内定式のお礼メールは必要?メールを送るポイントや例文を解説

2022/7/5

2022/07/05

内定をもらった会社で行われる内定式に参加したあと、お礼メールは必要なのかを知りたい人もいますよね。

お礼メールを送る際に、誰宛に送れば良いかを分からない人もいるでしょう。

今回は、お礼メールを送るべきなのか、送る相手やメールのポイント、例文を紹介しています。内定式に参加予定の人は参考にしてみてください。

内定式のお礼メールは送るべき?

内定式に参加した場合、お礼メールを送る義務はなく、送らないからといって失礼になるわけではありません。

しかし、内定式を開催してくれたことへの感謝の気持ちをお礼メールで伝えることで、好印象を与えられることがあります。

内定式のお礼メールを送るか迷っている場合は、今回紹介しているポイントや例文を参考にして送ってみると良いでしょう。

お礼メールを送る相手

お礼メールは、採用担当者や内定式で会った先輩社員、社長や役員などに送る傾向があります。

 その他にも、就職活動中のOGOB訪問でお世話になった先輩社員や、内定式で会った同期へお礼メールを送る場合もあります。

お礼メールは、自身が感謝を伝えたい相手に送るようにしましょう。

内定式のお礼メールを送るポイント

ビジネスの場では、メールを送るタイミングや内容の簡潔さなど、注意しておくべきマナーがいくつかあります。

内定式のお礼メールは、相手に失礼のないようにマナーを守って送るようにしましょう。

お礼メールを送る際のポイントを紹介するので、参考にしてみてください。

お礼メールを送るタイミング

内定式のお礼メールは、できるだけ内定式当日中に送るようにします。

内定式から何日も経ってしまうと、内容が薄れてしまい感謝の気持ちが伝わりにくくなるおそれがあるためです。

内定式当日にメールを送れなかった場合は、遅くても翌日の午前中までには送るようにしましょう。内定式が終了してから、できるだけ早く送ることがポイントです。

ただし、早朝や深夜など終業時間外のメールは、ビジネスマナーとして失礼になってしまうおそれがあるので、タイミングには注意する必要があります。

内定式が終わる時間が遅くなり、就業時間を超えている場合は、翌日の始業時間を目安にお礼メールを送ると良いです。

内容を簡潔にまとめる

お礼メールは、内容を簡潔にまとめて送るようにしましょう。送るメールが長いと、読むのに時間がかかり相手の迷惑になってしまう可能性があるためです。

 人にはよりますが、業務上1日に何通ものメールに対応する場合があります。そのため、必要な項目と伝えたい内容をもりこみ、わかりやすいメールを作成するようにしましょう。

 【メールに必要な項目の一例】

  • 題名:内定式のお礼 など
  • 宛名:送信先の会社名・部署名・個人名
  • 自己紹介:大学や学部、氏名
  • お礼:内定式に関するお礼
  • 締めの挨拶:今後ともよろしくお願いいたします。 など
  • 署名:大学や学部名、氏名、電話番号やメールアドレス

お礼とこれからの心意気を伝える

内定式のお礼メールでは、内定式を開催してくれたことに対するお礼の気持ちだけでなく、内定式に出席して感じたこれからの意気込みや目標などを盛り込むことで、より入社に向けた前向きな意思を相手に伝えることができます。

 【例文】

【例1】        内定式で先輩方とお話をして、事業内容や詳しい業務についてより興味が深まり、御社の一員として尽力したいと改めて思いました。

【例2】        内定式で先輩社員の方から聞いたアドバイスを参考に、入社までに●●の資格取得に挑みます。

 送信前の誤字脱字チェックを忘れない

メールでの誤字脱字は相手への失礼になってしまうので、お礼メールを送信する前に誤字脱字チェックを忘れずにするようにしましょう。

とくに、送信先の宛名である会社名や個人名は、間違えないように注意してチェックします。

 また、署名部分に記載されている自分の大学名や連絡先を見て相手から連絡が来る場合があるため、大学名や連絡先に間違いがないかもチェックしておきましょう。

一斉送信はBccを使用する

複数人に同じ内容のメールを一斉送信したい場合は、ToCcで送ると、自分以外の受信者の情報が見える状態になってしまいます。

お礼メールで一斉送信機能を使用する場合は、他の受信者の情報が見えないようにBccを使用するようにしましょう。

送る相手別のお礼メールの例文

内定式のお礼メールは、入社を予定している会社の採用担当者や、内定式で出会った先輩社員、社長や役員などに送ります。

お礼メールを送る相手別の例文を確認してみましょう。

採用担当者に送るお礼メールの例文

採用担当者は、内定式の計画から開催、内定者への連絡など、採用に関する業務全般を担当していることがあります。

そのため、内定式を開催し、招待してくれたことへの感謝が伝わるメールを作成しましょう。

 【採用担当者に送るお礼メールの例】

〈件名〉内定式のお礼(●●大学△△学部 氏名)

 

株式会社 ○○

人事部 採用担当 ○○様

 

大変お世話になっております。

内定者の○○大学○○学部○○です。

 

本日は内定式に招待いただき、ありがとうございました。

 

先輩社員の皆様とお話しをして、事業内容や詳しい業務についてより興味が深まり、御社の一員として尽力したいと改めて思いました。

お忙しい中、内定式のご準備をしていただき、本当にありがとうございました。

 

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

 

略式ながら、メールにてご挨拶させていただきます。

 

―――――――――――――――

○○(氏名)

○○大学○○学部

〒000-0000

東京都○○区○○1-2-3

携帯電話:080-1234-1234

メール:00000000@gmail.com

内定式で会った社長や役員、先輩社員に送るお礼メールの例文

内定式で出会った社長や役員、先輩社員にお礼メールを送る場合、内定式で話した内容や感想、入社後に一緒に仕事をすることを考慮したメールを作成しましょう。

【内定式で会った社長や役員、先輩社員に送るお礼メールの例】

〈件名〉内定式のお礼(●●大学△△学部 氏名)

 

株式会社 ○○

○○部 ○○様

 

大変お世話になっております。

内定者の○○大学○○学部○○です。

 

本日は内定式で仕事に関するお話しを聞かせていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

誠にありがとうございました。

○○様から伺ったお話しを参考に、入社までに○○の資格取得に励みます。

 

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

略式ながら、メールにてご挨拶させていただきます。

 

―――――――――――――――

○○(氏名)

○○大学○○学部

000-0000

東京都○○区○○1-2-3

携帯電話:080-1234-1234

メール:00000000gmail.com

OGOB訪問でお世話になった先輩社員に送るお礼メールの例文

就職活動中にOGOB訪問でお世話になった先輩社員にお礼メールを送る場合、先輩社員が内定式に参加していないことがあります。

内定をもらった報告と内定式に参加したこと、就職活動でお世話になった感謝が伝わるメールを作成しましょう。

 OGOB訪問でお世話になった先輩社員に送るお礼メールの例】

〈件名〉内定のご報告とお礼(●●大学△△学部 氏名)

 

株式会社 ○○

○○部 ○○様

 

大変お世話になっております。

○○大学○○学部○○(氏名)です。

 

この度は、私の就職活動に際し、貴重なお時間をさいていただきありがとうございました。

本日、貴社の内定式に参加し、内定を頂くことができました。

 

内定式では、先輩社員の皆様から業務についてのお話しやアドバイスをいただき、入社後はいち早く会社に貢献できるように精進してまいります。

 

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

略式ながら、メールにてご挨拶させていただきます。

 

―――――――――――――――

○○(氏名)

○○大学○○学部

000-0000

東京都○○区○○1-2-3

携帯電話:080-1234-1234

メール:00000000gmail.com

まとめ

内定式に参加したら、採用担当者や先輩社員などにお礼メールを送ることにより、印象を良くすることができる場合があります。

お礼メールを送る場合は、できれば内定式当日中、遅くても翌日までには送るようにしましょう。