ジェンダーリビールとはどんなイベント?おすすめアイテムとともに解説
2025/5/30
2025/05/30
ジェンダーリビールに関するSNSの投稿を見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ジェンダーリビールは、2008年ごろからアメリカで始まったマタニティイベントです。
当記事では、赤ちゃんを迎えるご夫婦やご家族に向け、ジェンダーリビールとはどんなイベントか解説します。
ジェンダーリビールの概要を知り、思い出に残るイベントを計画してください。
Contents
ジェンダーリビールとは赤ちゃんの性別を発表するイベント
ジェンダーリビールとは、妊娠中の赤ちゃんの性別(gender)を発表する(Reveal・明らかにする)パーティーを催すイベントです。2008年頃にアメリカで始まり、インターネット上で拡散されたことで日本でも行われるようになったとされています。
ジェンダーリビールでは、妊娠中の赤ちゃんの性別をケーキや風船などのアイテムを用いて発表し、夫婦や家族でサプライズを楽しんだりお祝いしたりします。
ジェンダーリビールを行う一般的なタイミングは、妊娠中期(妊娠16週から27週ごろ)です。妊娠14週ごろから性別の判別は可能ですが、あまりに早いタイミングだと検査の精度の問題で性別が覆ってしまう可能性がありますし、また妊娠後期だとお腹が大きくなって体への負担が増えるので、その中間の時期に行うことをおすすめします。
ジェンダーリビールは誰が主催する?タイプ別に見る進め方
ジェンダーリビールは、妊婦さんとパートナーが自分たちで主催するケースと、家族や友人がサプライズで計画するケースがあります。どちらの形でも大切なのは、「性別がサプライズになる楽しさ」と「赤ちゃんをお祝いする気持ち」です。
「妊婦さんが性別を知らないままって、できるの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はこれ、意外とよくある方法です。病院で性別を封筒に入れてもらい、それを開けずに家族や友人へ渡して準備をお願いする、というスタイルが一般的です。
パートナーへのサプライズにママやパパが主催する場合
ママだけが赤ちゃんの性別を知って、パパにサプライズするパターン。またはその逆で、パパが性別を知ってママにサプライズするパターンがあります。
妊婦さん本人が性別を知らずに、パートナーに託す形でも実施可能です。性別を記した封筒をパートナーだけが開封し、当日のサプライズを仕掛けるという流れもよく選ばれています。
ただし、パートナーによってはサプライズを好まない場合もあるため、ジェンダーリビールをすること自体は事前に相談しておくのがおすすめです。
ケーキや風船などの準備は、性別を知っている方が進めるか、友人や家族に依頼するとスムーズです。最近では、プロのイベントプランナーに演出や進行を依頼する方も増えています。
ママとパパに家族や友人が主催する場合
妊婦さんとパートナーへのサプライズとして、ご家族やご友人がジェンダーリビールを主催するケースもあります。
この場合、両親から性別が書かれた封筒を受け取って、主催者だけが内容を確認するという形で進めるのが一般的です。
【事前に赤ちゃんの両親に事前に確認しておきたいこと】
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誰が性別を知るのか、どのタイミングで確認するのかをあらかじめ決めておくと安心です。
性別が記された封筒をそのまま受け取るのか、事前に開封して演出に使うのか、主催者と両親で認識を揃えておきましょう。
自宅以外で開催したい場合や人数が多くなりそうな場合は、レストランやイベント会場を利用するのもおすすめです。
演出や料理の手配、当日の進行なども含めてサポートしてくれる会場付きサービスを使えば、主催者の負担も軽減されます。
ジェンダーリビールのおすすめアイテム
ジェンダーリビールにおいて、赤ちゃんの性別を明かすためのアイテムを紹介します。
【ジェンダーリビールのおすすめアイテム】
- ケーキ
- バルーン
- クラッカー
- クッキー
- ボックス
- カード
- おにぎり
- ドーナツ・シュークリーム
ジェンダーリビールでは、これらのアイテムの中身と色を利用して赤ちゃんの性別を明かすことが一般的です。
たとえば、ケーキを切った瞬間や、バルーンが割れた瞬間に見える色が寒色ならば男の子、暖色なら女の子といった形で性別を明かします。
中身が判別する瞬間がサプライズとして機能するため、ジェンダーリビールに用いるアイテムは一つ用意するのが一般的です。ただし、原則的な決まりはないため、後から来る参加者を想定して複数用意するなど、パーティーのスケジュールに合わせて準備を進めると良いでしょう。
ジェンダーリビールケーキ
ケーキは、ジェンダーリビールの定番です。
ケーキの中に、一目でわかる色やフルーツを入れて切ったときに性別がわかるようにします。演出として「Boy? Girl? 」などの文字がかたどられた専用のケーキトッパーを用いるのも人気です。
ジェンダーリビールケーキは、市販のものを用意する方法だけでなく、手作りも可能です。
ケーキでのジェンダーリビールは、性別を発表した後、参加者全員で分け合えるため、特に参加人数が多い場合におすすめです。
ジェンダーリビールバルーン
風船も、ケーキに次いでジェンダーリビールに用いられることが多いアイテムです。
ジェンダーリビールバルーンは、風船の中に、男の子なら青、女の子ならピンクの紙吹雪が入っており、イベント当日風船を割って、赤ちゃんの性別を明らかにする方法です。
紙吹雪が舞うさまは、写真や動画でも映え、パーティーを華やかに演出できます。紙風船が入った専用の風船は、インターネットでも購入できるため、取り入れやすい演出ともいえるでしょう。
ジェンダーリビールクラッカー
ジェンダーリビールクラッカーは、メタリックブルー、メタリックピンクなど性別に見立てた色のテープが出てくるクラッカーです。
クラッカーは、サプライズパーティーにおすすめのアイテムなので、ジェンダーリビールケを盛大に盛り上げてくれるでしょう。
ただし、ジェンダーリビールクラッカー店舗での取り扱いは少ない傾向があります。ジェンダーリビールクラッカーを用意する場合は、大手ECサイトで検索してみてください。
ジェンダーリビールクッキー
ボックスや缶などに、赤ちゃんの性別がわかるような色でデコレーションしたクッキーを入れて性別を明かす方法です。ジェンダーリビールに用いるクッキーは、定番ともいえる風船の形や星形だけでなく、さまざまな形があるのが特徴です。
【ジェンダーリビールクッキーの例】
クッキーの形 | 詳細 |
ベビー用品 |
ロンパースなどベビー服の形、哺乳瓶、おしゃぶりの形 など |
性別マーク |
男の子の場合「♂」、女の子の場合は「♀」など |
ジェンダーリビールクッキーには、性別がわかるように女の子ならピンク、男ならブルーのアイシングでデコレーションをします。「Boy or Girl?」「He or She?」のメッセージやリボンや蝶ネクタイなど性別がわかるモチーフを入れるのが一般的です。
ジェンダークッキーは、ジェンダーリビールパーティーに参加できない遠方に住む家族などにも伝えやすい方法として人気です。
ジェンダーリビールボックス
ボックスに赤ちゃんの性別がわかるように色分けしたアイテムを入れる方法です。
アイテムだけでなく、ボックスの内側にエコー写真を取り付けたり、デコレーションしたりするのもおすすめです。アイテムを入れるボックスやデコレーションは、100円ショップの材料でも用意できます。
【ボックスに入れるアイテム例】 靴下 スタイ ドライフラワー |
ジェンダーリビールボックスは、食べ物を使わないため、つわり中の方やアレルギーのお子さんがいる家庭でも行いやすいでしょう。
ジェンダーリビールカード
手描きや市販のカードで赤ちゃんの性別を伝える方法です。
赤ちゃんの性別がわかる部分をスクラッチするカードを用意したり、性別が記されたカードとともにエコー写真やマタニティフォトを同封したりする方法などがあります。
カードをおくった相手とビデオ通話を行い、スクラッチしてる様子を一緒に楽しむのもおすすめです。
ジェンダーリビールカードは、遠方に住む友人や家族にも気軽に赤ちゃんの性別を伝えられる方法として人気です。
ジェンダーリビールおにぎり
おにぎりの具材で赤ちゃんの性別を発表する方法です。おにぎりでのジェンダーリビールは、パーティーを催さない場合でも日常の食卓に取り入れられる方法です。
おにぎりに入れる具材は、赤ちゃんが女の子なら赤系のもの、男の子の場合はダークな色合いのものを入れる傾向があります。
【具材の例】
赤ちゃんの性別 | おにぎりの具材例 |
女の子 |
鮭、明太子、梅干し など |
男の子 |
昆布、おかか、唐揚げ など |
ジェンダーリビールおにぎりは、家族や友人が遠方に住んでいる場合や、小さいこどもを抱えてる家庭での第2子のジェンダーリビールにもおすすめです。
ドーナツやシュークリーム
手軽にジェンダーリビールを行いたい方は、市販のドーナツやシュークリームを用いる方法もおすすめです。
ホイップクリームやカスタードクリームなど、赤ちゃんの性別によってクリームの種類を事前に決めておき、いずれかが入ったドーナツやシュークリームを用意します。ドーナツやシュークリームを用意するだけで、ジェンダーリビールが行えるため、日常の中で赤ちゃんの性別を知らせたい場合におすすめです。
ジェンダーリビールを成功させるためのポイント
ジェンダーリビールに重要なのは、サプライズ感とお祝いムードです。参加者全員で赤ちゃんの性別を初めて知るサプライズ感と、妊婦さんや赤ちゃんをお祝いする気持ちを意識したデコレーションで、ジェンダーリビールがより思い出に残る楽しいものになるでしょう。
参加者には赤ちゃんの性別を知られないように配慮する
ジェンダーリビールを行う場合、赤ちゃんの性別はイベントまで明かさないでおきましょう。赤ちゃんの性別を知っている人がいると、イベントでのサブライズ感が薄れてしまうからです。
イベントに参加者した全員が同じテンションで臨めなくなり、参加者間で一体感が失われてしまいます。
ジェンダーリビールまで赤ちゃんの性別を秘密にしておくために、病院では性別の情報を封筒に入れてもらい、当日まで開封しないようにする方法があります。
また、ケーキなどのジェンダーリビールのアイテムを手配する際は、性別を知っている家族に依頼し、参加者には知らせないようにします。
ジェンダーリビールの準備は慎重に行い、参加者全員が期待感をもってイベント当日を迎えられるようにしましょう。
お部屋のデコレーションにこだわる
ジェンダーリビールを行う場合は、お部屋のデコレーションにこだわるようにしましょう。
お部屋をデコレーションすることで、参加者へのおもてなしの気持ちを伝え、日常とは異なる特別な雰囲気を演出して参加者のお祝いムードを盛り上げられます。
お部屋のデコレーションは、テーマを設定し、パーティーに統一感を持たせるとよいでしょう。
まずは、基調とするテーマカラーを決め、白やゴールド、シルバーなどをアクセントに加え、哺乳瓶・おしゃぶりなどのベビー用品のモチーフを取り入れる方法があります。
また、「Boy or Girl?」「Welcome Baby!」などのメッセージや星形・ハート形などをかたどったガーランドを飾ったり、テーマカラーのテーブルクロスやランチョンマットなどを使用するのもおすすめです。
デコレーションにこだわった空間は、写真や動画映えもしやすく、ジェンダーリビールをより一層思い出深いものにできるでしょう。
まとめ
ジェンダーリビールとは、妊娠中の赤ちゃんの性別を家族や友人に発表するマタニティイベントです。
ケーキや風船などのアイテムを使って性別をサプライズ発表し、夫婦や家族みんなでその瞬間を一緒に祝うことで、妊娠期間がより思い出深いものになります。
主催者は、「赤ちゃんの両親」または「ご家族・ご友人」のどちらか。
いずれの場合も、赤ちゃんの性別を当日まで秘密にしておくことで、サプライズ感が引き立ちます。
お祝いの気持ちを込めて丁寧に準備することで、笑顔と感動にあふれる1日になります。
そして、より特別な場所でこの時間を過ごしたい方には、ジェンダーリビール対応の会場やプロのサポートを活用するのもおすすめです。
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