結婚式二次会の景品にかける予算はいくら?
2019/11/6
2021/07/15
結婚式の二次会といえば、ビンゴやゲームの景品を楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
参加するだけなら思い切り楽しむだけで良いですが、自分が景品を用意するとなったら、どのような景品を選んだら良いのか悩みますよね。
今回は、結婚式の二次会の景品にかける予算はいくらなのか、景品はいくつ用意すべきか、おすすめの景品を紹介しながら、景品に関する疑問にお答えします。
Contents
1.二次会の景品にかける予算はいくら?
二次会の景品代は、参加人数に対して1,000円~2,000円程度が相場です。
例えば、参加人数が50人規模の二次会であれば50人×1,000円で50,000円、少し豪華な景品にしようと思ったら、50人×2,000円で100,000円が景品にあてる予算になります。
この二次会の景品代をねん出する方法は、「新郎新婦が全額出すケース」と「二次会の会費に含めるケース」の2つです。
新郎新婦が全額負担するケース
二次会の景品にあてる予算を新郎新婦が全額用意します。参加人数にもよりますが50,000円~100,000円ほど負担することになるでしょう。
新郎新婦の負担は増えますが、参加するゲストにとっては二次会の飲食代のみの会費となるため、ゲストの負担を減らすことができます。
全額ではないものの、景品代にいくらまでなら出せるという金額が決まっているのであれば、用意できる金額を全体の予算から差し引いて、足りない部分をゲストの会費に含めるのもひとつの方法です。
ゲストの会費に含むケース
二次会の景品代は、二次会の飲食代に景品代を上乗せしてゲストから集めるケースが一般的です。
例えば、飲食代が4,000円で景品代がゲスト1人あたり1,000円の場合、5,000円を会費として集めます。景品代が2,000円であれば会費は6,000円です。
景品の予算を参加者人数で割って上乗せするのも良いですが、1人5,300円など端数があると会費を支払う方も細かいお金を用意するのが面倒ですし、二次会の受付でも小銭でおつりを用意しなければなりませんので手間がかかります。会費はなるべくキリの良い金額に設定すると良いでしょう。
女性はヘアセットや衣装代にお金がかかる場合がほとんどですので、「男性は6,000円、女性は5,000円」などと男女で会費の金額に差をつけるのもひとつの方法です。
なお、景品代にかける予算を高くすればするほど、ゲストの負担は増えます。
「会費が高いから参加しない」「高い会費を払ったのに景品が安っぽい」といった不満が出やすいので、景品を充実させたいからといってゲストの会費を高くしすぎるのはおすすめできません。景品の予算を上げたい場合は、ゲストの会費に上乗せするのは高くても2,000円程度に抑え、残りは新郎新婦が負担する、としたほうが良いでしょう。
2.景品はいくつ用意すべき?個数の目安
景品の個数も参加人数によって変わってきますが、3個~15個程度用意しましょう。一般的に、景品は参加人数の30%程度の個数を用意すると良いといわれていますので、参加人数が50人であれば景品は15個ということになります。
景品を多く用意すればそれだけ景品の当たる人も増えますが、その分ゲームに時間がかかりますので、ゲーム以外にも余興がたくさんある場合には景品を10個以下に抑え、時間短縮を図ることも可能です。景品を少なくすれば、時間がかかって間延びすることも避けられます。
逆に、参加人数が50人以上と多い場合には、景品を多く用意することで当たる割合が増え、ゲームが盛り上がること間違いなしです。
参加人数や二次会の出し物の内容をふまえて、景品の個数を決めると良いでしょう。
3.どのような景品を用意したら良い?
二次会の景品を選ぶときのポイントは、はじめに「景品にかける全体の予算」「景品の個数」「景品の価格」を決めておくことです。
例えば、景品の全体予算が50,000円だった場合、「10,000円の景品を5個用意するケース」と「20,000円の景品と10,000円の景品と2,000円の景品を10個用意するケース」など、個数や価格によってさまざまなパターンがあり、それによってどのような景品を用意すべきか変わってくるからです。
一般的には1等、2等、3等…と上から順に高い金額の景品を割り当てることが多いです。景品すべてが一律の金額よりも、目玉の景品を用意してメリハリをつけることでよりゲームが盛り上がります。
ただし、ゲスト全員に景品が当たるわけではありませんので、目玉景品であっても1万円~2万円程度が景品の相場です。
景品として何を選ぶと良いのかわからないという方は、予算別に複数の景品が揃えられる景品セットなどを活用するのも良いでしょう。
おすすめの景品4選
予算1万円~2万円ほどで用意できる、ゲームの目玉となるおすすめの景品は次のとおりです。
旅行券やチケット
旅行券やテーマパークのチケットなどは、二次会景品の定番です。男女問わず喜んでもらえるでしょう。カタログで旅行先を選べる商品もおすすめです。
新郎新婦からのプレゼントですので、「ペア」で用意すると良いでしょう。
食品
高級肉やズワイガニ、伊勢エビなど、普段食べないような高級食材もゲームの景品として盛り上がります。
ただし、生ものを会場に長時間置いておくのは衛生管理上良くありませんので、二次会当日は目録だけ用意して景品は後日当選者の自宅に配送するようにしましょう。当選者が二次会の後に持ち帰る手間もなくなります。
家電製品
コーヒーマシーンやお掃除ロボット、ホームベーカリーなど、自分では買わないけれどもらったら嬉しいといった最新家電も景品としておすすめです。
食品と同様、持ち帰るのが大変ですので後日配送の配慮は忘れずに。
日用品
自分が実際にほしいものや普段使えるけれど自分では高価で買わないものなど、日常で使える商品を選べば、当選者にも喜んでもらえるでしょう。
女性が当たった場合にはブランド物の化粧品セット、男性が当たった場合にはブランド物のネクタイなど男女別で景品を用意するのも良いですね。
ただし、日用品は景品を選ぶ人のセンスが問われます。
4.二次会の景品に関する疑問!
(1)景品はいつまでに用意しておく?
どのような景品を用意するのか、景品の数はどのくらいなのかによって、景品の準備にかかる手間や時間は異なりますが、遅くても二次会の1か月前には景品が揃っているように準備をしておきましょう。
新郎新婦が店に足を運び、ひとつずつ景品を選んでいたら、それだけ時間もかかります。
また、景品にしようと思っていた商品が品切れで取り寄せなければならないなど、二次会当日までに間に合わないケースも考えられますからね。
直前になって慌てないように余裕をもって準備しておくことが大切です。
(2)幹事の会費はどうするの?
二次会の幹事は、親しい友人にお願いするケースが多いです。
幹事は二次会当日の進行などはもちろんですが、事前に会場はどうするのか、どのような余興をするのかなどを決めたり、二次会が終わった後の片付けをしたりと、見えないところでもかなり動いてもらいます。
そのため、二次会の幹事の会費は新郎新婦が負担するのが一般的です。さらに感謝の気持ちを込めて、お礼の品を送ったり、後日食事に誘ったりする場合も多いようです。
幹事を依頼するときに新郎新婦側から、「幹事の会費は無料にしてね」と伝えておくと、幹事も安心するでしょう。
まとめ
結婚式の二次会の景品にかける予算は多くても参加するゲスト1人あたり2,000円程度です。二次会に参加するゲストの人数から用意すべき景品の数を決め、1か月前までには景品を準備しておきましょう。
結婚式の二次会はゲストに楽しんでもらうことが一番大切です。景品を選ぶ際も何をもらったらうれしいか、ゲストの気持ちになって考えてみてください。