【アパレルの展示会】レンタル会場探しのポイント8選
2021/4/19
2022/01/04
通常、アパレル業界では年に2回、春夏(S/S)と秋冬(A/W)に大規模な展示会を行います。それ以外にも、ポップアップとして期間限定の展示会やショップを開くアパレルもあります。 アパレルの展示会を開くなら、トップス・スカート・パンツなどの様々なアイテムが映える会場を選びたいものです。 今回の記事では、展示会を開く際の会場選びのポイントをわかりやすくご紹介していきます。
Contents
- 展示会の目的を達成できる会場を選ぼう
- 【ポイント①】売上アップには:駅チカで会場自体に集客力がある会場
- 【ポイント②】売上アップには:来場者と話すスペースがある会場
- 【ポイント③】顧客満足には:座り心地のよいソファや椅子のある会場
- 【ポイント④】顧客満足には:ウエルカムドリンクなどの飲食がOKの会場
- 【ポイント⑤】販促には:思わず共有したくなる、SNS映えするゴージャス会場
- 【ポイント⑥】販促には:物販や楽器演奏がOKの会場
- 【ポイント⑦】その他:什器が借りられる、搬出入がしやすい会場
- 【ポイント⑧】その他:会場のサポートが手厚い会場
- ポイント①~⑧がすべて叶う♡エスクリ会場で展示会をしよう!
- ファッション企業の利用実績が多数
- まとめ
展示会の目的を達成できる会場を選ぼう
アパレル展示会の目的その1:売上の達成
展示会を開く最終的な目的は、なんといっても売上です。展示会を行うためには、会場費はもちろんのこと、運搬費やDM印刷料などのコストがかかります。しかし、それでも展示会を定期的に行うことで①顧客への商品アピール②自社のブランディング③新規顧客の獲得という役割が期待できます。 オンラインショッピングのニーズが増加していますが、高額な商品、ブランド商品などはやはりネット画像だけでは決められない人も沢山いらっしゃいます。オンラインショップでは価格の安い売れ筋商品を販売し、他社と差別化をはかる商品や高級ラインの商品は招待制にして一部の顧客にだけ販売する。このようにリアルとネット販売の双方の恩恵を受けられる戦略をとることで、より売上アップの効果が期待できます。
アパレル展示会の目的その2:顧客満足
セールなどの定期的なイベントは店の顧客維持に不可欠です。アパレル業界では、オンラインショップの数が急速に伸びています。そのため、サービス(商品の品ぞろえや送料など)だけでなく検索上位にいくかのSEO(リスティング広告など)でも激しい競争が繰り広げられているのです。 そのため、一部アパレルのオンラインショップでは他社との差別化として、リアルに顧客と触れあうイベントを開催しています。例えば、アンケート記入でサンプル品の配布や人気YouTuberを呼んでのライブ生配信やヨガワークショップなど。 常に輝いているブランド・ショップを演出するためのツールとして、展示会やイベントの実施は有効です。
アパレル展示会の目的その3:販促
ブランドにはメッセージ性や世界観があります。どのようなコンセプトで創られた商品なのかを表現するために、他の店が複数あるデパートなどの場所以外で展示会を開くのは良い選択です。 真っ白な壁や床のシンプルな内装の会場であれば、より商品自体の魅力がきわだつでしょう。また、期間限定のコラボ商品などのプロモーションの際は、既存店舗と区別する意味で展示会やイベントで普段と違った売り場づくりをするアパレルもよく見かけます。
【ポイント①】売上アップには:駅チカで会場自体に集客力がある会場
続いて、アパレルが選ぶべき会場のポイントについてお話しましょう。会場が駅から近いか遠いかで言えば、駅から近い方が売上アップには効果的です。なぜなら、駅から近いことで招待客だけでなく駅周辺の通行人にも目を止めてもらえるからです。展示会場が狭いとしても、「中で何をやっているんだろう」と通行人の興味を引き、アピールできることはアパレルとして大きなメリットです。 建物自体や建物の周辺のショップに集客能力があることも大切です。一般的に展示会の告知は2~3週間前に行うものとされていますが、たとえDMを送っても用事のある顧客や来られない顧客はいます。そのため、たまたまそこを通りかかる通行人がどれぐらい見込めるのかという点も、展示会の会場選びでは重要な視点です。
【ポイント②】売上アップには:来場者と話すスペースがある会場
展示会場をどんなにおしゃれでセンスのよい空間として演出しても、受注がないと売上には直接つながりません。そのため、展示会ではより多くの来場者や顧客を呼ぶことだけでなく、より多くの人と話をすることが大切です。 複数の部屋がある展示会場なら、個別の商談スペースを取り来場者と落ち着いて話せます。展示会場では雰囲気づくりのためにBGMを流し、商談スペースでは静かな環境をつくる。このように目的ごとの複数の部屋でメリハリをつけて用意できる会場を選ぶと良いでしょう。
【ポイント③】顧客満足には:座り心地のよいソファや椅子のある会場
いまはSNS映えが全盛期の時代なので、イスと机がひたすら並べられている会議室のような会場よりはラグジュアリーな会場が好まれます。せっかく展示会を開くのであれば、インテリアもシャンデリアや座り心地の良いソファなど細部にこだわった会場を選びましょう。 通常、展示会はスタッフも顧客も立ちながら商品を閲覧するスタイルです。しかし、正直なところ終日立ちっぱなしというのは脚が相当疲れます。ちょっとした荷物を置ける台を置くなど、顧客目線になって疲れずに商品をゆっくり見て回れるスペースを作るのも大切です。
【ポイント④】顧客満足には:ウエルカムドリンクなどの飲食がOKの会場
展示会で飲食はしないのが通例ですが、人間の心理としてコーヒー休憩をしている間はホッとして本音が話しやすいとも言われています。そのため、じっくり話をしてもらうために「どうぞ」と一杯のドリンクを差し出すのは効果的です。 最近の日本は夏場にかなり気温が上昇するため、展示会場では涼しい冷房に加えてドリンク・サービスがあると来場者にも喜ばれます。レンタルスペースでは飲食が不可の会場も多いので、借りる前に条件をいまいちどチェックすると良いでしょう。また、イベントで飲み物の提供は営利目的でなくても開催場所の保健所に申請しなくてはいけない場合があるので、事前に相談しましょう。
【ポイント⑤】販促には:思わず共有したくなる、SNS映えするゴージャス会場
展示会場のコストは常設店舗より初期費用もかからず一時的なものなので、せっかくなら思い切り豪華な会場にすると、展示会の様子をSNSで共有してもらえるので一石二鳥です。 アパレルのリアル店舗によく行く年代層の中で、10~20代の若い層は7割以上が「ネットで買う前に実際の店舗で見てから買う」とアンケートで答えています※。10~20代はおいしい食事や豪華な場所に行くと、写真にとってSNS(インスタグラムやツイッター)上にアップロードします。アパレルの展示会場が非日常感を感じるステキな会場やブースなら、SNSで多数の「いいね!」が押されて注目を浴びる可能性もあります。 ※出典:流通ニュース|アパレルの消費者行動/20代「EC購入前店舗で確認したい」7割
【ポイント⑥】販促には:物販や楽器演奏がOKの会場
どうしたら集客できるのか、どうしたら顧客の注目を集められるのか。これはアパレルだけでなく他の業種でもビジネスの永遠のテーマです。展示会場には複数の種類があり、その会場の種類によって訪れる顧客の種類も変わってきます。 例えば、幕張メッセのように延べ面積が1km近くある大型イベントホールでは共同開催が多く、訪れる顧客も複数のブースを見て回ります。ホテルやゲストハウスでは単独で行う展示会が多いため、1人1人の顧客とより向き合いやすい形の会場と言えます。
会場の種類 | 展示会の傾向 | 訪れる顧客の傾向 |
イベントホール・会議室 | 大手企業が一社単独で行うか、中堅企業が複数集まる共同開催 | 優良顧客・新規顧客・一般客 |
ホテル | 中堅企業が一社単独で行う | 優良顧客・新規顧客 |
ゲストハウス・式場・宴会場 | 中堅・中小企業が一社単独で行う | 優良顧客・新規顧客 |
パーティ―スペース | 中小企業が一社単独で行う | 優良顧客・新規顧客・一般客 |
レストラン・ダイニング | 中小企業が一社単独で行う | 優良顧客・新規顧客 |
いずれの場合でも、「どこより早く新商品をご紹介します」などの事業者側からのアピールがあることで顧客は長く会場に留まります。レンタルスペースには物販や楽器演奏ができる会場もあるため、新作と同時に既存の人気商品の物販をする、有名人のトークセッションや楽器演奏、サイン会などのイベントも合わせると顧客満足につながります。
【ポイント⑦】その他:什器が借りられる、搬出入がしやすい会場
主催者側の「運営しやすさ」も会場選びでは大切なポイントです。アパレルの展示会でなくてはならない什器(ハンガーラックや・トルソー・棚etc)が扱いやすいかどうか、これを念頭に会場選びをすると良いでしょう。 什器を自社から持ち運ぶ場合は、車での積み下ろすことになるため、①車寄せができるのか、②駐車場はついているのか(無料なのか)はチェックポイントです。また、現地で什器の手配をしてくれる体制なのかも合わせて確認しましょう。イベントに必要な機材の手配をお任せできる会場であれば、主催者の手間が大幅に省けます。
【ポイント⑧】その他:会場のサポートが手厚い会場
展示会に100~200名以上の顧客を呼ぶことは容易なことではなく、準備や段取りが必要です。初めてであれば気づかずにミスしてしまう場面もあることでしょう。展示会は実際に何度もやることで、段取りが身に付き細かい点にも気づくことができます。 自社に展示会やイベントに慣れた人員がいるのであれば、まずはその方を中心に展示会の計画表やToDoリストをつくりましょう。会場自体にイベントのプロであるコーディネーターが着いているのなら、心強いサポート役として手助けしてくれます。コーディネーターはあなたの展示会の内容を聞き、これまでの経験から「こんな演出ができますよ」「こんな段取りはどうでしょう」とさまざまな提案を無料でしてくれます。
ポイント①~⑧がすべて叶う♡エスクリ会場で展示会をしよう!
アパレルの展示会の会場選びに必要なポイントがすべて揃った会場をご紹介します。国内ウエディング事業で東証一部上場企業の「エスクリ」が自社運営する、数々のイベント・パーティ―スペースです。全国に直営会場が30以上あるエスクリのスペースの魅力をご紹介します。 ↓エスクリの展示会会場・イベントスペース検索はコチラ パーティーハンター|条件・地域別のパーティ―・イベント会場検索
ファッション企業の利用実績が多数
出典:当社オリジナル画像 エスクリ会場はこれまで、数々の有名コスメブランドや着物企業を始めとするアパレル企業より展示会・イベント会場として利用されてきています。結婚式場をレンタルスペースとして利用できるため、他社にはない非日常感やラグジュアリーなクラス感を演出できます。 プロのコーディネーターによる無料相談がついているので、スマホを見せながら「こんな音響がいい」「こんな感じのイメージにしたい」とお気軽にご相談いただける点も好評です。
広くてハイレベルな設備は感染症対策にも◎
会場は150~200㎡とアパレル展示会には十分なサイズ感。展示会会場には専用のロビーが着いているため、顧客の受付や資料配布などもスムーズです。また、エスクリ会場は業界最高レベルの感染症対策も実施中です。 参照URL:エスクリ|衛生管理の取り組みとお客様へのお願いについて 結婚式場という特質上、普段は控室として使われている個室スペースを展示会後の顧客との商談スペースとしてご利用いただくことも可能です。
白を基調とした内装とレイアウトの自由さ
高級感や温かみを残しつつ、基本的には「白」を基調とした壁や床をコンセプトにしたエスクリの会場。非日常感や華やかさを演出しながらブランドの世界観を表現しやすい会場です。会場のレイアウトや装飾は自由に変更できるため、1つめの部屋にはラックで商品展示、2つめの部屋で新作発表会をするなどの使いわけも可能です。
まとめ
オンラインショッピングが日常化している昨今ですが、高級ラインやコラボ商品などでアパレル展示会の需要はあります。 アパレル展示会としての会場選びは売上アップや商談スペースの有無、ブランドの世界観の演出など気を付けるべきポイントがいくつかあります。ポイントを押さえ、自社売上に貢献する展示会を成功させてください。