【相手別】新年会のくだけた案内文を紹介

2019/12/19

2023/11/07

新年会を開催するにあたり、幹事の方は参加者へ案内文を送らなければなりません。 しかし、いざ案内文を作成しようとなると、どのような文章にしたらよいのか悩む方も多いでしょう。 せっかく案内を送るのであれば、相手に「楽しそう!参加したい!」と思ってもらいたいですよね。 そこで今回は、新年会のくだけた案内文をご紹介します。 会社全体、社外の方、友達、地域の集まりと、新年会の案内を送る相手別に例を紹介しますので、状況に合わせてアレンジしてご活用ください。

新年会の案内はくだけた文章でもOK?

「飲み会の案内だから、堅苦しい文章じゃなくてもいいのでは?」と思う方もなかにはいらっしゃるかもしれません。 たしかに楽しさが伝わる案内文のほうが、新年会への参加率や期待度も上がるでしょう。 かしこまった文章でなければ絶対にだめ!ということはありませんので、新年会の案内文は送る相手が誰なのかということを意識して考えるようにしましょう。 例えば、会社全体への案内文の場合には上司や目上の方も目にしますので、常識の範囲内で失礼のない文章であれば、多少くだけた表現を使っても問題ないでしょう。 仲の良い友人同士の新年会の場合には、参加したい!と思ってもらえるように案内文も面白おかしくしたほうがよいですね。 一方、取引先など社外の方を新年会に誘う場合には、相手との関係性にもよりますが、かしこまった文章で案内したほうが無難です。 こちらの記事では、社内向け、社外向けの一般的な新年会の案内文の書き方と例も紹介していますので、あわせてご参照ください。 新年会での案内文の書き方とは?社内・社外向け文例を紹介

【相手別】新年会のくだけた案内文の例を紹介

新年会の案内を送る相手によって、どの程度くだけた文章でよいのか異なりますので、相手別の例を参考にアレンジして作成してみてください。

  • 会社全体
  • 社外
  • 友達
  • 地域の集まり

「この文章でよいのかな?」と不安に思う方は、案内を受け取った相手が不快な思いをしないかどうかを判断基準にして、作成した案内文をチェックしましょう。

会社全体向けに送るくだけた案内文の例

会社の社員全員へ宛てた新年会の案内文です。 掲示板でのお知らせや回覧を想定していますが、別途メールでも案内するとよいでしょう。 年が明けてから新年会の案内をする場合には、冒頭を「明けましておめでとうございます」など新年の挨拶に変えてご活用ください。

新年会のご案内

みなさま、お疲れさまです。 さて、毎年恒例の新年会を下記のとおり開催いたします。 社内の親睦をはかるとともに、新年の抱負を語り合う会にしたいと思っておりますので、 みなさま奮ってご参加ください。 豪華景品が当たるビンゴ大会や○○部による余興など、 盛り上がる企画を多数用意しておりますので、楽しいひと時を過ごしましょう。

日時 ○○年○月○日(〇) ○時~○時(受付開始〇時) 場所 ホテル○○

(○○駅徒歩〇分)

東京都○○区○○

幹事 ○○部 ○○

内線番号○○

メールアドレス○○

恐れ入りますが、◯月◯日までに各部ごとに出欠を取りまとめの上、 ○○までお知らせください。 皆さまのご参加お待ちしております。

社外向けに送るくだけた案内文の例

社外の方にメールで新年会の案内を送ることを想定しています。 社外の方を新年会に誘う場合、基本的にはかしこまった文章のほうが望ましいですが、普段からやりとりしている担当者を招待するための案内文であれば、多少くだけた文章であっても問題ないでしょう。 年末に送る場合は、「本年も大変お世話になりました」などの一文を、年が明けてからの場合には、新年の挨拶と「本年もよろしくお願いいたします」などの一文を添えるのも良いですね。

件名:新年会のご案内 本文: ○○株式会社 ○○様   いつも大変お世話になっております。 株式会社○○の○○です。 さて、弊社では日頃よりご支援を賜っております皆さまをお招きし、 新年会を開催しております。 ○○様のお好きな日本酒も用意してお待ちしておりますので、 年明けのお忙しい時期ではございますが、ぜひご参加いただければと存じます。 恐れ入りますが、会場等の準備もございますので、○月○日までに、 出欠のご連絡をよろしくお願いいたします。

日時 ○○年○月○日(〇) ○時~○時(受付開始〇時)

※現地にてお待ち合わせお願いいたします

場所 ホテル○○

(○○駅徒歩〇分)

東京都○○区○○

URL:○○

ご不明な点がございましたら、何なりとお申し付けください。 —————————————– 署名 —————————————–

友達に送るくだけた案内文の例

親しい友達なら敬語も必要ないくらいくだけた文章でもOKです。 メールで新年会の案内を送る想定にしましたが、今はLINEなどで手軽に連絡を取り合う方が増えていますので、スタンプや絵文字を使って、新年会に参加したい!と思ってもらえるような案内文にしましょう。

件名:新年会のお誘い 本文: 今年も残りわずか! 早速ですが、新年会のお誘いです。 新しい年をみんなで楽しく迎えましょう! 寒くなってきたので鍋料理のお店を予約する予定です。 もつ鍋、ちゃんこ鍋、キムチ鍋から選べるので、何鍋がよいか希望を教えてください!   日時 ○○年○月○日(〇) ○時~○時 場所 居酒屋○○

(○○駅徒歩〇分)

URL:○○

出欠は○月○日までにお願いします!

地域の集まり向けに送るくだけた案内文の例

町内会やマンションの理事会、サークルなど、さまざまな地域の集まりの新年会を開催するケースもあるでしょう。 年配の方や目上の方など、多くの方が目にしますので、あまりにくだけた文章は避けたほうが無難ですが、参加意欲がわくような文章を心がけましょう。 なお、周知方法は掲示板に貼ったり、回覧板で回したりと、それぞれのコミュニティに適した方法でお知らせしてください。

新年会のご案内

○○理事会 各位   今年も残すところあとわずかとなりました。 皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、旧年中の疲れをねぎらうとともに、皆さまの親交を深めていただくために、 新年会を下記のとおり開催いたします。 皆さまお誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。

日時 ○○年○月○日(〇) ○時~○時(受付開始〇時)

※現地にてお待ち合わせお願いいたします

場所 居酒屋○○

(○○駅徒歩〇分)

東京都○○区○○

会費 ○○円 幹事 ○○

電話番号○○

メールアドレス○○

なお、準備の関係上、ご出欠を○月○日までに、幹事の○○宛にお電話いただくか、 メールにてご返信をお願致します。

くだけた案内文でも基本的な書き方は同じ!

新年会のくだけた案内文をご紹介しましたが、案内に書く基本的な内容は一般的な案内文と同様です。 案内文には必ず次の5つ項目を記載しましょう。

  1. 日時
  2. 場所
  3. (会費制の場合)会費の金額
  4. 幹事の連絡先
  5. 出欠の返信期日

新年会の会場については、周辺地図や最寄り駅の出口やおおまかな距離、目印になるものなど、参加者が会場にたどり着けるような記載をしておくとより親切です。 メールで案内を送る場合には、お店のURLも必ず添付しておきましょう。

まとめ

新年会の案内文は、送る相手によって文章のテイストを考えることが大切です。 飲み会のお知らせですので、「参加したい!」と思ってもらえるようにくだけた案内文もよいですが、全社向けに送るのか、社外の方に送るのか、親しい友人に送るのかによって、失礼のないよう適した文面を作成しましょう。