忘年会のお店選び!幹事が知っておきたいポイントと注意点を解説

2019/11/6

2023/08/01

忘年会の幹事になって、お店選びで迷っていませんか?忘年会を成功させるためには、いくつかのポイントと注意点を抑えたお店選びが大切です。

今回の記事では、知っておくべき9つのお店選びのポイントや注意点を紹介しています。

これからお店選びを開始する、という幹事の方はぜひ参考にしてください。

忘年会の会場選び!9つのポイント

画像素材:PIXTA

1年の最後、年末に実施される忘年会。11~12月に忘年会を実施する方が多いでしょう。忘年会のシーズンは、飲食店の予約が埋まりやすいため、10月頃からのお店探しがおすすめです。

11月や12月に忘年会の会場を探し始めた場合、すでに予約でいっぱいになっている会場が多く、なかなか開催場所が決まらない!という事もあります。

忘年会を無事に開催するために、幹事の方は10月頃から忘年会の会場を探しておくべきでしょう。

また、忘年会を成功させるための会場選びのポイントや注意点を知っておくことで、より良い忘年会を実施することができます。

【同窓会の会場選び9つのポイント】
  • 参加者がアクセスしやすい場所を選ぶ
  • 予算を設定して選ぶ
  • 料理や飲み放題のメニューを確認する
  • 個室がある・貸し切りができる会場を選ぶ
  • 好みが分かれにくいジャンルのお店を選ぶ
  • インターネットで口コミを見る
  • 実際に下見に行く
  • トイレの数や清潔さを確認する
  • 音響機器やスクリーンが使えるか確認する

参加者がアクセスしやすい場所を選ぶ

比較的大人数の忘年会を成功させる場合、参加を呼びかける人達が参加しやすい場所であるかどうかが重要です。会社の忘年会では、オフィスや最寄り駅からアクセスしやすい会場を選びましょう。駅ビルの中や、目印となるような目立つ建物がある場所がおすすめです。

予算を設定して選ぶ

画像素材:PIXTA

お店を選ぶ前に、予算を設定しておきましょう。会社の忘年会で経費が利用できる場合、経理に金額を確認します。会費制の場合は、1人当たり5,000円ほどが目安です。

忘年会の最中にプレゼントや景品がある場合は、飲食代に上乗せして会費を請求しましょう。

-関連記事-
忘年会の平均予算はどれくらい?金額の決め方や抑えるポイントを解説

2019-11-15

料理や飲み放題コースのメニューを確認する

忘年会の時期になると、多くのお店で忘年会用の飲み放題付のコースが実施されています。お酒を飲む人も飲まない人も楽しめるように、飲み放題が付いているコースの選択がおすすめです。

また、料理もコースであれば、あらかじめの予算がどれくらいかを参加者に報告できるため、より多くの人が参加しやすくなるでしょう。

コースの料理の内容や、飲み放題で頼める飲み物のメニューを事前に確認しておくようにしてください。

コース内容を確認して比較し、同じ価格帯でより豊富なメニューを提供しているお店を選択しましょう。

個室がある・貸し切りができる会場を選ぶ

会社の忘年会を実施する場合、上司の挨拶の時間があったり、余興をしたりする場合があります。個室がある会場や貸し切りができる会場を選択することで、周囲の目を気にせず忘年会を実施できます。

インターネットで検索して候補となっている会場の中から、参加予定の人数で利用できる個室があるお店、貸し切りにできる会場を絞り込みましょう。

好みが分かれにくいジャンルのお店を選ぶ

大人数の忘年会では、「苦手な食べ物ばかりで楽しめない」とならないように、好みが分かれにくい食事のジャンルを選びましょう。魚だけ、肉だけ、とういうような偏ったメニューのお店は避けます。また、鍋のような取り分けが必要なメニューは「上司や先輩に取り分けた方が良いのかな」と参加者に気を遣わせてしまうため、避けましょう。

インターネットで口コミを見る

最近では、日時や場所、予算や参加人数などの条件で絞ってネット上で会場が検索できます。お店や会場の候補を絞るために、Webサイトを利用し、日時や参加人数などを入力して検索してみましょう。

また、お店の口コミが掲載されているWebサイトで、候補となっているお店や会場の口コミを見て、どのようなお店なのかをあらかじめ知っておくことも大切です。

実際に下見に行く

インターネットで見て予約した場合、実際のお店の雰囲気や料理の見た目が想像と違うケースがあります。

利用したいお店が決まったら、実際に足を運んで下見をしましょう。場所を確認しに行くだけでなく、店内で食事をすることで、実際の提供スピードや味、お店の雰囲気が確認できます。

トイレの数や清潔さを確認する

参加人数が多い場合、お店のトイレが1つだと混雑する可能性があります。男女別でいくつの個室があるか、清潔感のあるトイレかどうか、事前に確認しておきましょう。清潔感のあるトイレであれば、参加者が気持ちよく利用できます。

実際に下見に行った時に、確認しておきましょう。

音響機器やスクリーンが使えるか確認する

画像素材:PIXTA

表彰や余興、ゲームを行う忘年会の場合、マイクや音響機器、スクリーンなどが利用できる会場がおすすめです。予約の前に、音響機器が利用できるか、レンタルがあるか、などを確認しておきましょう。ホテルの宴会場や結婚式場は音響機器が充実しているため、大人数の忘年会の会場におすすめです。

忘年会のお店選び!6つの注意点

画像素材:PIXTA

忘年会のお店選びで気を付けたい6つの注意点を知っておきましょう。候補のお店を23つに絞ったら、注意点をチェックして比較して決めると良いです。

【忘年会の注意点】
  • 忘年会の2か月前までに予約しておく
  • 靴を脱ぐお店を避ける
  • 事前に好き嫌いやアレルギーを確認する
  • 喫煙場所を確認する
  • キャンセル期限とキャンセル料を確認する
  • 事前に参加者から会費を回収しておく

忘年会の2か月前までに予約しておく

11~12月の忘年会シーズンは飲食店の予約が埋まりやすいため、2か月前くらいの10頃には予約しておきましょう。いくつかのお店で迷っている場合「仮予約ができるか」「仮予約の期限はいつまでか」を確認します。

確実に予約を取るために、電話での予約がおすすめです。

キャンセル期限とキャンセル料を確認しておく

忘年会当日や前日に参加できない人が出てきた場合、予約しているお店や会場に伝える必要があります。お店によってはキャンセル料が発生する場合があるので、予約の際に確認しておきましょう。

また、人数変更などが発生した際、〇日前までであれば無料で変更可能、のような場合もあります。

無料でコースや人数を変更することが可能な期限、キャンセルや人数が変更になった場合に発生する料金の確認は予約時に忘れずにしておきましょう。

靴を脱ぐお店を避ける

忘年会を実施する時期は11~12月であることが多く、女性がブーツなどの着脱に手間がかかってしまう靴を履いていることがあります。できるだけ座敷などの靴を脱ぐ必要がある会場ではなく、靴を履いたまま入る会場を選択すると良いでしょう。

靴を脱ぐ会場で忘年会を実施する場合、事前に参加者に靴を脱ぐ必要があるお店であると伝えておきましょう。

お子様がいる忘年会では、座敷を希望するケースがあるため、事前に参加者に確認しておきます。

参加者に好き嫌いやアレルギーを聞いておく

忘年会の参加者には事前に好き嫌いがあるか、アレルギーがあるかのアンケートをとっておきましょう。

忘年会の食事をコースで予約する場合、参加者のアレルギーなどに合わせてコースの料理内容を変更することが可能か事前にお店に確認しておきます。柔軟に対応してくれるお店を選びましょう。

喫煙場所を確認する

喫煙者がいる場合、下見の際に喫煙所の場所をあらかじめ確認しておきましょう。忘年会当日、最初に喫煙所の場所をアナウンスすると親切です。また、忘年会のお店をお知らせするメールで、喫煙所の有無について参加者に知らせておくと良いでしょう。

たばこを吸わない人が臭いや煙が気になってしまう可能性があるため、全面喫煙可能なお店は避けます。

事前に参加者から参加会費を回収しておく

忘年会の何日か前までにあらかじめ参加者あらかじめ会費を回収しておくことで、当日スムーズに会計できます。

また、当日参加できなくなった参加者がいてキャンセル料が発生する場合、あらかじめ回収している会費から支払うので返金ができない、という旨を参加者に忘れずに伝えておきましょう。

参加費の回収日は、忘年会の案内時に伝えておきます。

おすすめの忘年会会場4

パーティー

画像素材:PIXTA

忘年会の会場は、居酒屋やレストラン・ホテルの宴会場・レンタルスペース・結婚式場などがおすすめです。

それぞれの会場特徴をチェックしてみましょう。

【おすすめの会場】

会場の種類

特徴

居酒屋・レストラン

  • カジュアルな忘年会におすすめ
  • 比較的金額が安い
  • 駅の近くやオフィス街に店舗が多くアクセスしやすい

ホテルの宴会場

  • 会社全体のような大人数の忘年会におすすめ
  • 飲食代の他に会場利用料がかかるケースがある
  • ホテルスタッフが対応してくれる
  • 音響機器が充実している

レンタルスペース

  • 会場を貸し切って利用できる
  • 料理や飲み物を自分たちで準備する必要がある
  • ケータリングが利用できる

結婚式場

  • 大人数の忘年会におすすめ
  • 華やかな披露宴会場が利用できる
  • 披露宴と同じ食事が楽しめる
  • 結婚式場のスタッフが対応してくれる
  • 音響機器が充実している

大人数の忘年会では、結婚式場の利用がおすすめです。華やかな披露宴会場で忘年会を行うことで、いつもとは違う雰囲気が楽しめるでしょう。

また、マイクやスクリーンなど、音響機器が充実しているため、余興やゲームが楽しめます。

まとめ

画像素材:PIXTA

今回は忘年会の会場選びのポイントと注意点をご紹介しましたインターネット上でお店や会場を簡単に探して予約できますが、実際に会場の下見に行き雰囲気や店内の広さなどを確認しておくことをお勧めします。

その他に、料理の内容やコースの料金、キャンセル期限や料金など、今回ご紹介したポイントを抑えた会場を選択することで楽しい忘年会を実施できるでしょう。

また、忘年会シーズンの11~12月は飲食店の繁忙期になるため、予約は10月頃からがおすすめです。

幹事の方は、できるだけ早い段階から忘年会の会場を探して予約しておくことをオススメします。