上座ってどこ?宴会場のタイプ別に席次マナーをチェック!

上座ってどこ?宴会場のタイプ別に席次マナーをチェック!

宴会で困るのは席次のマナーです。宴会場のタイプ別に「上座ってどこ?」という疑問を解消しましょう!

宴会場のタイプ別の席次マナーだけでなく、番外編として、宴会場まで移動するときの席次マナーもご紹介します。

宴会場の席次マナー「上座」と「下座」

一般的に、席に座る順番を「席次(せきじ)」といいます。

座る位置によって、敬意やもてなしの気持ちを表すため、「ふさわしい席には、よりふさわしい人が割り振られるべき」という考え方から、席次決めセオリーが広まり、席次マナーとして確立しています。

部屋の出入り口から遠い方の座席が「上座(かみざ)」と呼ばれ、年齢が高い方や目上の方、主賓・ゲストが座ることがよいとされます。

一方、部屋の出入り口に近い方の座席は「下座(しもざ)」です。年若い方や目下の方、幹事・ホストが座ることがよいとされます。

なお、上座・下座は、テーブルの形や配置によって変わるので、注意が必要です。

上座に座る順番は?

まずは、上座に座る順番について、判断できるようになりましょう。

社会人であれば、席次を判断するときの5つの基準があります。

  1. 宴会の主賓(ゲスト)か?
  2. 宴会の幹事(ホスト)か?
  3. 役職は?
  4. 社歴は?
  5. 年齢は?

宴会場での席次で一番に考慮すべきなのは、主賓(ゲスト)かどうかです。ゲストの場合、以降の判断基準を無視して、上座に座ります。ゲストが複数いる場合は、ゲストの中で、役職・社歴・年齢を考慮して、上座・下座を決めます。

社内の宴会に社外の方を招く場合、高確率で社外の方はゲストです。上座に座ってもらいましょう。特に、ゲストではない場合、会社同士の関係性や宴会の目的によっても変わりますが、他の判断基準と同様、役職や社歴、年齢で席次を決めるとよいでしょう。

幹事(ホスト)の場合、問答無用で下座になります。ホストが複数いる場合は、ホストの中で、役職・社歴・年齢を考慮して、上座・下座を決めます。

 

主賓でもない、幹事でもない宴会の参加メンバーは、まず役職をチェック!

資本関係のある別会社からの出向の場合、通常は同じ会社に所属する者と同じように扱います。もちろん、社風や会社の関係性によっても変わるので、注意が必要です。

なお、完全に独立した別会社で、役職が同じ場合、企業の規模や力関係の強い方が上座になることもあります。例えば、大企業の部長と、中小企業の部長とでは、大企業の部長の方が目上に当たる、と考えるのが自然です。

 

役職が同じなら、続いて社歴をチェック!

なお、同一資本のグループ企業内での異動や転籍などによるキャリア変更があっても、通常、社歴はリセットされません。

 

役職も社歴も同じなら、年齢で判断することになりますが、上座下座のために、いちいち細かく年齢を聞くケースはまずないでしょう。正直、この辺になればある程度、適当に決めて構いません。

なお、男女の要素をからめて席次を判断すると、コンプライアンス違反に問われる可能性があるため、絶対にやめましょう。

【ゲストや幹事を含めない宴会参加メンバーの席次の位置づけ】

ゲストや幹事を含めない宴会参加メンバーの席次の位置づけ

 

例)

①部長A・社歴5年・45歳 ②課長B・社歴20年・50歳

③リーダーC・社歴8年・32歳(子会社にあたる協力会社の出向社員) ④リーダーD・社歴半年・35歳

⑤社員E・社歴6年・28歳 ⑥社員F・社歴2年・24歳 ⑦社員G・社歴1年・26歳

具体例として「リーダーDが半年の試用期間から正式配属になったため、課で歓迎会を開いた。宴会の幹事は持ち回り制のため、社員Fが取り仕切った」という事情で宴会をする場合、一般的には、次のような席次へと変わります。

【ゲストや幹事を含めた場合の宴会参加メンバーの席次の位置づけ】

ゲストや幹事を含めた場合の宴会参加メンバーの席次の位置づけ
例)

①リーダーD・社歴半年・35歳【ゲスト】 ②部長A・社歴5年・45歳

③課長B・社歴20年・50歳 ④リーダーC・社歴8年・32歳(子会社にあたる協力会社の出向社員)

⑤社員E・社歴6年・28歳 ⑥社員G・社歴1年・26歳 ⑦社員F・社歴2年・24歳【ホスト】

社風によっては「部長や課長クラスの役職の者はいつもゲストと同等の上座として扱う」という席次にするケースもあります。その場合、一般的な席次マナーよりも、その組織に根付いた席次マナーを優先しましょう。

なお、上座の者からすすめられた席に対して、ゲストが遠慮してしまうのは、マナーに反する行為ですので、気をつけましょう。

また、そのときの宴会の事情によって、上座下座の席次を無視し、臨機応変に席を決めるべき場面が出てきます。

例えば、宴会の途中で退席する方や、喫煙スペースにすぐいけるようにしたい方、宴会の開始に遅れると分かっている方などは、出入り口に近い席である下座を希望されることは、よくあります。

カジュアルな宴会では、上座下座にあまりこだわりすぎず、宴会に参加するメンバーが楽しめることを優先して、判断すると失敗しないでしょう。

宴会場の「上座」ってどこ?宴会場のタイプ別にチェック

続いて、席次の例を、宴会場のタイプ別にチェックしていきましょう。

(1) 床の間のある個室「座敷」の上座

 

床の間のある個室「座敷」の上座

席次マナーを知るときの定番とも言える席次の例です。

和室の「座敷」の場合、出入り口がひとつあり、出入り口から一番遠いところに、花などの花器や掛け軸、絵画などを飾る「床の間(とこのま)」があります。入り口から遠く、床の間の近い席が上座です。

テーブルが奥に長い、縦長の座敷の場合、奥の左側の席が最上位の上座です。出入り口の位置がイラストと微妙に違う場合も、最上位の上座は変わらず、奥の左側です。

テーブルがよこに長い、横長の座敷の場合、奥の中央の席が最上位の上座です。最上位の席から向かって左が2番手の上座、最上位の席から向かって右が3番手と、左右に振り分ける形で配分されます。

「上座ってどこ?」と迷ったら「とにかく奥が一番えらい。最上位の上座から見たときの左側が2番手にえらい」というセオリーは、席次マナーの基本として覚えておきましょう。

洋室で、床の間にあたるものがない場合も、同じ考え方です。

(2) ひとつの円卓をみんなで囲む「丸テーブル」の上座

ひとつの円卓をみんなで囲む「丸テーブル」の上座

丸テーブルにも席次マナーはあります。横長の座敷と同じ考え方です。出入り口から一番遠い、中央の席が最上位の上座です。最上位の席から向かって左が2番手の上座、最上位の席から向かって右が3番手と、左右に振り分ける形で配分されます。

丸テーブルは、中華料理のお店などで囲むこともあるでしょう。一般的に、中華料理の場合、中国の文化的な考え方にならい、上座を決める上での左右の優先度は逆になります(最上位の上座から右の席が2番手の上座になる)。

ただし、宴会で中国のマナーを優先して席次を決めるべきか、上司や先輩社員に相談してから決めましょう。

(3) 出入り口が複数ある「半個室」の上座

出入り口が複数ある「半個室」の上座

どんな人数でも対応できるように壁を作らず、パーテーションなどでゆるく区切った「半個室」の宴会場も珍しくありません。

出入り口が1つでなく、床の間のようなスペースもないため、判断に迷うかと思います。その場合、店の玄関を「出入り口」として想定しましょう。

玄関から遠い側を最上位の上座として扱い、あとは個室の座敷と同じ手順で席次が決まります。

なお、掘りごたつのような四方に出入り口がある場合、店の玄関から遠い側の出入り口を閉じて、上座を作るとよいでしょう。

(4) 長テーブルがいくつか並ぶ「テーブル席」の上座

 

長テーブルがいくつか並ぶ「テーブル席」の上座 長テーブルがいくつか並ぶ「テーブル席」の上座

長テーブルがいくつか並ぶような「テーブル席」の上座は、席次の判断がつきにくいものです。店によっては「出入り口から一番遠い席が上座」のセオリーが当てはまらないケースも多くあります。事前にお店に上座の位置を確認するといいでしょう。

一般的には、部屋の入り口の位置に関係なく、一番眺望がよいVIP席が最上位の上座として扱われます。最上位の上座がわかれば、今までの「最上位の席から見て左手が2番手」のセオリーで考えられます。まずはテーブルごとに席次を決め、その次はテーブル内の席次を落とし込むとスムーズでしょう。

(5) 広い宴会場にたくさんのテーブルが並ぶ「立食」の上座

 

広い宴会場にたくさんのテーブルが並ぶ「立食」の上座

広い宴会場にたくさんのテーブルが並ぶ「立食」にもの席次はあります。「座る椅子がないのに席次もないだろう」と考えがちですが、立食の上座は、上座のヒントを見つけることが大切です。

宴会場にステージがあれば、最上位の上座はステージの近く、下座は出入り口の近くです。花などのフラワーアレンジメントがある場所の近く、絵画などのアートも最上位の上座を示すヒントとなります。上座のヒントが複数ある場合、てっとり早く、お店に上座の位置を確認するのがよいでしょう。

最上位の上座がわかれば、テーブル席の席次マナーと同じ考え方です。「最上位の席から見て左手が2番手」のセオリーです。テーブルごとに、その次はテーブル同士の上座、下座へと落とし込みましょう。

立食の場合は明確な「席」はないですが、ゲストをどこに案内すれば失礼でないか、自身がどのテーブルにいるべきかを見極めることができます。

[番外編]宴会場まで移動するときの席次マナー

席次は宴会場だけではありません。タクシーなどの車内、エレベーターやエスカレーターの席次マナーもチェックしておきましょう。

ただ、宴会場のときよりも、さほど席次について気にしない人も多いようです。移動中の席次マナーは、厳格に守ろうとするよりも、気付いたらさりげなく行うくらいのスタンスくらいが、ちょうどよいでしょう。

(1) タクシーの上座

 

タクシーの上座

タクシーの場合、運転席の後ろが最上位の上座です。下座は「タクシーで、目的地やルート等を運転手に伝えやすい位置」ということで、助手席や後部座席の中央です。

ただし、取引先の方が車を出し、運転手をするようなケースは、助手席は最上位の上座になるので、気をつけましょう。

(2) エレベーターの上座

エレベーターの上座

エレベーターも、タクシーと同様です。エレベーターのパネルを操作する人が運転手だとイメージしたとき、その後ろが最上位の上座です。最上位の上座から、操作パネルの下座に向かって反時計回りで席次が決まります。

ただし、パネルが2つあるエレベーターの場合は、最上位の上座の位置は変更ないまま、Zの形で席次が決まるので、気をつけましょう。

(3) エスカレーターの上座

エスカレーターの上座

エスカレーターの上座のセオリーは、とてもシンプルです。「目線が高い方が上座」です。上りのエスカレーターなら、目上の方を先に通し、下りのエスカレーターなら目上の方を後に通すようにしましょう。

まとめ

宴会場の席次を決めたければ、まずは「最上位の上座」を探しましょう!判断がつかないケースは、店の人に素直に確認するのが一番です。

これで、どんな宴会の場でも「上座ってどこ?」と不安になることはないはずです。心置きなく、宴会をエンジョイしましょう!

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