コロナで表彰式はどうする?オンライン表彰式とリアル表彰式の違い
2020/12/1
2021/10/20
コロナ禍ではこれまでの常識が覆され、さまざまなイベントが中止や延期になっています。そのひとつが「表彰式」です。
表彰式では仲間の目の前で上司から堂々と表彰されます。これまでの頑張りと実績が評価される、晴れやかな舞台です。人生において、これほど第三者から分かりやすく褒め称えられるイベントもなかなかありません。
しかし、人が多く密集する「表彰式」は感染症対策の点で不安も多く、最近ではオンラインの表彰式を開く企業も増えています。
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コロナの影響で表彰式の中止・休止は全国的に著しかった
2020年現在、全国的に数々の「表彰式」が取りやめとなっています。「表彰式 中止」のキーワードでネット検索をすると、中止となった表彰式の名前がズラリ。
【2020年に中止・規模縮小となった主な表彰式】
表彰式の名前 | 主催者 |
令和2年度歯科保健事業功労者厚生労働大臣表彰 | 厚生労働省 |
優良PTA文部科学大臣表彰 | 文部科学省 |
第39回富士山学生書写書道展 | 毎日新聞社 |
2020日本パッケージングコンテスト | 公益社団法人日本包装技術協会 |
日本漢字能力検定 | 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 |
2020年度一般社団法人情報通信技術委員会 表彰式及び受賞者を囲む会 | 一般社団法人情報通信技術委員会 |
※一部抜粋、順不同
数々の表彰式の名前をながめていると、改めてコロナの影響の破壊力を思い知らされます。本来であれば、多くの関係者の前で褒め称えられる受賞者たち。
表彰式中止の知らせを聞き、「コロナだから仕方ない」「コロナだから行かなくて良かった」と自分自身を納得させたことは想像に難くありません。
式は中止でも、「表彰」自体がなくなったわけではない
コロナの感染症対策の観点では、一カ所に一同が集まる表彰式は密となるため、もちろん開催すべきではありません。
ただし、表彰者や業界・学校の発展、そして士気を上げるために「表彰」自体は続けられるべきと考える法人が多いです。
そのため、多くの組織は賞状と記念品を郵送し、表彰者の名前をホームページに掲載するといった通常とは違う形式でコロナ禍でも表彰をしています。
表彰を受けることで、人はモチベーションがアップし自己肯定感も高まります。そして、組織の士気が高まる・期間ごとの達成感が芽生える、というメリットがあります。
オンライン表彰式とは?リアル表彰式との違い
コロナ禍では表彰式をオンラインで行うという法人も一部みられます。
表彰する場所をオンラインのZOOMアプリやイントラネットで中継し、表彰者は画面にログインして、他の参加者の前で上司・役員から表彰されるという仕組みです。
ただし、オンライン表彰式はパソコンやスマホ上で参加するものなので、リアル表彰式と比べ臨場感・緊張感に欠けるというデメリットがあります。
また、立派な会場で表彰されている同期や同級生を見て、「いいな」と思い刺激になることはありますが、オンライン表彰式ではどこか他人事として捉えてしまうという傾向もあります。
そのため、オンライン表彰式ではリアル表彰式以上に視聴者を巻き込む工夫や進行が必要です。
コロナ対策万全の会場で表彰式をするという選択肢もある
コロナの最新情報は地域や時期により刻刻と変わります。地方よりも東京・北海道などの観光地の方が影響は多大です。また、平日よりも休日の方が必然的に人出は多くなります。
そのため「表彰式をいつどこでするか」といった意思決定は最新のコロナニュースを見ながら判断しましょう。
また、飛沫を防ぐため会食は控え表彰式だけにする、といった対応もコロナ禍では効果的です。
なお、当社直営のパーティー会場では、パーティー会場にお越しくださるゲストの方に安心して楽しめる環境を提供しています。オンライン表彰式にどうしても苦手意識がでるのであれば、コロナ対策をした会場を借りる、といった選択肢も一つの方法です。
こちらの記事では、実際にパーティー会場のスタッフがどのようなコロナ対策をしているかを詳しくご紹介しておりますので、ぜひご参照ください。
まとめ
コロナの状況を踏まえ、社内のイベントとして表彰式を見送るべきなのか、それとも人数を縮小して平日など混みあわない会場で規模を縮小して執り行うのか、表彰式の企画者たちは、その判断を冷静に行う必要があります。
もしも、総合的に判断し表彰式を行うのであれば、コロナ対策を万全にしている会場をおすすめします。