内定式後のお礼メールを送るタイミングやメールの例文を紹介
2022/7/5
2024/09/30
内定式に参加した後、お礼のメールを送った方がいいのか悩んでいませんか。
もし送るとしてもどのような内容でいつ送ればいいのかなど、迷うポイントはたくさんありますよね。
そこで今回は、内定式後のお礼メールはいるのかどうか、またお礼メールを送る際のマナーについて解説します。
お礼メールのサンプルも紹介するので、参考にしてみてください。
Contents
内定式のお礼メールで感謝の気持ちを伝えよう
内定式後のお礼メールは必須のものではなく、お礼メールを送らなかったからといって失礼にあたるということはありません。
ただし自分が感謝の気持ちを伝えたいならお礼メールを送りましょう。
お礼のメールが届くことについて、送られた相手も嫌な気持ちにはなりません。
なお、内定式後にお礼メールを送る内定者は全体の半数ほどと言われています。
適切なタイミングと内容でお礼メールを送れば、内定先によい印象を与えることができるでしょう。
内定式のお礼メールを送る場合のマナー3つ
内定式後にお礼メールを送る場合は以下の3つのマナーを守りましょう。
【内定式のお礼メールを送る場合のマナー3つ】
● 遅くても翌日までにメールを送る ● 相手の就業時間内にメールを送る ● 感謝の気持ちを伝えたい相手にメールを送る |
先ほどもお伝えしたように、内定式後のお礼メールは必須のものではありません。
だからこそマナーを守らずに送信してしまって相手に失礼だと思われないように、タイミングや送る相手についてしっかり考える必要があります。
あなたの感謝の気持ちが伝わるように、適切なタイミングやお礼メールを送るべき相手についてきちんと考えましょう。
遅くても翌日までにメールを送る
お礼メールは、遅くても内定式の翌日までに送りましょう。
お礼が遅くなりすぎると、内定式当日の記憶が曖昧になって気持ちが薄れてしまい、お礼の意味まで薄れてしまう可能性があるので、記憶も気持ちもしっかり残っている内定式の翌日までにメールを送ることがおすすめです。
また、内定式からあまり間を空けない方が、こちらの誠意を送り先に感じてもらいやすくなります。
もしお礼メールを翌日までに送れなかったら
お礼メールを翌日までに送れなかった、ということもあるかもしれません。
そんなときはメールに謝罪を付け加えてお礼を伝えましょう。
気をつけたいのは、謝罪の際に言い訳を書かないこと。
なぜ遅れたのか弁明したくなるとは思いますが、言い訳をしてしまうとかえって相手に悪い印象を残してしまう恐れがあります。
メールの初めに「ご連絡が遅くなり申し訳ございません」など、メール送信が遅れたことを謝ってからお礼を伝えましょう。
相手の就業時間内にメールを送る
内定式のお礼メールを送るときは、相手の就業時間内にメールを送るように心がけましょう。
就業時間内であっても終業間際に送ってしまうと、相手を引き留めてしまう恐れもあります。
そうならないように、午前中や昼休み明けなど、早めの時間に送信しておきましょう。
時間には余裕を持ってメールを送信するのがおすすめです。
感謝の気持ちを伝えたい相手にメールを送る
内定式後のお礼メールは必須ではなく、自分の気持ちを伝えるために送るものです。
そのため、お礼メールの送り先も自分が感謝の気持ちを伝えたい相手にしぼりましょう。
内定式を準備してくれた人事担当者、内定式で出会った先輩社員、あるいは社長や役員にお礼メールを送る場合もあります。
内定式で関わるなどしてお礼を伝えたい相手がいれば、その人宛にお礼メールを送りましょう。
内定式のお礼メールを書く際に注意すること2つ
内定式後のお礼メールを書く際には以下の2点に注意しましょう。
【内定式のお礼メールを書く際に注意すること2つ】
● 誤字脱字がないか、言葉遣いは適切かを確認 ● 内容を簡潔にまとめられているかを確認 |
せっかく送るお礼メールです。
メールの内容に不備があり、相手に「失礼だ」と思われるのは本末転倒なので、失礼のないように誤字脱字がないか、内容を簡潔にまとめられているかなどについて気をつけましょう。
誤字脱字がないか、言葉遣いは適切かを確認
内定式後のお礼メールを作成する際には、誤字脱字がないか、言葉遣いは適切かをチェックします。
誤字脱字で特に気をつけたいのは相手の宛名。
個人名だけでなく、会社名や部署名を間違えるというのは大変失礼な行為になってしまうため、必ずチェックしましょう。
相手から折り返しの連絡があることを想定し、自分の署名も間違わないように気をつけたいですね。
メールの内容では、言葉遣いにも気をつけます。
失礼な印象を与えない丁寧な言葉遣いで書けているかも注意が必要です。
ビジネスの場で送るメールは「お世話になっております」などの挨拶文から始めて、終わりにも「よろしくお願い致します」などの結びの挨拶を添えます。
対面で話すときと違い、メールでのやりとりは表情が見えません。
正しい敬語を使って丁寧なメールを作りましょう。
具体的なメールの例文をあとで紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
内容を簡潔にまとめられているかを確認
相手がメールを見るのは仕事で忙しい最中です。
お礼メールは嬉しいとしても、長文のメールだと相手に負担をかける可能性があります。
お礼メールを送るということは熱い気持ちがあるとは思いますが、内容はできるかぎり簡潔にまとめましょう。
メールの内容を簡潔にまとめるというのは相手への配慮とも言えます。
ビジネスシーンでの連絡は、誤解を防ぐためにも簡潔である方がおすすめです。
学生が送るお礼メールであっても、簡潔にまとめることを意識できるといいですね。
内定式のお礼メールの書き方
内定式後のお礼メールの書き方を紹介します。
メール作成に必要な項目と、それに沿った例文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お礼メールに書く項目一覧
内定式後のお礼メールには以下の項目を用意しましょう。
【お礼メールに書く項目一覧】
● 題名 ● 宛名 ● 自己紹介 ● 本文 ● 署名 |
メールの題名には必ず「お礼メール」であることがわかるように記載します。
メールを送る相手は仕事のメールをたくさん受信していて、中には急ぎの連絡などもあることでしょう。
お礼メールであるとわかれば緊急性が高いものではないということを相手に伝えられるので、親切です。
宛名は部署も名前も誤字脱字のないよう注意しましょう。
折り返しの連絡がある場合に備えて、自分の署名にも誤字脱字がないか確認しましょう。
自己紹介は誰からのメールかわかりやすいように、本文の前に学校、学部名も添えて自分の名前を書いておきます。
本文では感謝の気持ちや入社後の意気込みなど、内定式で感じた気持ちを簡潔にまとめて記載しましょう。
お礼メールの作成例
お礼メールの作成例を紹介します。
【お礼メールの作成例】
(題名) 内定式のお礼 (宛名) 〇〇株式会社 人事部 〇〇様
(自己紹介) いつもお世話になっております。 〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 (本文) 本日は内定式に参加させて頂き、ありがとうございました。 内定式では、貴社の経営方針や具体的な業務のお話まで伺うことができ、貴社の一員となることに一層身が引き締まる思いです。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。 略式ながらメールにてご挨拶させて頂きます。
(署名) 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 〇〇〇〇 住所: 電話番号: メールアドレス: |
本文は、内定式の感想や感謝の気持ち、入社後の意気込みについて意識して書いてみましょう。
まとめ
内定式後のお礼メールを送るときのマナーやお礼メールの書き方を紹介しました。
内定式に参加すると、社会人になり企業の一員となる自覚が高まります。
そんな内定式を開催してくれた企業や話を聞かせてくれた先輩に感謝の気持ちを伝えたくなりますよね。
失礼がないようにメールのタイミングや内容に注意して、感謝の気持ちを伝えられるといいですね。