結婚式の二次会の会費はいくらにする?相場と金額の決め方を解説

2024/2/29

2024/02/29

結婚式の二次会の約7割が会費制で行われます。ゲストから受け取る会費の金額はどのように決めればよいのでしょうか?今回の記事では、結婚式の二次会の会費の決め方や相場、内訳について解説しています。

これから結婚式の二次会の準備を開始する方は、ぜひ参考にしてください。

結婚式の二次会の会費の相場は5000

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二次会の会費の相場は、5,0006,000円です。男女で金額差をつける場合、男性6,000円・女性5,000円が相場です。8,000円を超えると、高いと感じるゲストが多くなるため注意しましょう。二次会会場の種類や、食事の内容を考慮して、高くなりすぎないように会費を設定します。

地域別の二次会の会費相場

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結婚式の二次会は、地域によって会費の相場が異なります。金額を決める参考にしましょう。

【結婚式の二次会;会費の相場】

地域

相場

北海道・東北

3,5004,000

北関東

4,0005,000

首都圏

5,0008,000

北陸

6,0007,000

東海・甲信越

4,5005,500

関西

5,0007,000

中国・四国

4,0006,000

九州・沖縄

4,0005,000

【結婚式の二次会】会費に含める項目

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結婚式の二次会の会費として受け取る金額には、以下の項目が含まれています。

【結婚式の二次会:会費に含める項目】
  • 会場費
  • 飲食代
  • 景品・ギフト代

会場費

利用する会場の種類や規模によって、会費が異なります。最初に会場を決めてから、会費を設定しましょう。大体の予算や参加人数、どのような雰囲気の二次会にしたいかなどを考慮して会場を決めます。

レストランやバーなどの飲食店で二次会を行う場合、貸し切りのための追加料金がかかるケースがあります。事前に会場に確認して、早めに予約をしておきましょう。

飲食代

二次会での飲食代は、ゲストからの会費に含まれます。飲食代は、飲み放題の内容や料理のクオリティによって変わります。ゲストの会費をどれくらいに設定したいかを考慮して、飲み放題や食事のプランを選択しましょう。

会費と飲み物や食べ物のクオリティが合わない場合、ゲストが不満に思う可能性があるので注意が必要です。会場にどのようなプランがあるか、事前に確認しておきましょう。

景品・ギフト代

ゲームン景品やゲストに配るプチギフトの代金は、会費に含めて良い項目です。しかし、相場を大幅に上回る会費を設定すると、ゲストが二次会に気持ちよく参加できない可能性があります。会場代と飲食代を考慮して、景品の数やギフトの有無を決めましょう。

二次会に参加してくれた感謝の気持ちを示すために、プチギフトを新郎新婦の自己負担で準備するケースもあります。

【結婚式の二次会】会費に含めない項目

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結婚式の二次会に参加するゲストから受け取る会費に含めない方が良い項目は、以下の通りです。

【結婚式の二次会:会費に含めない項目】

・衣裳・装飾代

・ゲストのキャンセル代

衣裳・装飾代

新郎新婦が二次会で着用する衣裳や、会場の装飾代は会費に含めないようにしましょう。また、新婦のヘアメイクも自己負担で行います。結婚式の二次会の会費は、ゲストが飲食を楽しむ費用として考えましょう。

ゲストのキャンセル代

二次会に参加予定のゲストが来られなくなった場合、キャンセル代が発生する可能性があります。複数のキャンセルを想定し、会費を高く設定するのは避けましょう。

キャンセル代については、あらかじめゲストに周知しておきます。キャンセル代が発生する期間や料金を、案内に明記しましょう。やむを得ずキャンセルが発生した場合は、ゲスト本人または新郎新婦がキャンセル料を負担します。

ゲストによって会費に金額差をつけるケース

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結婚式の二次会では、ゲストによって会費に金額差をつけるケースがあります。

【結婚式の二次会;会費に金額差があるケース】
  • 男女で金額差をつける
  • 幹事とその他のゲストで金額差をつける

会費の金額差は、必ずつけるものではありません。新郎新婦で話し合い、金額差をつけるか、全員一律の会費にするかを決めましょう。

男女で金額差をつける

男性の方が女性より飲食をする量が多いと考え、金額差をつけることがあります。男性の会費が女性より1,000円ほど高く設定されることが多いでしょう。また、飲食の量だけでなく、女性のヘアメイクや着付け代が考慮され、男性より会費が低く設定されているケースもあります。

男女の金額差は、1,0001,500円ほどにとどめましょう。金額差が大きすぎると、二次会を心から楽しめないゲストがいるかもしれません。

幹事とその他のゲストで金額差をつける

幹事は、結婚式の二次会の準備だけでなく当日の司会進行や景品の受け渡しなどで、飲食を楽しむ余裕があまりありません。幹事の会費は、他のゲストより安い金額を設定したり、受け取らなかったり、というケースが多いようです。

しかし、幹事の会費の有無に関係なく、後日現金や商品券などを新郎新婦から渡し、お礼の気持ちを伝えましょう。

結婚式の二次会の会費を抑えるポイント

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結婚式の二次会の会費をできるだけ抑えて、ゲストに楽しんでほしいですよね。会費を抑えるためのポイントを知って、準備を進めましょう。

【結婚式の二次会:会費を抑えるポイント】
  • 景品やギフトの費用を新郎新婦で負担する
  • 会場の装飾や装花を披露宴会場から持ち込み活用する
  • 案内をハガキではなくWeb招待状を活用し費用を抑える

二次会に必要な経費が少なくなると、ゲストの会費を抑えられます。しかし、会費を抑えるために飲食のクオリティを下げてしまうと、ゲストの満足度が低くなる可能性があるので注意しましょう。

ゲストが会費を渡すマナーとポイント

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結婚式の二次会に参加するゲストは、受付で会費を支払います。そのため、会費を渡すマナーとポイントを知っておきましょう。

【結婚式の二次会:会費を渡すマナーとポイント】
  • 袋に入れず直接渡す
  • おつりが出ないように用意する
  • 二次会のみの参加はお祝い金を用意する

袋に入れず直接渡す

結婚式の二次会は、受付で直接会費を支払います。ご祝儀袋に入れる必要はなく、直接受付でお金を渡しましょう。二次会会場の受付では、担当者がその場で金額を確認します。ご祝儀袋や封筒に入れると、お金と取り出して数えるまでに時間がかかり迷惑になる可能性があるので、注意しましょう。

おつりが出ないように用意する

スムーズに受付を済ませるために、おつりがでないように会費を用意しましょう。二次会の会費は新札で用意する必要はありませんが、極端に汚れた紙幣は避けます。

二次会当日に現金が足りない、とならないように、事前に会費を準備しておきましょう。

二次会のみの参加はお祝い金を用意する

披露宴に参加せず二次会のみの場合、会費とは別でお祝い金を用意すると良いです。お祝い金の金額は5,00010,000円で用意しましょう。披露宴で食事をしたり、引き出物を受け取ったりしていないため、ご祝儀と同様の金額を渡す必要はありません。高すぎるお祝い金は、新郎新婦が内祝いを選ぶ際の負担になる可能性があるので、避けましょう。

お祝い金の代わりにプレゼントを贈る場合は、二次会会場で渡さずに後日郵送します。プレゼントの金額は、お祝い金同様に新郎新婦の負担にならない3,0005,000円で用意しましょう。

まとめ

結婚式の二次会の会費は、5,000円前後が相場です。相場から大きくはみ出ると、ゲストに「高い」と感じさせてしまう可能性があるので注意が必要です。

二次会の雰囲気ややりたい演出などを決めたら、相場に近い金額で会費を設定しましょう。