【同窓会の会費の決め方】相場や先生の会費などよくある悩みについて解説

2023/2/28

2024/11/29

同窓会の幹事に選ばれたものの、同窓会の会費をどうやって決めたらいいか困っていませんか?特にお金に関することを決めるとなると責任重大で不安がつきものです。

そこで今回は、同窓会の会費の決め方を解説します。会費の内訳、年代別の相場や先生の会費の扱い方など、会費を決めるにあたってよくある疑問点を解説しますので、参考にしてみてください。

同窓会の会費の決め方

同窓会の会費は、同窓会の開催にあたって発生する費用を計算して決めていきます。

以下の手順で会費を計算していきましょう。

  • 会場を決めて費用を計算する
  • 会場以外の備品代を計算する

会場を決めて費用を計算する

同窓会の会費の内訳で大きな割合を占めるのは会場費用なので、まずは会場を選び、その費用を計算しましょう。

居酒屋やレストランなど、カジュアルな会場なら費用を安く抑えられます。ホテルなどを同窓会の会場に選ぶと高額になりますが、充実したサービスを受けられます。

参加者の年代によっても費用かサービスか求めるものが異なるので、自分たちに合った条件の会場を選びましょう。

会場費用以外の備品代を計算する

同窓会の開催にあたっては会場費用の他に以下のような備品の準備が必要となります。

これらの費用も計算し、会場費用と合わせて同窓会の会費を決めましょう。

  • 案内状の作成・発送にかかる費用
  • 同窓会当日に使用する名札作成の費用
  • ドタキャンが発生した場合の予備費
  • プロジェクターなど当日利用する設備のレンタル代
  • 先生へのプレゼント代

これらの合計金額を参加人数で割るのが妥当ですが、金額を決める段階では参加人数がわからない場合もあります。

こういった場合は、同窓会の参加率を全同窓生の3割程度と考えて備品代の合計金額を割り、会場費用に上乗せします。なお、割合についてはあくまで目安になるため、声掛けした人数や連絡を取れている同窓生との関係値などによって見積もりを決めましょう。

同窓会の会費の相場

ライフステージによって同窓会に参加できる金額が異なるため、各年代の会費の相場と、相場に見合う会場について解説します。

なお、ここで紹介する同窓会の相場は目安です。相場より低い価格設定でも失礼になるといったことはないため、規模感やどういった開催目的なのかなどによって設定する価格を調整しましょう。

20代の相場は5,000〜8,000円

20代で行う同窓会の会費は5,000〜8,000円が相場です。

特に20代前半での開催であれば、参加者が学生である場合もあるので、参加費を高額で設定しない方が同窓生たちも参加しやすくなります。

居酒屋やバー、カフェなど、カジュアルな会場だと同窓会の費用を抑えられます。また、カジュアルな雰囲気である方が同窓生も参加しやすくなるためおすすめです。

ただし成人式の後に同窓会を開催する場合は、立派な会場を借りて高額な会費を設定するケースもあります。

30〜40代の相場は7,000〜10,000円

30〜40代で行う同窓会の会費は7,000〜10,000円が相場です。

20代よりもキャリアアップし、経済的にも余裕があることが見込まれるため、20代の頃よりは若干高めの会費でも設定できます。大人の雰囲気に合った落ち着いたレストランやホテルなどの会場を選ぶのがおすすめです。

50〜60代の相場は8,000円以上

50〜60代で行う同窓会の会費は8,000円以上が相場です。生活が安定している年代なので、会費を高めに設定する傾向があります。

会費が高額である分、立地やアクセスが良く、設備やサービスが充実したホテルなどで同窓会を開催できます。

二次会の相場は3,000〜5,000円

同窓会の二次会の会費は3,000〜5,000円が相場です。一次会よりも費用を抑えておくと、参加者たちも参加しやすくなります。

予算から考えても、カラオケやバーなどの会場がおすすめです。参加者たちもカジュアルな雰囲気を楽しめます。

同窓会に先生を呼ぶ場合の会費の扱い方

同窓会に先生を呼ぶ場合、先生の会費については以下の2つの扱い方があります。

  • 先生を「招待」する形にし、会費を徴収しない
  • 先生にも「会費制」として案内し、会費を受け取る

先生を招待する場合、先生の会費は参加者全員で負担します。

ただし、先生から「寸志」という形でお金を渡されることがあるので、「寸志」は受け取っておきましょう。

受け取った寸志には、同窓会の後で半返しでお礼を伝えます。先生も同窓生と同様に会費制として伝えて、会費を受け取る方法もあります。

この場合は、参加者での負担は必要ありません。先生から会費を頂いた上に寸志まで渡された場合は、寸志の方を受け取り会費をお返しするようにしましょう。

同窓会の会費は男女で分けない

同窓会の会費について、男女で分ける必要はありません。

性別で分けてしまうと、公平でないことに不満を抱く参加者も現れます。また男女で区別することが問題となる場合もあるので、分けずに同額にしておく方が無難です。

性別だけでなく職業でも区別せず、参加者から平等に会費を集めるようにしましょう。

同窓会の会費の集金方法

同窓会の集金方法には以下のような2つの選択肢があります。

  • 当日集金
  • 銀行振込

当日集金を選ぶと、受付を担当する幹事の手間が増えてしまう上、お釣りの用意が必要になり、事前の備品代などを幹事が一時的に立て替えておく必要も出てきます。参加者にとっては当日現金を持ってくればいいだけなので手間がありません。

一方で、銀行振込を選ぶと、参加者にとっては振込の手間と振り込み手数料が発生してしまいます。しかし、ドタキャン費用を心配しなくてよくなり、当日の幹事の受付時の負担を少なくすることができます。

どちらにも一長一短あるため、自分たちにとって良い方法を選んでみてください。

まとめ

今回は同窓会の会費の決め方を紹介しました。お金のことを決めるのは責任が重く、プレッシャーを感じて当然です。

ですが同窓会の幹事は忙しい中で他の準備も行いながら、しっかり調べて会費を決めていきます。

自信を持って、思い切って会費を決めましょう。同窓生たちが楽しめる、素敵な同窓会を開催してください。