歓迎会メールの書き方とテンプレート 案内・返信・お礼・催促まで(フォーマル/カジュアル例文付き)
2025/8/25
「歓迎会の案内メール・返信メール・お礼メールなどは、幹事や参加者にとって欠かせないやり取りです。とはいえ、フォーマルに書くべきか、カジュアルでよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、歓迎会メールの基本要素とマナーを整理し、状況別に使えるテンプレートをフォーマル/カジュアル両対応でご紹介します。幹事や参加者として役立つメール例をまとめましたので、ぜひご活用ください。」
Contents
歓迎会の案内メールテンプレート
歓迎会の案内メールは、参加者に必要な情報を正しく伝え、出欠の返信をスムーズに得るための大事な連絡です。日時や場所だけでなく、会費や返信期限を明記することで、参加者が予定を立てやすくなります。特に社内全体への案内や主賓への案内など、相手によって表現を調整するのがポイントです。
【案内メールに入れるべき基本要素】
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これらを押さえることで、相手にとって分かりやすく、参加意欲を損なわないメールになります。メール以外の案内も知りたい方は、メールを含めた案内の書き方を紹介している以下の記事も合わせてご確認ください。
歓迎会の案内文の書き方と例文 くだけたパターンとかっちり文の使い分けも紹介
【社内向け】全社員・部署あて案内メール
部署や全社員に送る場合は、まず「誰の歓迎会か」が一目で分かる件名にすることが大切です。フォーマル寄りにまとめれば上司や役員にも失礼がなく、部署内など気心の知れた範囲ならカジュアルにしてもOKです。
いずれの場合も日時・場所・会費・返信期限の4点を明確にするのがポイントです。
フォーマルな案内メールテンプレート
件名:◯◯さん歓迎会のご案内 お疲れさまです。総務部の○○です。 日時:◯月◯日(◯)19:00〜 皆さまのご参加をお待ちしております。 |
カジュアルな案内メールテンプレート
件名:◯◯さん歓迎会のお知らせ! みなさんこんにちは!幹事の○○です。 日時:◯月◯日(◯)19:00〜 ぜひ一緒に盛り上がりましょう! |
【主賓向け】歓迎される本人への案内メール
歓迎される本人に送るメールは、案内というより「参加していただきたい」という気持ちを丁寧に伝えるのが大切です。フォーマルな場ではお祝いの言葉を添え、カジュアルな場なら「楽しみにしています!」といったフレーズで歓迎ムードを出すとよいでしょう。
主賓にとって安心して参加できる雰囲気をつくるのが目的です。
フォーマルな案内メールテンプレート(本人宛)
件名:歓迎会のご案内 ◯◯さん 日時:◯月◯日(◯)19:00〜 ご多忙とは存じますが、よろしくお願いいたします。 |
カジュアルな案内メールテンプレート(本人宛)
件名:歓迎会やります! ◯◯さん 日時:◯月◯日(◯)19:00〜 楽しみにしていますので、ぜひいらしてください! |
歓迎会の出欠返信メールテンプレート
歓迎会メールの案内に返信する際はできるだけ早めに返信することがマナーです。特に幹事は人数をもとに会場を押さえたり会費を計算したりするため、返信が遅れると準備に支障が出てしまいます。
【返信時の注意点】
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【参加する場合】返信メール例
参加する場合は、シンプルに「参加します」と明記すれば十分です。フォーマルな職場では「当日を楽しみにしています」と添えると丁寧です。
フォーマルな返信メールテンプレート(参加)
件名:歓迎会参加のご連絡(◯◯) 幹事 ◯◯様 お世話になっております。△△部の◯◯です。 |
カジュアルな返信メールテンプレート(参加)
件名:歓迎会参加します!(◯◯) ◯◯さん、こんにちは! |
【欠席する場合】返信メール例
欠席の場合は「先約がある」「都合がつかない」といった理由を簡潔に添えると好印象です。幹事への感謝の言葉や「またの機会に」という一言を加えると、欠席でも丁寧な印象になります。
フォーマルな返信メールテンプレート(欠席)
件名:歓迎会欠席のご連絡(◯◯) 幹事 ◯◯様 お世話になっております。△△部の◯◯です。 |
カジュアルな返信メールテンプレート(欠席)
件名:歓迎会ごめんなさい…欠席します(◯◯) ◯◯さん |
歓迎会のお礼メールテンプレート
歓迎会が終わったあと、幹事や主賓にお礼を伝えるメールを送ると、より良い人間関係のきっかけになります。
必ずしも全員が送る必要はありませんが、ちょっとしたひと言があるだけで好印象につながります。特に幹事へのお礼は「準備への感謝」を伝えることが大切です。
【歓迎会後にお礼メールを送る理由】
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幹事へのお礼メール
幹事へのお礼は「準備してくれてありがとう」という気持ちを明確にすることが大切です。フォーマルでは「感謝しております」と丁寧に、カジュアルでは「ありがとう!」と一言でも十分伝わります。
フォーマルなお礼メールテンプレート(幹事宛)
件名:歓迎会ありがとうございました 幹事 ◯◯様 昨晩の歓迎会では、楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
カジュアルなお礼メールテンプレート(幹事宛)
件名:歓迎会ありがとう! ◯◯さん |
主賓へのお礼メール(迎える側から)
主賓へのお礼は「参加してくれてうれしかった」という気持ちを伝えるのがポイントです。フォーマルでは「一緒に働けることを楽しみにしています」と添えると好印象、カジュアルでは「よろしくお願いします!」でフランクに締めるとよいでしょう。
フォーマルなお礼メールテンプレート(主賓宛)
件名:歓迎会ご参加ありがとうございました ◯◯さん 昨晩の歓迎会にご参加いただき、ありがとうございました。 これから一緒に働けることを楽しみにしています。 |
カジュアルなお礼メールテンプレート(主賓宛)
件名:昨日はありがとうございました! ◯◯さん |
歓迎会が中止・リスケになったときのメールテンプレート
急な事情で歓迎会を中止したり、日程を変更したりするケースもあります。その場合は、できるだけ早く全員に連絡することが重要です。
特に予約や予定を調整してくれている参加者に配慮し、お詫びの言葉と次の対応をしっかり伝えるのがポイントです。
歓迎会を中止を連絡する場合
中止の連絡では「申し訳ない」という気持ちを最初に伝えることが大切です。
フォーマルな場合は「諸事情により〜」と簡潔に、カジュアルな場合は「楽しみにしていたのにごめんなさい」といった表現で柔らかさを出すとよいでしょう。
フォーマルな表現でのテンプレート(中止)
件名:歓迎会中止のお知らせ お疲れさまです。幹事の◯◯です。 ご予定いただいていた皆さまには大変申し訳ございません。 |
カジュアルな表現でのテンプレート(中止)
件名:歓迎会が中止になりました みなさんこんにちは、幹事の◯◯です。 楽しみにしてくださっていたところ申し訳ありません。 |
歓迎会の日程変更(リスケ)を連絡する場合
リスケの場合は「新しい日程」「再度の出欠確認」が必須です。フォーマルでは「大変恐れ入りますが」とクッションを入れると丁寧に、カジュアルでは「お手数ですが」と軽くお願いするくらいで十分です。
フォーマルな表現でのテンプレート(日程変更)
件名:歓迎会日程変更のお知らせ お疲れさまです。幹事の◯◯です。 新しい日程は以下の通りです。 大変恐れ入りますが、改めてご出欠を◯月◯日までにご連絡ください。 |
カジュアルな表現でのテンプレート(日程変更)
件名:歓迎会の日程変更です! みなさんこんにちは、幹事の◯◯です。 新しい日程:◯月◯日(◯)19:00〜 お手数ですが、再度「参加/不参加」を返信していただけると助かります! |
歓迎会の会費を催促するときのメールテンプレート
歓迎会が終わったあと、会費の支払いがまだの人に催促メールを送らなければならないこともあります。お金の話はデリケートなので、相手を責めないトーンで、期日や方法を明確に伝えることが大切です。
【会費催促時の注意点】
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会費催促メール例
会費催促は「未払い」などストレートな表現を避け、フォーマルなら「確認できていない方がいらっしゃいます」とやわらかく伝えるのが安心です。カジュアルでは「まだの方はお願いします」と軽いトーンで大丈夫です。いずれも支払い方法と期限を明確にすることが重要です。
フォーマルな表現でのメールテンプレート(会費催促)
件名:歓迎会会費のご案内 お疲れさまです。幹事の◯◯です。 会費の件ですが、まだお支払いを確認できていない方がいらっしゃいます。 支払方法:◯◯(例:現金で◯◯まで/振込先△△銀行◯◯支店 普通××××××) ご確認のほど、よろしくお願いいたします。 |
カジュアルな表現でのメールテンプレート(会費催促)
件名:歓迎会の会費、お願いします! みなさんこんにちは、幹事の◯◯です。 会費の集金ですが、まだの方は◯月◯日までにお願いします。 ご協力よろしくお願いします〜! |
まとめ
歓迎会のメールは、状況によって「案内」「返信」「催促」「お礼」「中止・リスケ」「会費催促」と多岐にわたります。
どの場合も共通して大切なのは、相手に配慮しながら必要な情報をわかりやすく伝えることです。
- 案内メールでは「日時・場所・会費・返信期限」を明確にする
- 返信メールでは「期日を守り、参加/不参加を簡潔に伝える」
- 催促メールでは「柔らかい表現で、再度期限を提示する」
- お礼メールでは「準備や参加への感謝を伝える」
- 中止・リスケ時は「迅速にお詫びと新しい対応を案内する」
- 会費催促は「責めないトーンで、方法と期限を明示する」
これらを押さえておけば、幹事としての印象も良くなり、参加者にとっても気持ちよく交流できる場づくりにつながります。
記事内のテンプレートを自社や部署の雰囲気に合わせて調整し、円滑な歓迎会運営にぜひお役立てください。