繰り越し分で補填

以上

 

今回は、皆様のおかげで楽しい時間が過ごせました。メールにて恐縮ですが、取り急ぎお礼申し上げます。

ありがとうございました。

暑気払いにおすすめの会場

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暑気払いの飲み会や食事会は、夏らしい雰囲気の会場が人気です。おすすめの会場とそれぞれの特徴を確認して、会場選びの参考にしてください。

【暑気払いにおすすめの会場】

ビアガーデン

夏に開催されるビアガーデンは、飲み放題やバーベキューがついているコースが多く、会社の暑気払いで人気の会場です。

屋外のビアガーデンが多いため、雨天時に利用できるか事前に確認しておきましょう。

クルージング

クルーズ船を貸し切って行う暑気払いは、海の上で夜景を楽しむことができ人気です。集合場所がオフィスや駅から遠い可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

結婚式場

披露宴会場を暑気払いのイベント会場として利用できます。華やかな会場で、結婚式と同様の食事が楽しめるため人気です。

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まとめ

暑気払いは、夏の暑さを感じる時期に開催しましょう。開催日程や内容に明確な決まりはないので、土用の丑の日にうなぎを食べたり、ビアガーデンでビールとバーベキューを楽しんだり、参加者が楽しめるイベントを企画することをおすすめします。

幹事になったら、約1か月前から計画的に準備をすすめましょう。