展示会の小規模出展を成功させるポイントや費用相場・補助金を紹介
2023/8/28
2023/08/28
展示会への出展費用は、出展料やブース設営料、配布するグッズの作成料などが含まれています。使用するブースの広さによって出展料やブースのデザイン料などが異なります、出展費用を節約したい場合は、小規模ブースでの出展がおすすめです。
しかし、小規模のブースでより多くの来場者に注目してもらうためには、いくつかの工夫が必要です。今回の記事では、小規模ブースで出展した場合の費用相場や集客のためのポイントについて紹介しています。また、展示会への出展で申請できる補助金や、自社開催におすすめの会場の紹介もしているので、ぜひ参考にしてください。
Contents
小規模ブースでの出展費用は60~100万円
展示会への出展費用は、利用するブースの広さによって変わります。1~2小間の小規模出展の場合、60~100万円で利用できるでしょう。
広さ |
出展料 |
設営・装飾・人件費 |
1小間(9㎡) |
30~40万円 |
50~60万円 |
2小間(18㎡) |
50~80万円 |
70~100万円 |
3小間(27㎡) |
60~130万円 |
80~120万円 |
4小間(36㎡) |
90~150万円 |
110~170万円 |
地域の自治体が開催している展示会の場合、5万円ほどで出展でき、できるだけ費用を節約したいという方におすすめです。自治体が開催している展示会は、規模が小さかったり来場者数が少なかったりするケースがあるため、自社へのメリットがどれくらいあるかを想定して出展しましょう。
また、オンライン上で開催される展示会への出展は10万円ほどから可能です。ブースの設営費用や、展示会当日に派遣する従業員の人件費などがかからないため、低価格で出展できます。しかし、オンライン展示会で作成する自社のページに機能を追加すると費用がかさんでしまうため注意が必要です。
小規模のブースでの出展で集客する4つのポイント
多くの企業が出展する展示会では、来場者の目に留まり、興味も持ってもらえるようなブースの設営が大切です。大きいブースは、装飾をする範囲が広く自然と目に留まりやすいでしょう。しかし、装飾できる範囲が狭い小さいブースでは、集客のためにいくつかの工夫が必要です。
小さいブースで出展した場合、広い会場の中で他の企業に埋もれてしまう可能性があるため、集客のためのポイントを知っておきましょう。
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開放的なブースデザインで入りやすくする
来場者からブースの中が見えるように、開放的なブースデザインを採用しましょう。壁で囲いブースの中が見えない場合、何を展示している企業か分かりにくく立ち止まる来場者が減ってしまいます。
入口を広くして、何を展示しているか通路から分かるようにしたり、キャッチコピーやパネルを展示したりすることで、目にとまりやすく中に入りやすくなります。
商品を通路側に展示する
アピールしたい商品やサービスが分かるように通路側に展示することで、来場者の目に触れるようにしましょう。通り過ぎる時に、何を展示しているか分かるように配置することで、興味を持ってもらいやすくなります。
ブースの奥に商品を展示すると、通り過ぎる時に目に留まりにくく中に入ってくる人数が少なくなってしまいます。商品を通路側に置き、商談スペースや商品説明エリアはブースの奥に設置すると良いです。
また、認知度が低い企業の場合、企業名を通路側でアピールしても来場者が興味を持ちにくいでしょう。企業名ではなく、商品やサービスの内容が分かりやすいキャッチコピーやパネルでの装飾がおすすめです。
実演をして注意を引く
展示会では、来場者に足を止めてもらうことが大切です。多くの人が足を止めてもらうブースがあると、他の来場者が「人がたくさんいるあそこのブースは何だろう」と興味を示してくれるでしょう。
実演ができる商品やサービスを展示する場合は、通路側で実演をすると、通行人の目を引きやすくなります。特に小規模ブースが立ち並ぶエリアでは、通路側で実演をすることで他の企業との差別化が図れるでしょう。
通路側にスタッフが立ち声かけをする
スタッフは、通路側に立って来場者に声かけをしましょう。ブース内のカウンターに座っていたり、中に立っていたりするだけでは、来場者が立ち止まってくれる可能性が低くなります。
商品説明のチラシやばらまき用のノベルティを作成し、通路側で声かけをしながら配布すると良いです。立ち止まってくれた来場者とは、商品説明や名刺交換をして商談につなげましょう。チラシやノベルティを配布することで、後日興味を持ち連絡をくれるケースもあります。
展示会出展費用が対象となる補助金・助成金
展示会への出展費用は、100万円を超えるケースがほとんどです。申請できる補助金や助成金の種類を知って、上手に活用しましょう。
利用できる補助金や助成金の種類は地域ごとに異なるため、自治体に問い合わせて確認しておく必要があります。いくつかの例を知って参考にしてください。
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展示会出展助成事業
東京都中小企業振興公社が実施している助成金です。
対象 |
BtoB向け展示会・オンライン展示会への出展費用 |
助成限度額 |
150万円 |
助成率 |
2/3以内 |
令和5年度 展示会出展助成事業|公益財団法人東京都中小企業振興公社
市場開拓助成事業
東京都中小企業振興公社が実施している助成金です。
対象 |
東京都から支援を受けて制作、または一定の評価を受けた商品やサービスを出展した展示会費用 |
助成限度額 |
300万円 |
助成率 |
1/2以内 |
小規模事業者持続化補助金
商工会や商工会議所の支店で申請できる補助金です。
対象 |
小規模事業者が販路拡大のために展示会に出展する費用 |
助成限度額 |
50万円 |
助成率 |
2/3以内 |
事業再構築補助金
中小企業機構が実施している補助金です。
対象 |
要件を満たした中小企業が販路拡大のために展示会に出展する費用 |
助成限度額 |
【従業員数 20 人以下】 100 万円 ~ 2,000 万円 【従業員数 21~50 人】 100 万円 ~ 4,000 万円 【従業員数 51~100 人】 100 万円 ~ 5,000 万円 【従業員数 101 人以上】 100 万円 ~ 7,000 万円 |
助成率 |
中小企業者等 1/2 中堅企業等 1/3 |
小規模の展示会を主催するときの会場選び
BtoCの展示会を自社で主催する場合の多くが、その場で商品を購入してもらったり実際に触れてもらったりすることが目的です。商品やサービスの雰囲気に合った会場を選び、一般来場者の集客を図りましょう。
会場の種類 |
特徴 |
レンタルルーム |
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会議室 |
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商業施設のイベントスペース |
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結婚式場 |
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まとめ
展示会への出展費用は、ブースの広さによって異なります。小さいブースで集客力を高めるためには、来場者が通り過ぎてしまわないようにする工夫が必要です。立ち止まっている人の人数が多ければ、他の来場者から興味を持ってもらいやすくなります。ブースの間口を広くしたり、通路側での実演や声かけを積極的にしたりすることで、来場者と会話をしながら立ち止まってもらいやすくなります。
より多くの人に自社の商品を知ってもらい、展示会出展の目標を達成しましょう。