送別会用のプレゼントを選ぶには?贈るマナーと男女別おすすめの送別品
2020/6/10
2022/05/06
定年や転職で退職される方を送別をする時には、素敵なプレゼントを送別品として贈りたいですよね。
この記事では、送別会用のプレゼントの選び方について解説します。男女別でおすすめの送別品の紹介もしていますので、送別会用のプレゼントを用意する前に、一度チェックしておきましょう。
Contents
送別品を贈る相手に負担をかけない金額でプレゼントを選ぶ
送別品を贈る相手に負担をかけない金額でプレゼントを選びましょう。送別のプレゼントが高額だと、もらった側が「お返しをしなくてはいけない」「高価な品物をもらって申し訳ない」という気持ちになってしまう可能性があります。
相手に負担をかけない金額の範囲内で、素敵なプレゼントを選ぶようにしましょう。
送別会のプレゼントの費用相場は5,000~15,000円ほど
送別会用のプレゼントとして用意する送別品は、贈る相手によってかけるべき金額が変わりますが、費用相場としては5,000~15,000円ほどです。
社内で複数人の有志による出資を募り、送別会用のプレゼントを用意するケースがあります。
ビジネスシーンであれば、社歴や役職などを含めた関係性から、送別会のプレゼントのために集められる金額は増減するでしょう。
社内の有志で集めた金額から寄せ書きに使う色紙や持ち運び用の紙袋、ブーケのお花代などを引いた金額が、送別品にかける金額になります。
同僚や後輩に贈る送別品の費用相場
贈る相手が同僚や後輩の一般社員で、数年の付き合いであれば、有志の人数にもよりますが、8,000~10,000円ほどを集金できるでしょう。
寄せ書きに使う色紙や持ち運び用の紙袋など諸経費(1,000円ほど)、ブーケのお花代(2,000円ほど)を差し引いて、配送などの手数料を含めて5,000~7,000円ほどに収まる送別品を探すと良いです。
役職者に贈る送別品の費用相場
10年以上の付き合いだったり、役職持ちだったりする方が退職するケースでは、20,000円ほどは集金できるでしょう。
寄せ書きに使う色紙や持ち運び用の紙袋など諸経費(1,000円ほど)、グレードを上げたブーケのお花代(5,000円ほど)を差し引いて、配送などの手数料を含めて15,000円ほどに収まる送別品を探すと良いです。
送別の際には新たな生活に役に立つアイテムを贈る
基本的には、贈る相手の好みに合わせて、新たな生活に役に立つアイテムを贈るようにしましょう。多くの場合、送別品は有志が費用を出し合って、贈るケースが一般的ですので、特にビジネスシーンでは、贈る側全員が納得できるアイテムを選ぶことが大切です。
送別会のプレゼントとしてNGなもの
送別会のプレゼントには、贈ると失礼になる可能性があるアイテムがあります。マナーを守るために、送別会のプレゼントとしてNGなアイテムを事前に知っておきましょう。
送別会のプレゼントとして贈ると失礼になる可能性があるアイテムは次の通りです。
- ハサミや包丁など「切る」刃物のアイテム
- くし
- ハンカチやミニタオルや日本茶などの葬儀を連想させるアイテム
- 靴下やスリッパなど「踏む」アイテム
- カバンや時計などのビジネスシーンをイメージするアイテム
- 現金や商品券
- 4個入りや9個入りの縁起が悪いと言われる個数のアイテム
ハサミや包丁など「切る」刃物のアイテム
「縁を切る」という言葉を連想させるため、送別の品にはふさわしくありません。「運命を切り開く」という連想で、あえておめでたい場面での贈り物にするケースもありますが、どちらにせよ、送別の品にはふさわしくありません。
くし
言葉の意味から「苦」や「死」などの言葉を連想させます。また、古くは結婚相手に贈る婚礼品の定番であったため、どちらにせよ、送別の品にはふさわしくありません。 同じような使用目的のヘアブラシであっても、くしを連想させるため、避けた方がよいでしょう。
ハンカチやミニタオルや日本茶などの葬儀を連想させるアイテム
ハンカチやミニタオル、日本茶は葬式のときの返礼品として使われているため、送別の品にはふさわしくありません。 特に、ハンカチは漢字で書くと「手巾」で、読み方は「しゅきん」または「てぎれ」です。縁切りを連想させるため、避けましょう。
靴下やスリッパなど「踏む」アイテム
「踏みつける」という言葉を連想させるため、送別の品にはふさわしくありません。「下」のニュアンスやイメージのあるアイテムを贈ることは「相手を下に見ている」というメッセージになるため、気をつけましょう。
カバンや時計などのビジネスシーンをイメージするアイテム
カバンや時計など、ビジネスで使うアイテムを贈るということは「もっと働け」というメッセージになり、目上の方に贈るには失礼にあたり可能性があります。入学祝いや進学祝いなどでは問題ありませんが、送別の品としては避けたほうが無難です。
現金や商品券
金額がそのままわかってしまうアイテムを、プレゼントとして贈るのは失礼にあたります。送別品として贈ると「あなたはお金に困っている」というメッセージになるため、どんなにプレゼント選びに困っても、送別の品として贈るのは避けましょう。
4個入りや9個入りの縁起が悪いと言われる個数のアイテム
4は「死」を意味し、9は「苦」すると言うことで、複数個入りのアイテムをプレゼントする場合、4個入りと9個入りは避けたほうがよいでしょう。
のしの書き方は「御礼」が一般的
異動や定年退職、結婚・出産、転職などの自己都合など、送別の理由は様々です。 退職事由にあわせて、のしの書き方を変えたいところですが、最近ではプライバシーに関わる送別事由を表に出したくない方もおり、配慮が求められます。送別品にのしを書かないケースもあります。
のしを書く必要がある場合は、これまでのお世話になったことのお礼として「御礼」と書いておけば、トラブルにはならないでしょう。
人気の送別会用プレゼントと男女別のおすすめプレゼント
送別品としては、衣食住の中で「食」に関連するアイテムをプレゼントするのが良いです。 「衣」や「住」に関するプレゼント選びは、ビジネスシーンに関連するアイテムが多い上、相手の好みが反映されるものであるためです。
また、送別会の場合、喜ぶ顔が見られるのは、その時だけですので、かさばるものや割れもの、重いものであっても、手渡しが基本です。 一人で持ち運べるサイズや重さのプレゼントを贈るように気をつけましょう。
人気の送別会用プレゼント
プレゼントを何にするか迷ったら、人気・定番のプレゼントの中から選ぶと良いでしょう。
送別会用のプレゼントで人気の商品は次の通りです。
- カタログギフト
- 酒器と飲み物のセット
- グルメギフト
- スパやエステのチケット
- キッチングッズ
- ゴルフセット
困ったときはカタログギフト
贈る相手の好みがわからないときには、カタログギフトという便利なアイテムがおすすめです。
贈る相手が自分の好みにあわせてアイテムを選び、取り寄せることができます。
カタログなのでさほど重量もなく、かさばらないため、送別会の二次会にいくときも邪魔にならないという点も魅力です。
また、いろいろな価格帯のカタログギフトがあるため、カタログギフトだけを単独で贈るより、何か記念になる送別品を別に用意した後、費用が残った分を消化するようにするのが一般的です。
日本製の質の高いアイテムが揃ったカタログギフトがおすすめです。
日本の贈り物 カタログギフト|anicrit online store
お酒が好きな方なら酒器とお酒のセット
贈る相手がお酒好きな方なら、お酒を飲むときの酒器とともに、お酒をセットで贈ると喜ばれるでしょう。
最初からセットになっているものを選んでもよいですし、酒器だけ買って、好きなお酒を別で買うようにしてもよいでしょう。
送別会当日、酒器だけプレゼントし、お酒だけはカタログギフトで選んで取り寄せてもらう、というのも、送別会のプレゼントとしてはスマートです。
紅茶やコーヒーが好きなら器と飲み物のセット
贈る相手が紅茶やコーヒーが好きな方なら、飲むときの器とともに、紅茶やコーヒーをセットで贈ると喜ばれるでしょう。
クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子をセットにしたものも、喜ばれます。
送別会当日、器だけプレゼントし、飲みものだけはカタログギフトで選んで取り寄せてもらう、というのも、送別会のプレゼントとしてはスマートです。
食べるのが好きならグルメギフト
溶けやすいアイスクリームや、肉や魚などの生鮮食品をプレゼントするなら、グルメに特化したカタログギフトを贈りましょう。
贈る相手が甘いもの好きなら、スイーツギフトが間違いありません。
焼き菓子など、常温で持ち運べるものであれば、送別会当日、手渡しでのプレゼントが可能です。
贈る相手の好みや個性にあったテーマのスイーツギフトが喜ばれます。
グルメ カタログギフト|anicrit online store
スパやエステのチケットで癒しをプレゼント
ホテルスパやエステを体験できるチケットをプレゼントすることができます。
退職後にリフレッシュしてもらいたい、という場合におすすめです。
高級ホテルのスパを利用できるチケットもあるので、予算に合わせて選びましょう。
料理好きにはキッチングッズがおすすめ
料理好きの人には、事前にどのようなグッズを持っているか確認したうえで、便利なキッチングッズのプレゼントがおすすめです。
調理器具 キッチン家電|anicrit online store
ゴルフ好きにはゴルフセット
普段からゴルフが好きな人には、ゴルフの練習やラウンドで使えるグッズがおすすめです。
名前入りのゴルフグッズも人気です♪
男性へのおすすめ送別会用プレゼント
退職する方が男性の場合におすすめの送別会用のプレゼントをご紹介します。
シューケアグッズ
退職後、新しい職場でもスーツを着る予定がある場合には、革靴のケアをするシューケアセットがおすすめです。
定年退職する場合や、退職後にスーツを着る予定がない場合には避けるようにしましょう。
メンズスキンケアグッズ
形に残るものでなく、消耗品のプレゼントの方が良い、という場合にはメンズスキンケアグッズがおすすめです。
様々な化粧品ブランドからメンズ向けのグッズが発売されています。
普段から使用しているスキンケアグッズがあるか、聞いてから送別会用のプレゼントを選ぶと良いでしょう。
女性へのおすすめ送別会用プレゼント
女性の退職者の方におすすめのプレゼントをご紹介します。
バスグッズ
毎日の入浴で使えるバスグッズは使用しやすくおすすめです。
スクラブやボディクリームがセットになっているプレゼントを選ぶと良いでしょう。
美容家電・コスメカタログ
女性の退職差には、美容家電やコスメのプレゼントもおすすめです。
しかし、喜んでもらうコスメや美容家電を選ぶことはなかなか難しいですよね。
美容家電やコスメに特化したカタログを贈りましょう。
事前に贈るソーシャルギフトも活用する
メールやSNSでプレゼントの受け取り用URLを贈るソーシャルギフトもおすすめです。
送別会で退職する人の荷物を増やすことなくプレゼントを贈ることができます。
事前にソーシャルギフトを贈り、送別会では寄せ書きや小さなブーケなどを渡すと良いでしょう。
送別会のスピーチ直後にプレゼントを渡す
送別会用のプレゼントを渡すタイミングは、送別会で、送られる方のスピーチが終わった直後にしましょう。
色紙などで寄せ書きした仲間からのメッセージと、ブーケなどの花束と一緒にプレゼントすると、見た目も華やかです。
受け取った送別品や色紙、ブーケを持ち運ぶための紙袋も、忘れずに渡しましょう。
送別会がない場合は退職が決まった1~2週間後に贈る
送別会がない場合や、個別で送別のプレゼントを贈る場合は、退職が決まってから1~2週間後に贈るようにしましょう。
退職が決まった翌日や2日後など、あまりにも早いタイミングで送別のプレゼントを贈ると、別れを悲しんでいない捉えられることもあります。
また、退職が決まってから2週間以上経ってしまうと退職の準備で忙しくなってしまい、送別のプレゼントを渡しそびれてしまう可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
送別会用のプレゼントとして用意する送別品は、贈る相手によって変わります。
贈る相手が数年の付き合いであれば、配送などの手数料を含めて5,000~7,000円ほど、10年以上の付き合いだったり、役職持ちだったりするケースでは、10,000~15,000円ほどに収まる送別品を選ぶと良いでしょう。
贈るマナーにはさまざまありますが、基本的には「食」に関するものであれば、失礼になりにくい傾向があります。
贈るマナーやおすすめの送別品の例を参考に、喜ばれる送別会用のプレゼントを見つけましょう!
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