謝恩会はどんな服装で行くべき? 40代編

2020/4/8

2020/03/23

40代は大人の上品さや落ち着き感が問われる年代です。

「トレンドを意識しすぎて若作りと思われたくない!」「でもおしゃれも楽しみたい!」 など服装選びで悩む方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、40代の方が謝恩会に来ていくべき服装を女性編と男性編とわけて解説していきます。

1.謝恩会の服装選び4つのポイント 40代女性編

まず、40代女性が押さえるべき4つのポイントはこちらです。

ポイント1 気になる体型をカバーできるフリルトップスやワンピースがおすすめ

ポイント2 ベージュやホワイトなど色は明るめをチョイス

ポイント3 スカートが苦手ならパンツスタイルでスタイリッシュに

ポイント4 小物アイテムで上品さや華やかさをプラス

(1)気になる体型をカバーできるフリルトップスやワンピースがおすすめ

40代の最大の悩みは体型です。

「ダイエットをしても若い頃のようになかなか痩せない!」と感じてる方も多いのではないでしょうか?

そんな体型をカバーするためにおすすめなのがフリルトップスやワンピースです。

「フリルがついていると可愛らしすぎてちょっと……」「キャラじゃないから無理」「年齢に合わない」と敬遠してしまう方も多いのですが、全体的にシルエットが柔らかめになっているために体型をカバーしやすく、比較的着用者を選ばず着やすい服です。

とはいえそのままでは寸胴体型に見えてしまうこともあるので、少しベルトでウエストを締めるなど、しっかりメリハリはつけておく必要があります。

ワンピースならリボンやベルトでウエストマークを高めにセットしておくと足長効果とアクセントを同時に狙えるので試してみるといいでしょう。

40代 ワンピース

写真では白のワンピースに黒いリボンのウエストマークでメリハリをつけています。

胸元の模様も年齢を思わせない可愛らしさがあります。

(2)ベージュやホワイトなど色は明るめをチョイス

40代になるとついつい地味な色をチョイスしがちになってしまいます。

しかし、顔周りにベージュやホワイトと言った明るめの色をチョイスすることで肌の色やくすみなどがカバーされ、全体として明るいイメージを与えることができます。

トップスにあまり明るい色を使うのが苦手なら、ストールなどの小物でカバーするのもアクセントになっていいですよ。

暗い色合いだとどうしても地味になってしまいがちなので、マンネリを回避するためにも思い切って明るい色を選んでいきましょう。

年齢によって似合う色は変わるものなので、昔は敬遠していた色でも合わせてみると意外に似合う色になっているかもしれません。

40代 青い服

シンプルではありますが爽やかな青が全体を明るく彩っています。

足元のゴールドも嫌味に見えず自然な感じにまとまっていてGOOD。

(3)スカートが苦手ならパンツスタイルでスタイリッシュに

「スカートは脚がきれいに見せられないので苦手」という話を聞くことがあります。

40代になって履くのが恥ずかしくなった、という方も多いですよね。

そういった方にはパンツスタイルをおすすめします。

一口にパンツスタイルといっても色々とありますが、おすすめしたいのはスーツとパンツドレス。

謝恩会会場には卒業式後直行する、という場合も多く、スーツスタイルは卒業式からそのまま着替えずに参加しても違和感がないので非常に利便性が高いです。

スラっと引き締まって見えるのでカッコよく見えるのがポイント。

パンツドレスはシルエットがふわっとしているので脚を見せずにスタイリッシュに着こなせるメリットがあります。ワンピースと同じく、ベルト位置を工夫することで足長効果を狙うこともできるなど、組み合わせのバリエーションが多いのも嬉しいですね。

40代 パンツスーツ

シンプルなパンツスタイルのスーツです。細身でスタイリッシュに見えるのが魅力的。

色合いは無難なグレーですが、胸飾りや首飾りでアクセントをつけています。

(4)小物アイテムで上品さや華やかさをプラス

全体的にシンプルになってしまう、というのが気になる方はそこに小物アイテムを足してアクセントをつけていきましょう。

スカーフやジャケットの他、カバンなども小物として活躍することが可能なので、ぜひ一度合わせて試してみてください。

小物なら少し濃かったり派手な色を足してもいいアクセントになることも多いので、この色は合わないな、という先入観を捨てて一度鏡の前で合わせてみる、というのが大事です。

40代 首飾り

シンプルなドレスですが大き目の首飾りがいいアクセントになっています。

色合いこそ地味な印象を受けますがなかなかのインパクトがあります。

2.謝恩会の服装選び4つのポイント 40代男性編

男性の服装選びの時に気を付けるべき4つのポイントはこちらになります。

ポイント1 ワイシャツの素材は綿をチョイス

ポイント2 サイズ感を合わせてカッコいいシルエットを作る

ポイント3 Vゾーンにこだわりを見せることで第一印象をかっこよく

ポイント4 小物アイテムでおしゃれ感をプラス

(1)ワイシャツの素材は綿をチョイス

ワイシャツはスーツの下に着るので一見目立たない気もしますが、実はここで妥協しないことがフォーマルな着こなしには大きく影響するのです。

仕事などで毎日着る分にはポリエステル混合やボタンダウンなどの機能性を重視したワイシャツでも構いませんが、謝恩会では「フォーマルにスーツを着こなす」のがポイント。

普段着ているようなポリエステル混合やボタンダウンなどの機能性を重視したワイシャツではVゾーンが崩れたりする単純なデメリットがある他、そもそもフォーマルな場にはふさわしくないとされるため、見る人が見れば「場にふさわしくない服を着てきた非常識な人」と見えてしまいます。

せっかくの謝恩会ですので、ワイシャツは綿100%のものを着ていくのがいいでしょう。

(2)サイズ感を合わせてカッコいいシルエットを作る

スーツはサイズによって見た目のシルエットがまるで変わります。

特にダボ付きは致命的で、特に腕周りに余計なしわが目立つので汚く見えてしまう上、シルエットも張りがなくくたびれた感じになってしまいます。

最近ではスーツも細身のものが増えてきているので、自分の体型に合ったものを選ぶか、フォーマルな場に着ていけるようにオーダーメイド品を一着作っておくようにしましょう。

また、長さにも重要な点があります。

袖口ではワイシャツの長さと組み合わせて、ちらっと袖からワイシャツが覗く位にセットするのがデキる男感を出すこだわりポイント。1cm程度袖口からワイシャツが出ているぐらいが理想です。

40代 スーツ袖

パンツ裾の長さにも要注意。パンツ裾が長すぎる場合は前側が靴にかかってたるんでしまうため、少し短めを意識してたるみがなくなるように調整しましょう。

裾が長すぎると靴のかかと部分が触れて汚れてしまったり擦れてしまう危険性も。

もちろん、短すぎて靴下が見えてしまうのもNGなので、ちょうどいい長さをしっかり考えてスーツを作りましょう。

(3)Vゾーンにこだわりを見せることで第一印象をかっこよく

スーツを着る際に意識しておきたいのがVゾーン。

顔を見るときに絶対に視界に入る部分なので、ここを意識しているとぱっと見の第一印象だけでもかなり違います。

特に気を付けるべきなのがネクタイ。スーツの色や柄とネクタイの色や柄のバランスに気を付けるのは当然ですし、結び方やネクタイの太さのバランスにも気を配るのがスーツを着こなす男の身だしなみです。

特にネクタイの太さはラペル幅に合わせるとカッコいいVゾーンになります。

ラペル幅太ければ太いネクタイを、細ければ細いネクタイを締めるのがVゾーン全体の印象を引き締めてくれます。

40代 Vゾーン

(4)小物アイテムでおしゃれ感をプラス

女性と同じく、小物アイテムを使うことでおしゃれ感をプラスし、他の参加者と差別化するのも大事なポイント。

とはいえ男性のスーツスタイルでは女性ほどおしゃれなアイテムを追加できません。

その限られたスーツスタイルのおしゃれの中では、カフスボタンは非常に有効な手段です。

スッと手を上げた際におしゃれなカフスがさりげなくアピールするのは非常に好感が持てます。

また、謝恩会のようなパーティーの場では胸元にチーフを指すのもいいアクセントになります。

謝恩会に限らずパーティーでは必須ともいえる使い勝手のいいおしゃれアイテムなので、数種類用意しておいて損はないアイテムだと言えます。

まとめ

謝恩会において、40代の女性は大人らしく、余裕を持ったファッションスタイルを見せるのがいいでしょう。

地味にしすぎるよりも少し明るめに、アクセントをきかせつつ体型を隠す方法を模索するのがポイントとなります。

男性はスーツで参加する方がほとんどになるため、他の参加者との差別化のためにシャツや小物アイテムでスーツスタイルのかっこよさを引き出すとよいでしょう。