忘年会会場探しはいつはじめる?人数に合わせた選び方・予算感と成功のポイント

2025/9/18

忘年会の幹事を任されると、最初に悩むのが会場探しではないでしょうか。少人数の気軽な集まりから、100名を超える大規模な宴会まで、人数によって適した会場タイプや予算は大きく変わります。さらに、年末は人気の会場が早く埋まってしまうため、準備のタイミングも重要です。この記事では、忘年会会場を探しはじめる時期の目安と、人数別の会場タイプ・予算感、失敗しないための確認ポイントを整理しました。幹事の方はぜひ参考にして、成功する忘年会を企画してください。

忘年会会場探しは早めの行動が成功のカギ

忘年会の会場探しは、できるだけ早めにスタートするのが大切です。大人数を収容できるホテルや結婚式場、人気の居酒屋やレストランは、年末にかけて予約が集中します。準備を後回しにすると、希望の日程や予算に合う会場を押さえられない可能性が高くなります。

たとえば、100名規模の宴会場は秋口にはすでに予約が埋まり始めますし、20〜30名程度でも駅近の個室は競争率が高く、直前では空きがないケースも多いです。結果として、アクセスが悪い会場や、想定以上の費用がかかるプランしか選べなくなることがあります。

忘年会を成功させるためには「少し早すぎるかな?」と思うくらいから動き始めることが、理想の会場を確保する一番の近道です。

会場探しの前に整理しておくべきポイント

会場を探し始める前に、基本的な条件を整理しておくとスムーズに候補を絞り込めます。

条件を曖昧にしたまま検索すると、膨大な会場の中から選ぶことになり、比較検討に時間がかかります。また、会場を見つけても人数や予算が合わず、再度探し直すことになりがちです。事前に基準を決めておくことで、効率よく失敗のない会場探しができます。

開催日時 候補日を複数用意すると予約が取りやすい
参加人数 規模感を把握すれば、必要な広さや設備が見えてくる
1人あたりの予算 会場タイプや飲食内容の目安が立てやすい
エリア・アクセス 会社や最寄り駅からの利便性を重視
スタイル 着席・立食、コース料理・ビュッフェ・飲み放題など希望の形式

ポイントを事前に明確にしておけば、「条件に合う会場を早めに押さえる」という次のステップがスムーズに進みます。

参加人数別・おすすめの会場タイプと予算感

忘年会の会場を選ぶうえで、基準になるのは参加人数です。少人数から大規模まで規模に応じて最適な会場タイプは異なり、かかる費用の目安も変わってきます。
ここでは、人数ごとにおすすめの会場タイプと予算感を整理しました。自分たちの忘年会の規模に近い項目をチェックしてみましょう。

少人数(〜20名程度)はレストランや個室居酒屋などがおすすめ

居酒屋個室

参考イメージ:pixta

少人数の忘年会には、居酒屋の個室やレストランがおすすめです。気軽に利用できるうえに、料理の質や雰囲気を重視した選び方ができます。特に個室を選べば周りを気にせず、部署内や仲の良いメンバー同士でリラックスした時間を過ごせるでしょう。

費用の目安は1人あたり3,000〜6,000円程度。手頃な価格帯ながら、飲み放題付きやコース料理などプランが豊富に用意されているのも魅力です。ただし、週末や12月の金曜などは予約が集中するため、少人数でも早めに押さえておくと安心です。

仲間内や部署単位の小規模な忘年会であれば、この規模感で会場を探すと失敗が少なく、満足度の高い会にできます。

中規模(20〜50名程度)はフロア貸切やレンタルスペースがおすすめ

gradations店内

参考イメージ:gradations

20〜50名程度の忘年会には、居酒屋やレストランのフロア貸切、あるいはレンタルスペースの活用がおすすめです。貸切にすることで他のお客様を気にせず進行でき、一体感のある雰囲気を作りやすくなります。会社の一部署やチーム単位での忘年会にぴったりの規模感です。

費用の目安は1人あたり5,000〜8,000円前後。居酒屋やレストランであればコース料理や飲み放題プランが多く、安心して予算を組めます。余興やプレゼンを予定している場合は、マイクやプロジェクターが使えるレンタルスペースを選ぶのも有効です。

この規模の忘年会は、特に駅近の人気会場が早く埋まりやすいため、人数が確定したらできるだけ早めに動くと安心です。

パーティハンターでは、レストランパーティー向けの会場を一覧で探せるので、中規模の忘年会にも活用できます。

レストランパーティーができる会場を探す|PARTY HUNTER(別サイト)

大規模(50〜100名程度)はホテルの宴会場や結婚式場がおすすめ

参考イメージ:ampersand By LAGUNAVEIL ATELIER

50〜100名規模の忘年会を予定している場合は、ホテルの宴会場や結婚式場がおすすめです。これくらいの人数になると、会場の広さだけでなく、進行を支える設備やスタッフの体制も重要になります。その点、ホテルや式場は音響・照明・プロジェクターなどが整っており、演出を交えたプログラムにも柔軟に対応できるのが魅力です。

費用の目安は1人あたり8,000〜12,000円程度。料理やドリンクの内容によってはさらに上がる場合もありますが、その分、華やかさや特別感のある会に仕上げられます。取引先や役員を招くようなフォーマルな忘年会にもふさわしい選択肢です。

ただし、大人数を収容できる会場は限られており、特に12月の週末は早い段階で埋まってしまいます。理想の会場を確保するためには、人数が見えてきた段階でできるだけ早く問い合わせを始めることが大切です。

パーティハンターでは、大規模パーティーに対応したホテルや式場の会場情報をまとめています。ぜひ活用してください。

大規模パーティーの会場を探す|PARTY HUNTER(別サイト)

超大規模(100名以上)は大宴会場や結婚式場、大型ホールの貸切がおすすめ

ampersand By LAGUNAVEIL ATELIER

参考イメージ:ampersand By LAGUNAVEIL ATELIER

100名を超える規模の忘年会では、ホテルの大宴会場や結婚式場、大型ホールの貸切が現実的な選択肢となります。この規模になると、会場の広さに加えて、ステージや大型スクリーン、複数マイクなど本格的な設備が不可欠です。また、当日の進行をサポートするスタッフ体制が整っているかどうかも重要なポイントになります。

費用の目安は1人あたり1万円以上になるケースも多く、料理や演出内容によってはさらに高額になることもあります。しかし、その分だけ非日常感を演出でき、全社員や関係者が一堂に会する大規模パーティーとして特別な時間を作ることができます。

この規模の会場は数が限られており、希望日時を押さえるのは非常に難しいのが実情です。年内に確実に実施するためには、できるだけ早い段階から候補をリストアップし、複数の会場に並行して問い合わせることが成功のカギとなります。

パーティハンターでは100名以上でのご利用会場も掲載しています。200名以上などご希望の人数から会場を検索していただくことが可能です。

100名以上可能な会場を探す|PARTY HUNTER(別サイト)

会場選びで失敗しないための確認ポイント

忘年会の会場探しは、条件が合う場所を見つけても安心はできません。 実際に利用してみたらイメージと違った、設備が足りなかった…という失敗は意外と多いものです。そこで、会場を決める前に必ず確認しておきたいポイントを整理しました。

口コミや利用事例

雰囲気やサービスの質を事前に把握できる

アクセス

駅からの距離や送迎の有無を確認

設備

マイク・プロジェクター・スクリーンなど必要機材の有無

飲み放題の有無

プランに含まれるかどうかで費用が変わる

キャンセル規定

直前変更に備えて必ず確認

下見の実施

広さやレイアウト、入口、スタッフさんの雰囲気などを直接チェック

まずチェックしたいのは口コミや利用事例です。ネット上の評価や過去の利用シーンを知ることで、雰囲気やサービスの質を事前に把握できます。次に、可能であれば下見に行き、広さやレイアウト、スタッフの対応を自分の目で確かめることも大切です。

また、アクセスや設備の確認も忘れずに。駅からの距離や送迎の有無は参加者の満足度に直結しますし、マイクやプロジェクターなどの設備が揃っているかどうかは進行に大きく影響します。さらに、飲み放題の有無やキャンセル規定なども早めに確認しておくと安心です。

こうした確認を積み重ねることで、当日のトラブルを防ぎ、参加者全員が安心して楽しめる忘年会を実現できます。

まとめ

忘年会を成功させるためには、何よりも早めに動き出すことが大切です。

個人の飲み会であれば直前でも会場が見つかることがありますが、企業規模の忘年会は人数が多く、希望条件に合う会場が限られています。準備を後回しにすると、アクセスが悪い場所しか空いていない、予算を超えるプランしか残っていない、といった事態につながりかねません。

今回ご紹介したように、事前に開催日時や人数、予算を整理し、規模に合った会場タイプを把握しておくことが第一歩です。そのうえで口コミや下見、設備やキャンセル規定の確認を行えば、失敗のリスクをぐっと減らせます。

少し早いかな?と思う段階から会場探しを始めることが、理想の忘年会を実現する最大のポイントです。幹事として自信を持って進行できるよう、早めの準備を心がけましょう。