コロナで送別会はどうするべき?行きたくない派もできない派も納得!
2020/12/7
2021/10/20
「送別会」はコロナで自粛すべきか迷うイベントのひとつです。
コロナで「不要不急」という言葉は一躍有名になりました。果たして送別会は不要不急として自粛すべきなのでしょうか。
今回の記事では、様々な角度からコロナ禍の送別会を考えてみます。お読みいただければ、送別会について迷っているあなたの心のモヤモヤはきっと晴れることでしょう。
Contents
送別会ができない?どうしたらいい?
送別会は企業や学校、職場で日常的に行われてきたイベントです。送別会では親しい同僚やお世話になった先輩へ「今までありがとう」「これからも頑張ってね」という気持ちを届けられます。
コロナで送別会がなくなると、送別会に関わる方はどんな気持ちになるのでしょうか。以下の表でまとめてみました。
<送別会ができないと、どんな気持ち?>
送別会で送られる側 | 【送別会をやってほしかった方】
【送別会をやってもらいたくなかった方】
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送別会で送る側 | 【送別会で見送りたかった方】
【送別会に出たくなかった方】
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送別会を中止にすると、送別会に良いイメージを持っている方は「残念」「区切りが悪い」などの感想を持ちます。逆に、送別会にあまり参加したくない方は「なくなって良かった」と思うのです。
コロナで送別会を断りたい・行きたくない人急増中!中止にすべき?
コロナの影響で、送別会に良いイメージを持っていた方まで「行きたくない」と考えるようになっています。
その原因は、送別会には少なからず「大人数での酒盛り」のイメージがあるからです。
連日コロナの感染者数をメディアが報道している中、密なイメージのある送別会には「行きたくない」「断りたい」と考える方が多いのは仕方のないことです。
結論から言えば、従来のような典型的な「宴会」の送別会はコロナ禍において見送るべきです。なぜならマスクをつけていたとしても、お酒を飲んでの飲食は気が緩み、会話も弾みます。クラスターが発生しやすい環境を作ってしまいます。
新しいwithコロナ時代の送別会のアイデア集
では、いつまで続くかわからないwithコロナ禍で全ての送別会をひたすら毎回中止にすればいいのでしょうか。答えは「No」です。
コロナの最新情報は常に変動しています。緊急事態宣言が発令されたと思えば、次は経済が回らないとGo Toキャンペーンが始まりました。
そのため、コロナ禍での送別会も絶対的な正解はありません。
定年退職など会社の功労者が全くねぎらわれない状況は心苦しいものです。送別会の開催を検討する際は、以下のような新しい方法を検討しましょう。
(方法1)換気の良い会場を選ぶ
飲食店の多くはコロナ対策を実施していますが、その内容は非常に幅があります。
例えば、単に従業員がマスクをつけているだけの店もあれば、テーブルセッティングを変え換気システムを導入している店もあります。
できるだけ、換気の良い、広い店を選びましょう。
こちらの記事では当社エスクリがパーティ―会場のプロとして実施している準備について解説しています。
(方法2)個人的に小規模でやる
会社全体ではなく部署でやる、部署でやらないならグループでやる、のように人数を最小限にすればコロナ対策と送別会は両立できます。
(方法3)プレゼント・挨拶を中心にする
送別会の要素としてカットできないのは「挨拶」と「プレゼントの贈呈」です。歓談と食事をカットし、挨拶とプレゼントだけの送別会にするという方法もあります。
これで、クラスターが発生する可能性がかなり低く抑えられます。また、お世話になった方や共に過ごした同僚への感謝の気持ちも表せます。
(方法4)時間を短くする
長年の日本企業の文化では送別会のあとに二次会を開くことも稀ではありませんでした。(例外もあります)
しかし、そんな長時間の集団の集まりはコロナの観点で避けるべきです。送別会は一次会のみ。2時間以内できっちり終了しましょう。
(方法5)参加は全員必須にしない
日本政府では現在「働き方改革」に取り組んでいますが、その理由は仕事の拘束時間が長くワークライフバランスが保てないことが原因です。
送別会は仕事以外の拘束時間です。誘われたら、断る側も罪悪感を覚えるものです。全員必須ではなく「先着○名」「行きたい人が行く」のように風通しが良い送別会にチェンジしましょう。
注意!職場だから安心とは限らない
職場の会議室でデリバリーによる送別会をする方もいることでしょう。職場であっても、換気や密にならない対策は必要です。
狭い職場の部屋よりもコロナ対策をしている外部の会場の方が安全なこともあります。職場で送別会をする場合は、ランチミーティングにする、人数制限をする、などの工夫をしましょう。
まとめ
コロナ禍での送別会開催の考え方についてご紹介しました。いくつもの選択肢があるので職場やチームの状況を踏まえて最善だと思う方法をセレクトしてください。