結婚式の二次会の案内を送ろう！記載項目やマナー・例文を紹介

結婚式の二次会をする際の案内を送りましょう。二次会の案内方法にはいくつかの種類があります。今回の記事では、おすすめの案内方法やマナー、記載項目について解説しています。また、案内の例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【結婚式の二次会】人気の案内方法4つ

結婚式の二次会では、以下4つの案内方法が人気です。

Web招待状

最近は、Web招待状を利用する新郎新婦が増えています。無料で利用できるWeb招待状のテンプレートが多く公開されているので、ぜひ調べて活用してください。

Web招待状を作成し、URLをゲストに送付することで簡単に二次会の告知ができます。Web招待状では、告知だけでなく出欠確認、会費のWeb決済機能などが利用でき便利です。

メールやメッセージアプリの文字だけで告知する方法より、デザインが選べるWeb招待状は華やかな印象になるでしょう。また、はがきを作成し送付する費用の節約もできます。

Web招待状は、メールやSNSでURLをゲストに送付するか、結婚式の招待状と一緒にQRコードが記載された紙を同封して送りましょう。

SNS

SNS上で二次会について告知をし、参加の可否を回答してもらう方法です。メッセージアプリでは、参加の有無をアンケートで回答できる機能が活用できます。SNSやメッセージアプリは、無料で利用できるケースがほとんどです。はがきを作成して送付する費用が節約でき、予算が心配な新郎新婦におすすめです。

メール

メールの一斉送信機能を利用して、二次会の告知をする方法です。はがきを準備する必要がなく、費用を節約できます。

しかし、二次会に招待したい人のアドレスを揃える必要があるので、事前に確認しておきましょう。また、一斉送信を利用する際、他の人のアドレスが見えないようにBCCでおくる配慮も必要です。

はがき

Web招待状やメール、SNSなどでの告知が増える中、はがきでの二次会の案内も人気です。はがきを送るための費用が必要になりますが、ゲストひとりひとりに手描きのメッセージを記入したり、こだわりのデザインで作成したり、ぜひ参加してほしいという新郎新婦の気持ちが伝えやすいでしょう。

予算や準備の時間に余裕がある方におすすめの方法です。

【結婚式の二次会】案内文に載せる項目

結婚式の二次会の案内に記載しておくべき項目は、以下のとおりです。

日時

結婚式の二次会の案内文には、二次会の開催日、受付開始時間、パーティー開始時間を明記します。パーティーの開始時間のみを告知すると、開宴直前に受付が混雑して時間が押してしまう可能性があります。パーティーの開始時間だけでなく、受付開始時間を忘れずに記載しましょう。

パーティーが始まる直前に受付が混雑しないよう、ウェルカムドリンクを用意していることを伝え、早めに来場して会場内で待ってもらえるようにすると良いです。

会場

結婚式の二次会の会場の店名や経路などの詳細を明記しましょう。

案内には、最寄り駅からの道順や、目印になる近くの建物を説明に入れておくと良いです。お店のHPがある場合は、URLを記載しましょう。

お店の場所を分かりやすくするために、地図のURLやQRコードを載せておくと親切です。当日車で来場するゲストがいると想定される場合、近くのパーキングについての案内を載せておきましょう。

会費

結婚式の二次会でゲストが支払う会費について明記します。男女で会費が違う場合は【男性6,000円・女性5,000円】と分かりやすく記載しましょう。Web招待状でオンライン決済が可能な場合は、説明文と決済リンクを記載します。

ドレスコード

ゲストが服装で悩まないように、二次会のドレスコードについて明記します。セミフォーマル・スマートカジュアル・カジュアルなど、二次会の雰囲気に合わせて服装を指定しましょう。

ドレスコードの他に、白のティシャツやデニム、何色のアイテムを身に着けてほしい、というお願いをしたい場合も案内に明記します。

とくにドレスコードの指定がない場合は、平服でお越しくださいと記載しましょう。

出欠回答の期日

いつまでに結婚式の二次会の出欠の有無を回答してほしいかを記載します。二次会の会場に、確定した人数を報告する必要があるため、余裕をもって出欠回答の期日を設定しましょう。二次会開催日の約1か月前までを回答期日に設定するケースがほとんどです。

回答の方法や、幹事と新郎新婦どちらに伝えるかなども明記しておきましょう。

ゲストへのメッセージ

招待したゲストに対して、ぜひ参加してほしいというメッセージや、当日のゲームや景品などについて記載します。ゲストが参加したいと思う気持ちを高めるようなメッセージをいれるようにしましょう。

新郎新婦へのメッセージ

ゲストが自由に新郎新婦へのメッセージを記入できる欄を用意しておくと良いです。Web招待状では、記入必須項目に指定せず、ゲストが自由に記載の有無をきめられるようにしておきましょう。

緊急連絡先

質問事項や回答期日を過ぎた後のキャンセルなど、ゲストが幹事に連絡できるよう、緊急連絡先を記載します。新郎新婦が案内を作成する場合は、幹事に連絡先を記載して良いか事前に確認しましょう。緊急連絡先には、メールアドレスや電話番号、担当者の名前を明記します。

【結婚式の二次会】案内は開催日の2か月前を目安に送付する

二次会の案内は、開催予定日の2か月前を目安に送付します。出欠確認を取り、会場に参加人数を知らせる必要があります。二次会開催予定日の2か月前に案内を送付し、1か月前を出欠の回答期限に設定しましょう。

案内の送付が早すぎると、出欠の回答を忘れるゲストがいたり、出欠で回答していたが欠席に変更したいという連絡が増えたりするので、注意が必要です。

二次会の準備スケジュールの詳しい解説は、以下の記事でご確認ください。

【結婚式の二次会】案内を送る時のマナーとポイント

二次会の案内を作成する前に、案内状のマナーとポイントを確認しておきましょう。

二次会の案内を送ると事前に伝えておく

ゲストに、二次会を開催予定であること、案内を送りたいことを事前に伝えておきましょう。直接または電話、SNSなどで伝えます。

事前にゲストに伝えず二次会の案内を送ると、見落としてしまう可能性があります。「これから二次会の案内を送るので、出欠の回答をお願いします」と伝えておくと、案内の見落としが減るでしょう。

共通の知り合いを招待する場合は、誰を招待するか事前に伝えておくとゲストが参加しやすくなります。

丁寧な文章で作成する

友人のみのカジュアルな二次会であっても、案内は丁寧な文章で作成します。口語文を避け、丁寧な言葉使いを心がけましょう。

上司や目上の人を招待する場合、友人あての文章より丁寧な文面を意識し、失礼のないように作成しましょう。

句読点や絵文字を使用しない

句読点は別れを連想させると言われ、結婚に関するお祝いのイベントでは使用が避けられています。文章が長くなる場合は、句読点の代わりにスペースを使用しましょう。はがきだけでなく、Web招待状やメールでも句読点の使用は避けた方が良いです。

句読点だけでなく、メールやSNSの告知での絵文字や顔文字の使用は避けましょう。相手が使用している端末によっては、絵文字や顔文字が文字化けしたり、表示されなかったりする可能性があります。

案内方法を相手によって使い分ける

上司や目上の人を招待する場合、Web招待状やSNSの利用に慣れていない可能性があります。また、Web招待状やSNSは、カジュアルな案内方法なので、上司や目上の人にははがきやメールで案内を送りましょう。友人にはWeb招待状、上司にははがき、というようにゲストによって案内方法を使い分けると良いです。

【結婚式の二次会】案内状の例文

結婚式の二次会の案内は、新郎新婦または幹事が作成し送付します。事前に新郎新婦と幹事で話し合い、どちらが案内を送るか決めておきましょう。

新郎新婦と幹事、それぞれが作成する案内文の例文を紹介します。

新郎新婦が作成する案内文

新郎新婦がゲストを招待する、という立場から案内文を作成しましょう。

幹事が作成する案内文

新郎新婦を一緒にお祝いしよう、という立場から案内文を作成しましょう。

まとめ

結婚式の二次会の案内文は、丁寧な言葉遣いを意識して作成しましょう。最近では、メールやSNS、Web招待状での案内が人気です。

しかし、上司や高齢の方を招待する場合は、Web上での出欠回答が苦手な方もいるでしょう。案内を送る相手によって、Web招待状とはがきを使い分けて工夫すると良いです。

また、新郎新婦と幹事のどちらが案内を送付するか、話し合って事前に決めておきます。