入社式に必要な持ち物とは?提出書類の入手方法やあると便利なものを解説

2025/1/30

2025/01/31

入社式に参加するにあたって、どんな持ち物が必要かわからず困っていませんか。

そこで今回は、入社式に必要な持ち物について紹介します。

入社式では一般的にどんな持ち物が必要なのか、持っていく意義や入手方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

入社式に必要な持ち物とは

会社から送付されてくる入社式の案内には、会社へ提出する書類などについて記載があります。

また案内に記載されている以外にも、持っておくと便利な持ち物もあります。

会社から提出を求められるものと、案内に記載されてはいないけれど持っておくと便利なものにわけて解説します。

会社から提出を求められるもの

会社から提出を求められるものとしては、一般的には以下のようなものがあります。

【会社から提出を求められるもの】

  • 卒業証明書
  • 身元保証書
  • マイナンバー
  • 預金通帳

これらの持ち物は会社からの入社式の案内に記載されていますので、どんなものが必要なのか案内状をしっかり確認して、漏れなく用意しましょう。

卒業証明書

卒業証明書とは、学校を卒業したことを証明する公式書類です。

学校の窓口で申請できる場合や、郵送やWebで申請する場合もあるので、あなたが通っている学校に確認しましょう。

卒業証明書の発行には手数料がかかるケースもあるので、申請方法と併せて確認します。

窓口で申請して即日発行してくれる学校もありますが、郵送やWebでの申請の場合は取り寄せに数日かかるところもあるので、余裕をもって入社式の2週間前には申請して準備しておきましょう。

身元保証書

身元保証書とは、内定者が会社に損害を与えた時、身元保証人と連帯してその賠償を約束させるための書類です。

怖い書類だと思われるかもしれませんが、責任を持って仕事に取り組むことを約束するためのものだと認識しましょう。

内定者の経歴や素性に問題がないことを保証するための書類でもあります。

また、内定者に何かあった時に、身元保証人に緊急連絡を入れる際に利用されることもあります。

身元保証書の書式は、一般的には内定先の会社のテンプレートを利用して提出します。

遠方に住んでいる人に身元保証人になってもらってサインをもらう時は、郵送の期間を考慮して2週間前を目安に準備を始めましょう。

マイナンバー

源泉徴収票の作成や年金、健康保険など社会保険の手続きのために、会社にマイナンバーの提出が必要となります。

以前は年金手帳を会社に預けていましたが、現在はマイナンバーがあれば会社での年金手帳の保管は不要となりました。

預金通帳

給与の振込先を指定するために、口座番号と支店名の記載がある預金通帳の提出が必要です。

会社によっては預金通帳のコピーで構わない場合や、キャッシュカードの提出を求められる場合もあります。

大切な給与振込手続きのためのものですので、会社が指定するものを準備しておきましょう。

入社式に持っていくといいもの

会社から持ち物として指定されていなくても、入社式に持っていくと便利なものもあります。

【入社式に持っていくといいもの】

  • 印鑑
  • メモ帳・筆記用具
  • 名刺入れ
  • A4サイズが入るビジネスバッグ
  • A4サイズが入るサブバッグ
  • コンパクトミラー
  • ウェットティッシュ

これらの持ち物がどのように役に立つのか解説します。

印鑑

給与の振込口座の申請をする際、預金通帳だけではなく印鑑も必要となります。

振込を受ける場合は銀行印は必要なく、認印で問題ありません。

また、給与振込申請以外の書類に押印が必要な場合があるので、印鑑は持っておくと安心です。

メモ帳・筆記用具

メモ帳と筆記用具を準備しておきましょう。

入社式の中では書き留めておくべき重要な話を聞くことがあります。

特にオリエンテーションなどで服務規定や研修のスケジュールについての話がある時に役に立つ持ち物です。

名刺入れ

名刺入れは社会人として必須のアイテムです。

まだ自分の名刺はなくても、入社式の場で上司や先輩から名刺をもらうこともあります。

もらった名刺はポケットなどにそのまま入れるのではなく、名刺入れにしまうようにしましょう。

A4サイズが入るビジネスバッグ

ビジネスバッグはA4サイズの書類が入るものを準備しましょう。

入社式でもらった書類をきれいに収められるように、A4サイズが入るものがおすすめです。

A4サイズが入るサブバッグ

入社式でもらう書類が多く、バッグに入りきらなかった場合にサブバッグが活躍します。

念の為の持ち物ではありますが、もらった書類を全てきれいに持ち運ぶことを考えると必要です。

折りたたんでビジネスバッグに入るものを持っていきましょう。

コンパクトミラー

入社式では記念撮影を行うこともあるので、コンパクトミラーがあると便利です。

記念撮影の前に鏡で確認して身だしなみを整えられます。

手のひらサイズの大きさのもので十分なので、持っておくようにしましょう。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュがあれば簡単な汚れを取り除けます。

どこでスーツや靴、バッグが汚れるかわからないので、ウェットティッシュがあると便利です。

入社式の持ち物について会社から案内がない時は?

入社式の案内はもらったものの、持ち物について明記がなくて困る場合は、会社に問い合わせましょう。

問い合わせは、手が空いている時に返信しやすいのでメールで送るのがおすすめです。

【入社式の持ち物がわからないときの問い合わせメールの例文】

件名:【ご回答をお願い致します】入社式の持ち物について

〇〇株式会社

人事部 〇〇様

お世話になっております。

〇〇大学の〇〇〇〇と申します。

この度は入社式の持ち物について確認したいことがあり、ご連絡致しました。

先日頂きました入社式のご案内で持ち物についての明記がございませんでした。

当日、提出が必要なものや準備しておくべきものはございませんでしょうか。

お忙しいところ大変恐れ入りますが、ご回答頂けますようお願い致します。

問い合わせをするのは気がひけるかもしれませんが、確認せずに入社式に臨んで間違いがあってはいけません。

わからないことをそのまま放置せず、確認するようにしましょう。

まとめ

今回は入社式の持ち物について解説しました。

入社式の持ち物には、入社にあたって提出が必要な書類はもちろん、文房具など社会人として持っておくと便利なものもあります。

提出が必要な書類にはすぐに入手できないものもあるので、早めに準備しておきましょう。

当日慌てることのないように前もって準備し、より良い社会人としてのスタートを切ってください。