パーティー会場に花を贈るには?お店探しや注文のコツ、花の選び方
2020/5/29
2020/05/29
パーティー会場に花を贈ろうと考えている、あなた。ぜひ読んでください。
この記事では、パーティー会場に花を贈る手順や、お店探し・注文するときのコツ、定番の花の選び方からライバルにちょっと差をつけるおすすめの花の選び方までをご紹介します。
Contents
パーティー会場に花を贈る手順
新店舗や新オフィスなどのオープニングパーティー、周年記念のアニバーサリーパーティーといった祝賀パーティーでは、木の立て札をつけたフラワーギフトを贈るのが一般的です。その晴れの場にふさわしい花を贈ることで、今後の関係を円滑にする効果が期待できます。
花の選び方の前に、まずはどういう手順で花を贈るのかを見ていきましょう。
パーティー会場に花を贈るまでの手順は次の3ステップです。
- 花の受け入れ可否を含めたパーティー会場の制約条件を確認する
- パーティーの重要度を確認し、予算を決める
- お店を探し、花を選んで発注する
① 花の受け入れ可否を含めたパーティー会場の制約条件を確認する
「花を贈りたい」と思っても、パーティー会場によっては、花の持ち込みを断られるケースがあります。
先方に迷惑をかけることのないよう、会場の花の受け入れ可否を含めた制約条件を確認しましょう。
具体的には、花の置き場所(屋内・屋外、会場の入り口付近か、スペースの余裕 など)、どのくらいのサイズのフラワーギフトまで対応可能か、花の搬入が可能な時間帯などです。
② パーティーの重要度を確認し、予算を決める
花の受け入れがOKで、会場の詳しい条件が確認できたら、あなたやあなたの所属する組織・団体にとって、パーティーがどれくらい重要なものかを確認します。パーティーの重要度が高いほど、会場スペースが広いほど、予算は多めに見積もった方がよいでしょう。
当然、金額が大きくなればフラワーギフトの大きさも大きくなるので、パーティー会場で目をひき、周りと差をつけることができます。
一般的にパーティーに送るフラワーギフトの相場は2万円〜5万円代です。「とりあえず贈っておこうかな」くらいの低めの重要度なら2万円代、「絶対に贈る!関係を深める!」というような高めの重要度なら5万円代と思っておくとよいでしょう。
③ お店を探し、花を選んで発注する
予算も決まったら、次はお店を探します。
花を決める前に先にお店を決める理由は、送料や配達区域が関係しています。
店と会場の立地によっては、配達区域外で断られたり、高額な配送料を請求されたりするケースがあるからです。
お店探しのコツ
あなたの所属する組織・団体に指定のフラワーショップがないのであれば、パーティー会場の近くに店舗のあるところで発注するのがおすすめ。
会場が近所であれば、配送料が安く済み、花も傷みにくいです。
しかし、会場から近ければ、どのフワラーショップでもOKというわけではなありません。
フラワーギフトは、アレンジメントによって印象が大きく変わります。
選ぶなら、ウェブサイトがあり、アレンジメントの見本ページを用意しているフラワーショップです。
あなたの仕上がりのイメージを伝えて、見本のアレンジメントからの変更指示に対応してもらえるか、大型サイズの花の場合、終了後の回収・廃棄に対応してくれるか、配送料はいくらか、この3つをきちんと確認し、信頼できる店を選びましょう。
お店に注文するときのコツ
注文するときは、フラワーショップに、次の5つをしっかり伝えると、失敗しません。
- 花を贈る目的、注文したいと思った花の見本
- 花の配送日時と場所、その他パーティー会場の制約条件(サイズなど)
- 予算
- 花の仕上がりイメージと、変更指示
- 立て札に書く内容
まずは、パーティーに贈るために注文したいこと、注文したいと思った花の見本を伝えます。
続いて、配送日時と場所、その他パーティー会場の制約条件(サイズなど)を伝えて、この時点で、フラワーショップ側は対応可能かどうかが判断できます。配送ではなく、あなた自身で会場に花を持ち込みたい場合は、取りに行く予定時刻を伝えましょう。
予算を伝えてから、花の仕上がりイメージと、変更指示を伝えましょう。予算内に仕上げることができるか、店が対応可能か判断し、場合によっては、より相応しい花の種類やアレンジメントの提案もしてくれるはずです。
そして、立て札に書くべき内容を忘れずに伝えます。
木の札にお祝い文言を赤字で、贈り先屋号と、贈り主名を黒字で記載するのが通例です。
立て札は縦書きのケースと横書きのケース、どちらもあります。
ケースバイケースで文言が変わる上、ほぼ間違いなくフラワーショップから確認が入るので、お店にお任せしてしまってよい部分です。
ただし、お祝い文言が問題ないか、贈り主名をどうするかの判断は迫られるので、立て札に書く内容をイメージしてから注文した方がよいでしょう。
満足のいく花を送るためには、フラワーショップとのコミュニケーションの手間を惜しんではいけません。
パーティー会場の条件別!定番の花の選び方
ライバルにちょっと差をつける、おすすめの花の選び方を知る前に、まずは定番をおさえましょう。
パーティー会場の条件別に、選ばれるフラワーギフトの定番を3つご紹介します。
フラワーアレンジメント(バスケットアレンジ)
花の置き場所が屋内の場合や会場のスペースに余裕がない場合はバスケットアレンジの花がおすすめです。
設置を考えて、花束よりは置き花のアレンジメントが定番。
価格は安ければ5,000円程度で、花の種類や大きさを追求すれば高くなります。
大きさは会場のスペースと相談が必要ですが、5,000円程度であれば、幅・奥行・高さ20cm以内のサイズが主流です。
会場に花を贈れないケースで、お祝いしたい対象人物の職場に贈りたいときにも、迷惑になりにくい最適な価格帯とサイズ感です。
胡蝶蘭(コチョウラン)の鉢植え
ビジネスシーンで迷ったらこれ。中でも「幸福が根付く」花言葉を持つ、白の3本立ての胡蝶蘭が定番中の定番です。
花が長持ちで、枯れないことから縁起がよいとされています。
一年中、入手可能で香りや花粉が少ないのも魅力。
価格は、本数と大きさによって変わりますが、2万円~5万円ほどです。
小ぶりなもので幅・奥行は40cmの高さ80cm、大ぶりなもので幅・奥行70㎝の高さ1mのものがありますので、花の置き場所や会場のスペースにあわせて選ぶとよいでしょう。
スタンド花
パーティー会場が店舗やオフィスなどで、移転や新規オープンなどその「場所」に関するお祝いなら、スタンド花がおすすめ。周囲への宣伝にもなります。
価格は、段数と花の種類、アレンジによって変わり、2万円~5万円ほどで、1段でも2段でも、高さは160~200㎝程度です。
選ぶ花の種類によって多少変動しますが、幅・奥行きも同じく50~100㎝前後です。
スタンド花は切り花で作り、日持ちしないので、ケースによっては店に回収を依頼します。
ライバルにちょっと差をつける!おすすめの花の選び方
通常、パーティー会場には、たくさんの花が届くもの。
定番の中でも、胡蝶蘭については差をつけることは難しいですが、フラワーアレンジメントとスタンド花のケースでは、ライバルにちょっと差をつける、おすすめの花の選び方があります。
おすすめの選び方の手順は次の通り。
- パーティーの主催・主賓について調べて、花のコンセプトを固める
- パーティーそのもののテーマをリサーチする
- 花のコンセプトとテーマを、デザイン・色味・種類などに落とし込む
パーティーの主催・主賓、そして、パーティーのテーマについて調べましょう。
花にこじつけられそうな名前や、色合いをコンセプトにして花を贈ると、普通にただ花を贈るよりもずっと「花を贈った効果」を最大限に引き出します。
例えば、主賓の名前が「ゆり」だから、ゆりの花を多く入れたアレンジメントにしてもらう、とか、ブランドカラーが青だから、青い色味の花をメインにしたスタンド花を仕上げてもらう、とか行った具合です。
花を受け取った側が気づいて、喜んでもらわないと意味がないので、ややこしい専門的なこじつけはおすすめしません。
例えば、主賓の誕生日を調べて、誕生花をふんだんに使ったとしても、主賓が花に詳しくなければ、あまり意味がないと言えるでしょう。
まとめ
パーティー会場に花を贈る手順は、花の受け入れ可否を含めたパーティー会場の制約条件を確認する、パーティーの重要度を確認し、予算を決める、お店を探し、花を選んで発注する、の3つです。
パーティー会場の近くに店舗のあるフラワーショップで発注すると、配送料が安く済み、花も傷みにくいためおすすめです。
胡蝶蘭など定番の花を贈るのもよいですが、パーティーのテーマにあわせたアレンジをすることで「花を贈った効果」を最大限に引き出すことができます。
あなたのセンスが光る花を贈り、大切な方のパーティーを盛りあげましょう!