謝恩会のプログラムの決め方を解説!

2020/4/5

2020/03/23

謝恩会において、プログラムの作成は非常に重要です。

謝恩会は基本的に親が企画、運営をするもののため、子供たちも楽しめるように親側がみんなで準備や当日の雑務をこなしていかなくてはなりません。

そのため、プログラムとその時やる仕事は保護者全員で把握しておきたいところ。

というわけで、今回はプログラムの決め方と保護者や参加者への伝え方について解説していきます。

1.謝恩会のプログラムとは

プログラムとは、簡単に言えば謝恩会当日の予定のことです。

事前にプログラムを用意し、参加メンバーに共有しておくことでスムーズな謝恩会進行を狙うことができます。

プログラムは事前に共有しておくのがおすすめ!

プログラムは招待状に添付して事前に共有しておくことをおすすめします。

事前にプログラムを送付している場合でも、謝恩会当日は大きな紙に書いて会場の壁に張っておくなどしてわかりやすく掲示しておくと親切です。一目見れば誰にでもスケジュールが把握できる上、変更があった場合にはその一枚を変更するだけで会場の人間に知らせやすい、という利点もあります。

招待状に添付しておくことで当日持ち運びしやすい他、自分が担当になっている部分をマーキングするなど、保護者がそれぞれ自分用にカスタマイズしやすい点でもメリットがあります。

紙の招待状ではなく、メールで送信する場合も同様です。

2.謝恩会のプログラムの作り方

ステップ1:謝恩会に必要なイベントを考える

プログラムを作るうえで、謝恩会ではどんなイベントが必要かを考えてみましょう。

謝恩会で必要なイベントは

  • 開会の言葉
  • 保護者代表の挨拶
  • 乾杯
  • 会食
  • 卒業生の挨拶
  • 先生の挨拶
  • 閉会の言葉

この7つが主なものとして挙げられます。

ステップ2:みんなを盛り上げるイベントを入れる

皆で楽しめるゲーム、感謝を込めた記念品の贈呈やサプライズ企画などを行う時間も取りたいところ。

卒業したらなかなか会う機会がない友だちもいると思うので、最後にみんなで盛り上がるイベントは最後に思い出を作る絶好の機会です。せっかくのパーティーなのですから、みんなで楽しく過ごす時間を作りましょう。

また、楽しいだけでなく感動的な出し物にする、という工夫もありです。

「感謝を伝える」のが謝恩会の意義なのですから、先生への感謝を伝える余興にする、というのも感動的で思い出に残るものになります。

楽しさを重視するなら全員参加型のゲーム、クイズ、ビンゴ大会などが定番です。

その他、感謝を伝えるものとして歌や劇、ダンスなどを先生への贈り物として披露するのも盛り上がります。

新しい演目を謝恩会のために練習して披露するのもいいですが、学校や幼稚園で披露した思い出深いものを再度披露する、というのもあり。感動的な演出をしつつ練習時間の短縮が見込めるので大きなメリットがあります。

催し物、というのとは少し違いますが、先生の入場を一つのイベントとして組み込んでおくというのも面白いでしょう。

学校ではよくあることですが、仕事の関係上先生の到着が遅れる場合も考えられます。これを逆手にとって、先生の入場自体に演出を付けてイベント化する方法です。

先生の名前やプロフィールをナレーションで読み上げてかっこよく入場する等の演出もできますし、遅くなってしまった先生側も気兼ねせずに入ってくることができるのでおすすめです。

ステップ3:謝恩会のプログラムを組んでみる

やることが決まったら、さっそくプログラムを作ってみましょう。

基本的にはまずは歓談してもらい、場が温まってきた後半に余興や挨拶を行うのが王道のプログラムです。

表にしてみると以下のような感じになります。

イベント イベント詳細 開始時間
開会の言葉 謝恩会の開会を宣言します。 13:00
保護者代表の挨拶 主催である保護者の代表が挨拶をします。 13:05
乾杯 会食に入るための乾杯の音頭を取ります。 13:10
会食 楽しく思い出を語りながら歓談してもらいます。 13:15
余興 ゲームや出し物といった余興で盛り上がります。 13:40
記念品の贈呈 先生に感謝を込めた記念品を贈呈します。 14:00
卒業生の挨拶 卒業生が先生に向けて感謝の挨拶をします。 14:10
先生の挨拶 先生から生徒・保護者に向けて挨拶をします。 14:20
閉会の言葉 謝恩会の閉会を宣言します。 14:30

プログラムにはおおよそでも構いませんので時間を書きこんでおきましょう。

時間が書いてあることで₍個々のイベントのペース配分がわかりやすくなります。

ちなみに、たまにですが先生側からのサプライズプレゼントという形でイベントが追加される場合があります。

もちろん、これを期待してスケジュールがスカスカになってしまうのも困りますが、サプライズがあった場合に時間が押してしまうのも困りものなので、後半は少し余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。いざという時に慌てずに済みます。

まとめ

謝恩会において、プログラムは参加者に謝恩会の内容を教えてくれる非常に大切なものになります。

謝恩会当日、プログラムの内容が予定どおりに進んでいるのか、時間が押している場合どのプログラムなら時間を短縮できるのかなど、慌てずに対応できますので、おおよそのタイムスケジュールも組み込んでおくと安心です。

誰が見てもわかりやすく納得のいく内容になるように、この記事を参考にしっかりプログラムを作っていきましょう。