卒団式で行う余興を盛り上げるためのポイント

2022/12/21

2022/12/21

今までチームの一員として活動してきた卒団生を送る会である卒団式で、在団生や在団生の保護者は、卒団式を盛り上げるために、卒団生に向けた余興を行う場合があります。

チームを引っ張ってくれた卒団生へ、余興で感動を与えたい、盛り上がって欲しいなど、色々な想いを持って卒団式の計画を立てますが、何をしたら喜んでもらえるのか、子供でもできる余興は何かを知りたい人もいますよね。

今回は、卒団式で行う余興を盛り上げるためのポイントや卒団式に向けた準備などを紹介します。余興の一例も紹介するため、卒団式で余興を披露する予定の人は参考にしてみてください。

卒団式の余興を盛り上げるためのポイント

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卒団式の余興を盛り上げるためのポイントにはいくつかあります。

卒団生だけでなく、在団生の気持ちを考える必要があるため、卒団式で余興を披露する予定の人は参考にしてみてください。

余興に使える時間と披露時間を確認する

時間 時計

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余興を考える時、余興に使える時間と、決めたものにどのくらいの時間がかかるのかを確認しておきましょう。

余興に使える時間によって何を披露するのかが変わり、決めた内容が長くなってしまい、時間がオーバーしてしまう、飽きてしまう、などの可能性が考えられるためです。

ダンスなどを余興で披露する場合は5分程度、ゲームやクイズの場合は30分程度を目安にしてみましょう。ゲームやクイズも、長すぎると飽きてしまうおそれがあるため、「2~3種類に分ける」「個人戦やチーム戦にする」など工夫することが盛り上がるポイントのひとつです。

卒団生の年代に合わせた内容にする

余興は卒団生に対して披露するもののため、卒団生の年代に合わせたものを選ぶようにしましょう。

大人が楽しいと考えるものでも、卒団生の年代に当てはまらなければ、盛り上がりに欠けてしまうおそれがあります。

内容を考える際は、在団生に相談してみて、何が流行っているのか、学校で話題のものは何かなど、意見を聞いた上で決めるようにしましょう。

練習時間の確保をする

ダンスなどの団体で行う余興を検討している場合は、練習時間を確保しましょう。チームの練習や学校生活などの合間を縫って練習時間を確保しなければならないため、みんなが集まる時間は限られてしまうことがあるからです。

クイズやゲームなどの余興を行う場合も、段取りや各自の役割を決め、当日スムーズに進行できるように練習をしておきましょう。

低学年は保護者がフォローをする

低学年の場合は、保護者がフォローするようにしましょう。

低学年の子に無理にやらせようとしても、余興をやる気持ちが下がってしまったり、場の雰囲気が暗くなってしまったりすることがあるからです。

低学年の子は、練習の際にふざけてしまったり、ついていけなかったりすることも考えられます。

練習の時はできていても、本番で恥ずかしくなってしまうこともあります。

そのため、並び順、声かけの合図などを練習の際に行い、本番時でもフォローできるようにしておくといいでしょう。

やる側もみる側も不快にならない内容を選ぶ

余興を披露することにより、誰かが不快になるものは選ばないようにしましょう。

たとえば、在団生や卒団生のモノマネをする際に、自分たちが面白くても、モノマネをされた本人が嫌な思いをする可能性があります。

余興は、やる側が楽しくなるだけでなく、披露する場や誰に対して見せるのかを考えて、内容を選ぶようにしましょう。

卒団式で行う余興の一例

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余興を盛り上げるためのポイントを踏まえて、実際にどんなことをしたら良いのか、余興の一例を紹介しますので、余興をする予定の人は参考にしてみてください。

思い出しクイズ

スポーツチームに所属していたら、練習や合宿など、1年を通して家族よりも一緒に過ごす場合が考えられ、その分、思い出も多くなります。

その思い出をクイズ形式で出題し、卒団生に答えてもらう、もしくは実際にクイズの内容を実演して楽しむことも検討してみましょう。

チームに所属しているからこそできる余興であり、思い出を振り返ることができるという点が特徴のひとつです。

また、練習量も少なくて済むため、在団生の負担も軽減することができます。

思い出しクイズを行う際は、答えを書ける画用紙やノートと、マジックペンを用意しましょう。

実際に回答者用の物があることで、クイズ番組のような感覚を味わうことができるため、より盛り上がる場合があります。

〔例〕

  • 〇〇監督の好きな食べ物はなんでしょう?
  • 卒団生の〇〇君が〇〇大会で言った言葉はなんでしょう?
  •  〇〇大会後にみんなで食べた物はなんでしょう?
  •  卒団生の〇〇君はリフティングが何回できるでしょう?

完コピダンス

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余興の定番のひとつとして、みんなで練習した完コピダンスが挙げられます。

息の合ったダンスは見ていて感動するものになったり、その曲に合わせた衣装を揃えることで、面白さも生まれて盛り上がりにつながったりする場合があります。

完コピダンスをやる際は、練習が必要となります。中途半端なものでは、感動も面白さも生まれず、モヤモヤが残る余興になってしまうおそれがあるため、やるからには練習をすることが大切です。

また、披露をするのは在団生のため、在団生と卒団生が分かる楽曲を選びましょう。

ダンスは、全員が踊れるわけではないため、披露することに抵抗がある子もいるかもしれません。

嫌な気持ちで余興をすることにならないよう、子供の気持ちを第一に考え、検討してみましょう。

チーム対抗ゲーム

卒団生と在団生で勝敗を争うことも思い出に残る余興のひとつです。

真剣勝負ではなく、卒団生にはハンデをつけて試合を行うことや、所属しているチームの競技に関わらず、「障害物リレー」「スプーンリレー」「ジェスチャーゲーム」「椅子取りゲーム」などの定番のゲームで盛り上がることもできます。

ゲームは誰でもできるものやゲームの内容が難しくないものを選ぶことにより、低学年の子も混ざることができます。

〔例〕

  •  チームの競技で試合をする(卒団生vs在団生・大人vs子供)
  •  ハンデあり椅子取りゲーム(低学年の子は一回り小さな円を作る)
  •  モノマネジェスチャーゲーム(〇〇している〇〇、のように問題を工夫する)

卒団生と保護者の対決

スポーツチームであれば恒例とも言える余興のひとつが、卒団生と保護者の対決です。

現役でやってきた卒団生と、昔やっていたけど身体を動かす機会が減っている保護者の対決は、珍プレーが起きることもあるため、全員が盛り上がることがあります。

また、成長した子供の姿を実感できるということもあり、盛り上がる余興のひとつです。

応援している在団生も楽しめるよう、別の余興を行った後に、卒団生と保護者の試合を組み込むことや、トーナメント形式で在団生混合チームを作る、助っ人で監督やコーチをチームに入れる、などの工夫もおすすめです。

〔卒団生vs保護者の試合でのメリット〕
  •  保護者は子供の成長を感じることができる
  •  親子の思い出の1つにもなる
  •  試合後は寂しさも残る感動する試合になる
  •  卒団生は親の凄さや有り難みを改めて実感できる

卒団式の成功に向けて行うべき準備

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  • スライドショーやアルバムの素材を早めに集める
  • 会場を早めに決めて確保しておく
  • 監督やコーチにも協力してもらう
  • 感動する要素を入れる
  • 式の流れの確認や練習を行う

スライドショーやアルバムの素材を早めに集める

卒団式でスライドショーやアルバムを作成し、卒団生に贈る場合には、スライドショーやアルバムの元となる写真を早めに集めておきましょう。

卒団式の1ヶ月前に焦って準備をしても限られた写真しか集められず、中身が薄い内容となってしまいます。

卒団生に感動を与えるためにも、卒団式のことを予想して、1年前から写真をたくさん撮っておくことや、保護者に声をかけて写真を集めるなどの準備を行いましょう。

会場を早めに決めて確保しておく

卒団式を行う会場は早めに決めて、確保しておきましょう。卒団式が行われる時期は、他のチームと重なってしまうことがあり、会場によっては思うような卒団式ができなくなるおそれがあるからです。

卒団式の日程が決まったら、早めに会場の確保を行い、会場の設備等も確認しておくようにしましょう。

マイクやスライドショーの上映設備など、下調べを行っておくことで、何が必要なのかを早めに知ることができ、設備に合わせたプログラム作りも行うことができます。

監督やコーチにも協力してもらう

卒団式の内容が卒団生にバレないように、サプライズで準備を進めるには、監督やコーチに協力してもらいましょう。

とくに、余興の準備では、在団生の練習時間を確保しなければいけません。

ただし、不自然に在団生が残っていると、卒団生も気づいてしまうため、不自然な残り方にならないよう監督に協力してもらい、先に卒団生に帰宅してもらう、もしくはチーム練習の時間を早めに終わりにしてもらう、などの工夫が必要です。

感動する要素を入れる

思い出に残る卒団式にするには、感動要素を1つでも加えることを検討してみましょう。

盛り上がっている所に感動する要素が入ることで、思い出に残る卒団式にすることができる場合があります。

チームでの活動は、楽しく過ごした場所であると同時に、思い出の詰まった場所です。在団生からの言葉や歌、スライドショーは、思い出を振り返り、感動を誘うことが考えられます。

また、卒団生の保護者にとっても、子供の成長を感じることができる場合があります。

式の流れの確認や練習を行う

卒団式のプログラムが完成したら、流れの確認や進行の練習を行いましょう。

余興と同様に、プログラムがスムーズに進むことで卒団式を成功に導きやすくなる場合があります。

また、式の流れを確認することで、準備不足の物がないかを見つけることもでき、当日慌てる必要もありません。

余興を行う在団生にも、どのタイミングで余興を行うのかを指示することができるため、卒団式の予行練習という意識を持って、流れの確認を行いましょう。

まとめ

余興の内容にもよりますが、練習が必要になる場合があるため、卒団式の進行や流れの確認も含めてスケジュールの確認が必要です。

また、余興を盛り上げるためには保護者の力も必要となります。困っている子や、低学年の子にはサポートができるように準備しておきましょう。

他にも、余興を見る側もやる側も不快にならない内容であること、卒団生や在団生の年代に合わせた余興を選ぶことが、卒団式を盛り上げるために必要なポイントです。

思い出に残る卒団式にするために、チームみんなの力を合わせて計画を立てましょう。